人生: フロントミッション(まとめ読み)

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フロントミッション(まとめ読み)

スーパーファミコン用

※下に行くほど新しい記事です。


目次から...

2002.05.05(フロントミッションより)

まえがき

 「ドラクエ日記」というのを、ちょっと前に一度やったことがあって、あれはとても面白かった。いや、読者にとってとかじゃなく、書くのが。自分で。
 ああいう連続もので何か書きたいという気持ちはあるものの、じゃあ何をテーマに毎日書くかっていうとこれがあまり思いつかなかったのだった。そんな具合で更新がとどこおる日々は続くのだった。(書きたいことがないわけじゃなくて「明日でもいいや」という見事な夏休み感覚の結実)
 で、ゲーム日記をやってみることにしたわけです。別にふだんゲーム毎日やるわけじゃないですが、ゲームをやりたい気持ちは十分にあるのです。ちょっと遊ぶのがおっくうなだけで。……今思ったんですが、これは「モテないんじゃなくて出会いがないだけだ」という理屈とどことなく似ていますが、気にしないことにします。
 つまりこういう日記形式にしておくと、毎日ゲームをやるという一種の義務感が発生して毎日ゲームを遊んでウハウハになれるという驚きのシステムなのです。実際の話、前の「ドラクエ日記」やってなかったら確実にドラクエ7途中でやめてたと思いますよ、自分で。
 なんだかわかったようなわからないような不思議な理由でしょうが、というのも書いてて自分で心底変な理由だと思ったからなんですが、まあそんなわけで始まるわけです。ゲーム日記が。

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2002.05.06(フロントミッションより)

記憶をたどってみる

 というわけで始まったゲーム日記、第1回はいきなり『フロントミッション』ですよ。『3』(*1)でも『2』(*2)でも『オルタナティブ』(*3)でもなく、スーパーファミコンのゲームときた。どうかと思う。
 しかしこのゲームは名作だと思うのだ。ちょっと言いすぎた。えーと、個人的に好きなのだ。適度なヌルさと戦闘メカ心あふれる世界観と遊びやすさがたまらんわけですよ。どうかわかってくださいここはひとつ。
 で、発売当初ワーイつって遊んでその後半年くらいしてワーイつって遊んだらあるステージでものすごい反則ぎみな負け方をしてなんか心底ガックリきてそのままになって、時は流れ2002年。ここ数ヶ月また最初から遊びだしているわけなんですけども。
 ちなみにまた遊びだしてから、またしても今日にいたるまで1ヶ月くらいの間、放り出していたりもします。別につまらなくなったわけでも、反則ぎみにやられたわけでもなく、単純にただなんとなく。
 いつもの調子ならこのままやらなくなって別のゲームをはじめそうな雰囲気なんですが、せっかくゲーム日記始めるんだしいい機会だから終わらせてやろうというのが今回の趣旨です。ナイスアイデアの洪水。

 ところで、いま僕は何をしているんだったろうか。
 思い出せないのだった。困ったことに、1ヶ月放っておいたら忘れてしまったのだった。ロイド (主人公) を徹底的に強くしていたことは憶えている。もう闘技場に行ってどんな強敵を相手にしても賭け率が1.01倍という超本命になってしまって、というかこれは賭けが成り立たないのではないのか、なぜこんな状態で大観衆の歓声SEが鳴るのか、とか思うほどに強くなっていたのだった。ついでに副官のナタリーとナンバー3的位置付けのサカタも同じくらい強力に育て上げていた。それも憶えている。
 ストーリーはどうだったっけ。たしか休戦協定を結ぶか結ばないかとかそんな場面だったんじゃないだろうか。ちなみにゲームをやっていない人には、それってもうゲーム終盤じゃないかと (1年戦争気分で) 思いかねないでしょうが、このゲームでは休戦協定を結ぶあたりで折り返し地点といった具合でした。たしか。むしろそれまでの、こうゲームとしてギリギリレベルで強烈な地味ムードを物凄い勢いでくつがえす急展開がこの先に待ち受けていたと思うんだけど、違ったかも。
 という、たしかそんな具合でした。ということはこれから (今までも面白かったけど) バンガバンガ面白くなってくるような場面ということでしょうか? しかも主人公はすでに反則レベルで強くなってるわけで、この先ウハウハにも程があるような展開なんでしょうか?

