人生: 過去ログ 2001年07月

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過去ログ 2001年07月

※下に行くほど新しい記事です。

2001.07.03(マンガ・アニメの話より)

すごく素直なつっこみ

 イギリスに死刑制度はないんですけど、いったいドイル君がされていたあれはなんですか。
なんというかあんまり誰もつっこまないんでかえって僕の知らないところでみんな気付いてて僕は遅れに遅れた感じのチェリーボーイという風情なんじゃないかと非常に不安にかられるんですけど。

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2001.07.04(マンガ・アニメの話より)

楽してモテモテ思想

 このページはもともとは「なんつうか素直に愉快なマンガとかそういうのの話を思う存分にしよう。このさい萌えとかそういうのもありで」とかいうコンセプトの元に設立されたんですけど、ふと気付けばしてる話といえばバキと夢幻紳士とジョジョという男っぷりあふるる取り返しのつかないラインナップになってしまっていた。ふと気付けば一面焼け野原。だいたい隅っこに描いてる速攻イラストのたぐいに至っては女性キャラ1人もいない始末。
 こんなことではいけない。理由はよくわからないんだけど、いけない気がする。そういうわけで、『ラブひな』(*1)の話をしよう。←物凄い素直なテコ入れ

 とかなんとか書いてますけど、実際ラブひなスゲエとか思いますよ。素直に。まあ実際のところろくに読んでないわけですけど。「えっ!? ラブひなのヒロインの名前って『ひな』じゃなかったの?」(*2)とかなんの作為もなしに言い切れるほどに読んでないわけですけど、しかしそれでいてマガジンを読む機会があればそのたび読むほどには読んでいるわけで、いったいどういうことだこれは。
 それであれですよ、ラブひなって新しい発明だと思うんですよ。なんつうかこう、新たな地平をひらいたマンガだと真剣に思うんですが。
 さえない男がとくに努力しないでモテモテになるマンガというのは前からあったわけですけど、このマンガの凄えところは主人公 (さえない男) が主人公=ストーリーの指導者として成立していなくても話が成り立つ、という恐ろしい発見をしてしまったところにあると思うのです。だってラブひなってそうですよ、おもに女子が主人公のことを慕って悶絶することだけで話が進んでますよ! むしろ主人公マジに登場しない回もありますよ! これはやはりマンガの表現世界におけるひとつの革命といえるだろう。リベロ革命ばりの。
 考えてみれば主人公 (さえない男) なんてものは読者 (さえない男) にとって別にどうでもいい存在なわけで、女子の悶絶部分だけ見てればそれで大いに満足だったりするわけですけれども、真剣にそれをマンガで実行に移す人ってはじめて見ました。神だよ!(思い切りのよさが)
 そういった点から考えてみると、『エイケン(*3)』なんつうのはまだまだ甘いと言い切れます。一見ラブひなのドすげえ拡大再生産として鬼レベルに達してると巷間いわれるエイケンですが、普通に主人公が出張ってるようではまだラブひなには勝てねえ。ましてこの主人公たるや普通にいい人であって、そこには「デキる男はモテて当然」という藤田和日郎的うしおととら世界観もなければ、「モテとかそういうの関係なしにエロ」という『オヤマ! 菊之助』が見いだした悟り (ダメな) にも達していない。もはやエイケンに未来はないと言っても言いすぎだが、まあそんな具合にエイケンはまだまだ青いと思うんですよ。虹色ラーメンの主人公くらい。スゲエよ俺 (えらそうで) 。

*1 『ラブひな』

週刊少年マガジンにおける、なんというかああいったものの最終形態。

*2 ラブひなのヒロインの名前って「ひな」じゃなかったの?

本気でそう思ってました。納得いかねえ!

*3 『エイケン』

『フジケン』とは関係ないらしい。同じ雑誌なのに。

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2001.07.10(マンガ・アニメの話より)

次の試合で君は確実に死ぬ!

 っつうか今週の『エイケン』。俺的なドスゲエ頑張りを見せて読んだわけですよ(*1)
 それで思ったんですけどこんなマンガ人間業じゃねえです。ロッキー4のドラゴ調にいえば、「奴は鉄でできているのか?(おもに作者の神経が)」とか。いやボロボロにけなそうとかそういうわけじゃなくってですね、素直にこの魂のはっちゃけぷりに感服し、そしてまあ実際あきれたわけですけど。
 今週号を読むまでの僕のエイケン知識をさらっと解説しておきますと (←うぜえ)、「主人公はいい人」「とりあえず巨乳をわしづかみにする (主に事故で) ことでストーリーが進行していた」「くまのぬいぐるみの中になんと美少女が!」「なんか巨乳の清純派ヒロインが、ええと、いるんですよね?」「高校が舞台と思われる」「見たことはないがポニーテールで巨乳の人 (not 清純派) が、重要なキャラらしい」「なんでも巨乳と占いになんらかの関係が?」などという、ろくにストーリーを追ってないっぷりが頂点に達した感じなんですが、なんでこの程度の情報の中に巨乳という言葉が4度も登場するんですか。
 そんなわけで読み始めた今週号。まず最初に僕が思ったのは、このポニーテールの明らかに間違った (色々な意味で) キャラクターは、なんつうのか何事だろう本当の話、ということだった。お笑いマンガ道場の富永一郎先生画かと思ったというのはいくらなんでも嘘ですけど、富永先生を思い出したのは本当です。つうか作為なしで素で思ったんですけど、このポニーテールの人はたとえば前回などに体形が極端に変わってしまう薬をうっかり飲んでしまったとか、ある種のそういった呪いをかけられてしまったとか、前回に。そういうキャラクターなんだろうかと思いましたよ。本気で。
 そしてストーリーといえば件のポニーテール女子による悪魔のささやき状の妄想だけで1話が完結してしまうというある種強烈な夢オチっぷり。というかこれは夢オチをいいことにタッチボイン状況を無作為に並べただけであって、ストーリーと呼んでいいんでしょうかこういうの。ス、スゲエ!
 いや冗談抜きで。だいたいこの手のモテモテ物というのはストーリーとかそういうのは本来関係なく、妄想の突き抜け具合を競うものといえます。言えるか? たぶん。そう、モテモテ物にストーリー展開だとかまともな恋愛観とか脱ぐなとかそういうことを要求するのは、いわばミステリ漫画に対して血わき肉おどるバトル (波動拳あり) を望むようなものであって、筋違いもはなはだしいと言えましょう。きちんとした事を言っているようで、とても失礼な事を言っている。
 そういう意味においてエイケンたるやどうだ。ストーリーとかそういうのはこのマンガに必要なしと断ぜられ、このなんつうかまさにダイアモンド(*2)。そんなジャック・ハンマーばりの凄まじい明日の捨てっぷりには素直に敬意を払いますよ僕は。払われても困るとは思うが。
 あ、そういえば『ラブひな』と『エイケン』の関係って刃牙とジャックの関係に似てねえ? 勇次郎が何になるのかはさておき。

*1 俺的なドスゲエ頑張りを見せて読んだ

読んでて猛速でページ閉じたい気持ちにカツを入れつつ。

*2 このなんつうかまさにダイアモンド

中途半端な引用具合。『グラップラー刃牙』ですけどね。

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2001.07.12(マンガ・アニメの話より)

いまブロスが熱い (熱くない)