 ええと、とりあえず電源入れてみればいいのか。

*1 フロントミッション3

プレステ2で発売されて、評判は決してよくなかった。

*2 フロントミッション2

プレステで発売されて、評判は非常によくなかった。

*3 フロントミッション・オルタナティブ

プレステで発売されて、評判は当時よくなかったが、後にその珍奇なコンセプトが再評価された。

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2002.05.07(フロントミッションより)

挫折

 さーてじゃあ今日も一丁かるく行ってみますか的なノリでスタートボタンを押したところ、前回セーブし忘れてたことが判明。

 ヤル気が心底失われました。
 というか、だ、ダメだ俺! ふつうセーブし忘れないだろう!
 むしろ自分でも不思議です。セーブしないで電源切るって、まあ、ちょっと前にも一度ドラクエでやったことはあったけど、そうそうやるもんじゃないと思うんだけど。
 それにドラクエの時だったら電源切った直後に間違いに気付いたくらいで、なんつーかウッカリしてました、俺! とさわやかに手を頭の後に置きつつ言えるほどに状況がはっきりしていたんだけど、今回たるや電源を入れてロードしてみて初めて異常に気付く始末。むしろセーブしたような気がするんだよなー、カートリッジが壊れてんじゃねえの? とか言いだす始末。しかしそういうあらぬ疑いをかけるとゲーム様が怒ってセーブデータが飛んだりするので(*1)、今のはなかったことにします。

 そんな具合で始まった直後に暗雲たちこめるゲーム日記。ああーというかなんかーもう正直昨日突破したマップをまた今日同じパターンでやり直すのって本気でつらいんで、今日はもう寝ます。

*1 ゲーム様が怒ってセーブデータが飛んだりする

民間信仰。

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2002.05.08(フロントミッションより)

まあいつも通りの展開

 今日は『SDガンダムフルカラー劇場』の4巻を買ったのでそれ読んでる間に眠くなったのでゲームはお休み。(←このあたりがいつも通りの展開)
 昨日の心の傷がまだ癒えてないという面もあるわけだしさ。そうやって自分を納得させるテクニックにも長けてきましたよ?

 で、ガンダムマンガとか読んでて思ったんだけど、ガンダムの中でもとりわけザクから猛烈に発散されるあのミリタリーオーラの正体はなんなのだろう。とか思ったり、そしてフロントミッションから発せられるミリタリー臭もちょっと気になる、とか一応ゲームの話とからませてみたりもするんですよ。
 いや実際フロントミッションのメカデザインって実は単体でみるとあんまりミリタリーっぽくないっていうか、主に脚パーツと腕パーツのデザインとかバランスが軍事っぽくないんですけど。しかもボディから脚までプリソメア系(*1)で統一した日には、おやおやどこの宇宙刑事さんのおでましですか的なことになるくらいで。でもそれにしちゃ全体で見たときフロントミッションのメカってミリタリーっぽいよなあ、とか思ったんですが、要するにあれです。武器だ。
 そうなんですよ。ザクがなんでミリタリーっぽく見えるかっていうと顔がガスマスクみたいとか背嚢みたいの背負ってるとかそういうの以上に、ザクマシンガン(*2)持ってるからなんですよ。あれ持ってたら、そりゃミリタリー以外の何者でもないですよ。グフがミリタリっぽくないのは機関銃がないからなんですよ (グフカスタムを除く) 。ドムはジャイアントバズとかラケーテンバズとかシュツルムファウストを持ってるのでなんかミリタリっぽいわけですよ。ザクマシンガンをジェニー人形が持ったらその瞬間G.I.ジェーンを思い起こさせることうけあいですよ。←がっかり
 つうか実際、得物のデザインをできるだけSFチックじゃなく、むしろ人間用の武器をスケールだけ大きくしたようなブツにして雰囲気出すっていうのは、ある種メカデザインの常套手段だよなーとか急にいま気がついたわけですが、そういうわけでフロントミッションのメカもショットガンとかマシンガンとか持ってるあたりがミリタリーだと、僕は言いたいわけです。だからどうっていうことでもなしに、とりあえず思いついたんで。