 なにげなく読んだ今月のファミ通ブロス(*1)の比較的最後の方の読み切りマンガ。なにしろ適当にパラパラめくってたんでかなり意表を突かれたんですが、いきなり全裸で鎖に吊されてる美少年がいて、とりあえず本を閉じました。で、いったん表紙を見て「ああ、今読んでいるのはファミ通ブロスで間違いないのか」と納得してから読み返したわけなんだけど、それは実際すごい事になっていたのだった。
 明らかに確信犯的 (作者が) に美少年がさらわれ! 全裸にされ! 鎖につながれ! あげく怪物的ななにかにねちっこく体を触られて頬を赤らめる始末!(*2) 加うるに彼は渋めの私立探偵的な男と同居アパート二人住まいで、その徹底的なやり口にはショタ版オヤマ!菊之助の称号を与えるべきではないかと思うほどのナニでした。
 まあ僕と言えば美少年が多少脱いだところで喝采を送るほどのダメ人間ぶりを発揮しているわけですが、しかしこれはファミ通ブロスだ。ブロスにこういうのはアリなのか? おおいに間違ってるような気がするのは僕だけか? 関係ないですけどブロスって読み切りマンガ妙に多くないですか?

*1 ファミ通ブロス

雑誌名からは想像つかないが、マンガ雑誌。ゲーム中心で主にターゲットは小学生男子だったはずが、今月の表紙はなぜか田島昭宇。そんなことより自分で言うのもなんだが、これ「なにげなく」読むような本なんだろうか。

*2 頬を赤らめる始末!

書いてて嫌になってきた。

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2001.07.13(マンガ・アニメの話より)

 ヤッタゼ! もう第2部で終わりなんだと思ってた『BM -ネクタール-』の第3部 (完結編) がスタートしました! 一応言っておくと週刊チャンピオンで。ワーイ。今度はタフガイ風な新キャラ登場で、彼がいったいどういう (ブーちゃんとかぶらないような) 使われ方をするのか、これは純粋に素直な意味で楽しみですよ。
 とかなんとか自分の中でテンションが上がる一方なのでおもむろに単行本を全巻買ってみました。つうかまだ買ってなかったのかと思われるだろうが、まとめて読みたかったという僕の気持ちを君はわかってくれないのか。それでもって最近チャンピオンコミックスを平気で置いているという度胸満点本屋も発見したので速攻で1〜6巻購入してワーイという状況。まとめ読みできる幸せ! シーアーワーセー。
 という具合で至福の時間を過ごしていたわけですが、ええっ!? ちょっ、マジで、えっ? 第2部この6巻で完結するんじゃなかったの!? うそ? 7巻? つうことは第3部しばらく連載して話たまるまで7巻発売なし? ウワー! 僕第2部のラストの方読んでないんスよー!(なにしろチャンピオンがどこにも売ってないので)

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2001.07.14(マンガ・アニメの話より)

最後の夢幻紳士関連

 たぶんタイトルに反して最後じゃない。
 で、ついに『学校怪談』の9・11・12巻が届きましたフロムamazon.co.jp。詳しくは6月28日参照。つうか注文してから半月ばかりかかっているんですが。イヤー! 助ケテー! ←なんですか
 そんな具合で前回に引き続き至福の時間が到来しっぱなしなんですけど、それにしてもなんで11巻の夢幻君はこんなに嬉しそうなんでしょうか。巻末で作者の人も書いてますが。想像するにこれは(*1)こんなときでもないと呼んでもらえないし久しぶりに孫の顔が見れるしついでに釣りもここのところずいぶんやってないしでこの機会が嬉しくてしかたがなかったに違いなく、お、お祖父さんそんなカワイイことでどうするんですか! 素晴らしいですよ! この分なら奥様とも (家に帰らない亭主なりに) それなりに仲良くやっていたのではと思われて心配の吹き飛ぶものがあります。ちなみに僕の中では一応所帯を持っていたということになっているんですが。万歳。

*1 想像するにこれは

「この先は読み飛ばしていいです」の同義語。

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2001.07.15(テレビの話より)

負けるな僕らのV1

 『仮面ライダー アギト』楽しいデース! ワーイ!
 とかいう具合に毎週日曜の楽しみといえばアギト。加えて先週からは『パワーパフガールズ』(*1)も日曜日に移動しまして、今日ともなればビデオデッキ大稼働ぎみです。それというのも朝早く起きるのはつらいので。
 とにかく今回のアレといったら、アギト (翔一) がG3-X装着するという、氷川刑事(*2)凋落人生のファイナルのような展開なんですが、個人的には翔一版G3というライダーの二乗になった状態がとてもカッチョ良くて素晴らしいので、このままでも別にいいんですが。(ひでえ)
 しかしその一方で氷川ガンバレという偽らざる気持ちもあるわけで、氷川刑事には今後V1装着ということで頑張ってほしいっていうか。(どっちにしろひでえ)
 いやしかし実際アレですよ。アギト・ギルス・G3(-X)というトリプルライダーっぷりを見せているこの番組に、加えてさらにV1が主役級で登場してテトリスライダー(*3)ともなればそのカッコ良さはライダーの四乗ですなわち無限大という式が成り立つ (成り立ちません)。個人的には本当にV1がもっと出張ってくれた方が嬉しいので、氷川刑事にはぜひV1を装着していただきたい。そしてライダー四人で最後の敵を倒したりするのだ。いや、まあそれってアギトがG3装着してる段階で四人にはならないんですけどね。

*1 『パワーパフガールズ』

アメリカ人が生み出した凶暴なスーパーバカアニメ。自分の中ではシンプソンズを超楽勝で越え、ビーバス&バッドヘッドに迫る勢い。

*2 氷川刑事

落ち着いて考えてみると、主役の一人という立場にもかかわらず、作品中一番さんざんな目にあっているキャラクターでは?

*3 テトリスライダー

ダブル、トリプルの次はテトリスという誤解。

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2001.07.21(ゲームの話より)

買え! 力の限り!(←テーマソング)

 なんかもう昨今つねに何かが売ってない状態(*1)にあるという僕なんですけども、今日も今日とてゲーム買いに奔走しまして。そう、ファイナルファンタジーX(*2)。嘘。
 個人的にファイナルファンタジーには色々と痛い目にあっていて(*3)、あんまり欲しいという気にならない日々を送ってるんですけど、その一方でもうスンゲー遊びたくてしかし売ってなくてもう土下座しろというならします今スグ、というくらいのゲームがあって、そう、タクティクスオウガ外伝。これは本当に。いやどうも入荷して即売り切れてるらしくって。どこの店でも。そんな売れるような種類のゲームなのか? とか若干思うんですけど。いや、いい意味で。
 で探しに探して、なんかゲーム売ってそうなところはヨドバシカメラから場末の中古ゲーム屋、はては近所の電気屋までめぐりにめぐって都合13店ほど行ってきまして、途中自分はいったい何やってるんだろうという気持ちに真剣になったんですけど、最終的に150%小学生低学年以下をターゲットにしてると思しきファンシーなおもちゃ屋で発見しました、タクティクスオウガ外伝。やっぱりどう見てもお子様向けのゲームじゃないし、余ってたんでしょうか。とにかく僕がアメリカ人だったら絶対その場でビンゴォ!とか叫んでたっつうくらいの喜びとともに購入。
 それで以降はなんか時間があいたら即プレーっつうか、むしろ時間の方を無理にでもあけて即プレーっつうぐらいのプレーぶりで、ああ僕は本当にこの手のちまちまとした画面でちまちまと敵を倒すゲームが好きなんだなあと納得しました。

*1 何かが売ってない状態

間違った日本語。

*2 ファイナルファンタジーX

この数日前が発売日だった。

*3 色々と痛い目にあっていて

あくまで個人的な話なので安心してください。

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2001.07.25(テレビの話より)

つまり

 『仮面ライダー アギト』のあらすじは、「みんな津上翔一 (アギト) に関わってしまったがために人生をおおいに狂わされる」ということでよろしいでしょうか?
翔一と出会ったキャラは全員 (美杉一家を除く) それがきっかけで人生をふみはずしていくように思うんだが、どうだろう。今週は北条まで……。

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