*1 プリソメア系

いちばん格好いいが、このパーツを売っている店ではたいていこれより強いパーツも並べて売っているので、おおむね使えないことで有名なパーツ。

*2 ザクマシンガン

ザクが装備するからザクマシンガンっていうのは、凄い。

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2002.05.09(フロントミッションより)

実験

 同じマップを同じ戦術で二度やるのもなんなので、ためしにうちの最強 (むしろバランスを悪くしている) 三人衆ロイド、ナタリー、サカタを突出させて敵陣を総崩れにさせてみることにしましたよ。
 で、結果。やっぱり無理。

 いや一応マップクリアはしましたが、かなりギリギリでした。ロイドの機体がボディのHP残り4まで削られました。その時点になってそういえばこのゲーム、他はともかく主人公 (ロイド) の機体が壊れたらその瞬間にゲームオーバーだったと思い出して必死になり始めたんですけど。
 近接戦闘だったらけっこう相手の攻撃避けるわ攻撃力にモノ言わせて破壊するわでいい調子なんだけど、やっぱりあれだ、敵のミサイラーに狙われるとどうしようもないや。このステージの敵は三連装のロケットランチャー使ってくるから、一発目をシールドで防御しても二発目・三発目は直に食らってけっこうな大ダメージ。こっちもミサイルで敵のロケットランチャーを狙うんだけど、相手は両肩にランチャー持ってるから、1ターンでは片方だけ破壊するので精一杯のこっちには分が悪すぎるのだった。
 という実験を経て、やっぱりこれはアレだな! もっとロイド達を強化しないとダメだな! と誤った方向に決意。どんなミサイルが飛んでこようが余裕で避ける敏捷さを。当たっても楽勝で小ダメージですます防御力を。いくら削られても平気なHPを。誇らしげに言うのならばきっとそういう事なんだろう (民夫) 。
 まあ現実的に売ってる武器にも限度があるので現状ではややムリ気味なんだけど、気持ちだけはいつも前を向いていきたい。いったからどうなるというものでもないが。

 このように、何の価値もない実験をして今日という日は過ぎていくのだった。

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2002.05.11(フロントミッションより)

これまでのあらすじ

 例によって金曜日休んだ。
 なぜか知らないが、金曜日はいつもダリーとか言いだして速攻寝たりするのだった。前のドラクエ日記のころからそうだ。そういうのが定番パターンだったのだ。必勝コースだったのだ。バッドエンド直行だったのだ。←それはなるほどだめだ
 で、今日は今日で朝から美容院行って目がショボくれて(*1)ちょっとフロントミッション的にはつらいものがあるのだった。いやマジで細かいフォント使ってるゲームなので、普通のゲームよりか目が疲れるんですよ。
 で、今日はとりあえずちょっと戦闘に入ってしかしうまいこと行かなくなって中途セーブしてやめたのだった。総プレイ時間5分くらいだった。

 だからといって書くことがないわけではあるまい。というか今気づいたけど、ここまでのストーリーをまったく書いていないじゃないか、この日記。これでは読者の人になにがなんだか分からないのじゃないだろうか。そこで今日は特別編として、これまでのきわめて大ざっぱなあらすじを、しかも未プレーの人に配慮して肝心の部分をぼかして書いてみるのだ。人間できることとできないことがあると思う。

 なんかハフマン島というところで戦争があって、ロイド (主人公) は……えーと、正式名称を忘れたけどアメリカ的な軍隊 (←だいなし) に所属して恋人カレンと一緒に作戦行動に従事するオフィスラブぶりを見せつけていたのだった。しかしドカーンとかなって (適当) カレンは死亡。ロイドはなんだかんだで傭兵になるのだった (ここまでオープニング) 。
 戦争の犬たちとしてオールバックグラサン (軍の雇い主) に言われるまま補給路を断ったり砦を突破したり掃討作戦を手伝ったりしてるうちに、なんかカレンにまつわる新情報 (これ以上は言えない) を入手したりして、ふと気付けば終戦協定。でもなんか終戦反対のテロリストがいるらしくて、僕らは今度はテロリストを追いつめてますよ? という日々。
 と書いてみたら、たった数分のオープニングと、十何時間くらいはやってるはずのゲーム中の描写がほぼ同じ分量ということに気付いた。
 そうなのだ。このゲームは (特に前半) ほとんどストーリーが進行しないのだ。そもそもキャラクターのセリフ自体が極限までに少ないのだった。一番よく喋るのはおそらく例のオールバックグラサンだ。それというのもブリーフィングで「これが今回の敵だ」的なことをべらべら喋るアレが比較的凄い文字量なのだった。むろんストーリーにはまったく影響しないのだが。
 他のキャラに至っては仲間になる前にこう、出会い的なシチュエーションがあってそこで……10言ぐらい喋るんじゃなかったっけ? その程度で終わるのである。その後だんまりを決め込むのである。おおむねそんな調子である。
 これがたぶん良いのだろうと僕は思う。
 このゲームでは無駄にだらだらした会話をしない。それがこのゲームのハードボイルド的なイメージを高めているのだ。いや、まあ想像では。
 変なギャグが入ったりしないし (まあ、滅多には)、不自然にドラマチックな筋書きがあったりもしない。そもそも喋らない。だからこそ、美人副官のナタリーが「あんな風に愛されてみたいものね」とかぽつりと言ったりする一言が重く響いたりするのだ。第一ほとんど起伏もなくひたすらに黙々とミッションをこなしていくあたり、実に戦争の犬っぽくてカッコ良いわけですよ僕的には。
 で、前半でそれだけ雰囲気をバッチリ作った後だけに後半の怒濤の展開が際立ってくるとか、まあそんな具合だったはずだ。記憶では。
 そうだ、その怒濤の後半に突入するキワに今入っているのだ。テロリストを追いつめているのだ。このテロリストが実は我々の知らないある重大な事実をつかんでいるのだ。以下次号。

*1 美容院行って目がショボくれて

パーマ等の薬品とか、明らかにふだん使ってないタイプのどぎつい整髪料の匂いで。

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2002.05.12(フロントミッションより)

選手生命

 なんか右ひじが真剣に痛くて、正直びびってるんですが。

 で、今日はけっこう色々あったんだけど、詳しくは次回。

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2002.05.13(フロントミッションより)

選手層の薄さ

 いよいよ急展開である。
 ゲームとしてちょっとギリなレベルで地味 (ウィザードリィとかは除く) にミッションを黙々とこなしていた我ら特攻野郎Aチーム (雰囲気) であるが、例のテロリスト集団のアジトを撃破して敵首魁をなんかこう、アレした(*1)ところ彼の口から思わせぶりな一言が!
 そしてまたたく間に、これまでなんつうか明らかにいわくありげだった某組織がやっぱり大変なことになっていることが判明。そしていかにもいわくありげだった某キャラクターがやっぱり深くかかわっていたことも判明。未プレーの人のために核心にふれない書き方をしていますが、こんな昔のゲームで隠すこともないんじゃないかとも思いますが、まあいいや。
 そんなこんなでこれまでいくつもそして細々と張られていた伏線が突然一気に機能して、大いにショッキングな真実が明らかになり、そしてえーとまあこれは言っちゃっていいだろう、ロイドが軍を離れることに! いやまあ1人では行かせないぜ的な展開でみんなついてくるんだけど。ズラズラと。
 とは言え、副官のナタリーや最初期からの部下であるキースとJJはチームから離脱。こう言っちゃなんですがどうせ後からまた仲間になるのはみえみえですが (これが2度目のプレーでなかったとしても) 、しかしこれは痛い。というのも、ナタリーもキースもうちのエース的存在だったので。
 ナタリーは副官というポジショニング上、主人公であるロイドとほぼ同じ装備をさせている。この装備というのが両肩にそれぞれミサイルランチャー、両手にはショットガンとマシンガンを一挺ずつというヤル気満点の重量級装備。しかもレベルを上げまくって遠距離・近距離両方イケるキャラに仕立て上げてまあいわば烈海王(*2)ぐらいには強くなっていたのだった。一方キースも遠距離攻撃に特化した見事なスナイパー (武器はミサイルだけど) となっておりこれまた愚地独歩なみの強さを誇る若手のエース。あとJJは、まあそれほどがんばって育てたわけでもないので鎬昂昇ぐらいに強かった。そんな具合のこの連中がチームを抜けるということは、すなわち最強死刑囚に勝巳1人で立ち向かうも同然。か、勝てねえよ!

 なにしろあの3人が抜けると大変だ。今まで二軍的存在でちょっと攻撃したら後にひっこんで、とかやってたキャラにがんばってもらわないといけなくなる。具体的にはアルダー (血気盛んなおじいさん) とイーヒン (ダメ弟) とポルンガ (燃える現地人) なんだけど。ちなみにさらに三軍的存在でもう戦場に存在するイコール死を意味するようなモーリー (そもそも仲間になった時のレベル低すぎおばさん) とかもいますが、ぎりぎりこいつは使わずにすんでいます。
 そんな死出の旅路的な状態でドッカンドッカンやってたわけですが、まあ悲惨な状態になりながらもどうにかステージクリア。今度は謎を解く鍵を見出さんとばかりに比較的あてのない行軍に出動しようとしています。

*1 アレした

別に隠しているわけではなく、今思い返しても別に捕まえたとかではなく、いやでも勝ちはしているんだけど、どういう状態なんだろうあれは。

*2 烈海王

今回、『バキ』読んでないと意味のわからないたとえが頻発していますが、わからなくても問題ないです。

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2002.05.18(フロントミッションより)

おなじみ羅列

 風邪ひいた。
 こんなのはもう以前のドラクエ日記のときで十分わかっていることである。風邪はひくものなのだ。ひいたら数日はゲームも何もあったもんじゃないのだ。やってられねえのだ。あーもう頭痛い。
 とかやってて風邪もようやく治ってフロントミッションやってたら、もう外出れないしヒマだしっていうんで思いの外ストーリーが進んでもう書いてられないや、病気明けで疲れるし。とか思ったので例によって羅列します。

 選手層は相変わらず薄いままなので時々機体ごと破壊されたりしつつ、まあ主人公以外は破壊されようがゲームは続くしキャラも死んだりしないで次のマップからまた何事もなかったかのように現れるしどうせ破壊されるようなのはそれほど強くないユニットなのでどうでもいいしでそのまま続行したりしつつ、重要な存在と思われるあいつを撃破しつつ、主人公の恋人に関する2度目のプレーなのでわかっていてもやっぱりショッキングな事態に「ああ〜」とか思いつつ、それにしても今自分たちはどこにも雇われていないはずなのに敵撃破ボーナスが支払われるのは一体どういうからくりなのかと疑問に思いつつ、なんとなく手を組みつつあるテロリストグループから出資されてるのかしらと思うもののその資金源ってどこなのかこのゲームでフォローされてない気がするんだけど、まあいいかと思いつつ、やっとエース連中が戻ってきてくれつつ、しかし装備が古いままな上に武器屋が店じまいをしてしまったので弱いままでやりくりしつつ、とはいえ手駒が揃うとやっぱり楽で遠距離攻撃でまず敵の両腕を破壊して武装がなくなったところを近距離攻撃チームがバンガバンガ粉砕するコンボだけでほとんど無傷で突破しつつ、とにかく例のヤバい研究の証拠を見つけようと特攻野郎Aチームばりに地下にもぐったかと思えば次の瞬間には敵に包囲されてそれはないんじゃないのかと思ったりしつつ、現在その敵を突破しようとしているところです。

 あと補足。前回アルダーのことを「血気盛んなおじいさん」と揶揄しましたが、実際のところアルダーはいい人なので好きだったりします。ただ育て方を間違えただけで。右手に格闘武器、左手に近距離武器っていうのは、ありゃあ、だめだ。

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2002.05.19(フロントミッションより)

気がつけばもうこんな時間

 どうもそろそろ大詰めのようだ。もうちょっと長く続くようなつもりで遊んでたんだけど、どうやらこれは大詰めのような気がする。それというのも空港にやってきたので。
 もう前回クリアした流れとか全然憶えてないのでまったくの想像だけど、どうもこれまでの話の展開で空港にやってきたというのは、つまり飛行機あるいはそれに類する手段でかなりの長距離を移動するわけで、話がここまで進んだ上で舞台が変わるということはそれすなわちクライマックスであると思われる。
 あ、そういえば今ストーリーがどのあたりなのか書いてなかった。具体的なところをぼかしながら言うと、家族愛があったり家族愛がなかったりしたところだ。全然なんの説明にもなっていない。とりあえずアレだ、「現状いちばん悪そうな人物」が現れたところだ。この人物には家族愛がないのだ。だいたいそんなところだ。
 実際、このあたりで大詰めになっていないとおかしい気がする。なにしろいまや我らが特攻野郎どもの実力たるや『ブラックホーク・ダウン』(*1)の開始10分後くらいのアメリカ軍なみの強さになっているのだ。
 このゲームの場合、レベルが上がるにつれスキルを憶えるようになっていて、このスキルがとにかく役に立ちすぎというぐらいに役に立つ。たとえ敵のパラメータが異常に強まっていようが、Guideスキルで遠距離から腕などをピンポイントで撃ち抜けばこっちは無傷で簡単に無力化できるし、SpeedとSwitchを持ったキャラならかなりの大ダメージを1ターンで与えることも可能だ。
 で、うちの特攻野郎ども (←もはや公式名称に決定) はいわばスキルの百貨店と言いきれる具合にスキルを取得しまくっていて、その無敵ぶりたるやムテキング以上という噂。ムテキングって?
 そんなわけでこれから空港を制圧するのだ。いよいよエンディングに向けてストーリーは加速するのだ。たぶん。だいいち記憶によればラストバトルはかなり短かった気がするし。

*1 『ブラックホーク・ダウン』

メチャ強いアメリカ軍が悲惨な目にあう戦争映画。

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2002.05.19(フロントミッションより)

終わり良ければ全て良し

 終わったー。
 予想通りというか、空港を突破した後にラスボスステージに突入。思っていたよりも手応えのあるラストバトルを経由して無事にエンディングを迎えました。

 いや、というかもうフロントミッションのエンディング良すぎ。
 正直どんなエンディングだったか完璧忘れてたんですが、こんな良いエンディングだったなんて。詳しくは言いませんが。
 とにかく戦場物の雰囲気出すことを真剣に考えて演出作ったゲームなんだなーとあらためて思いましたよマジで。もうエンディング激シブ。映像といい音楽といい理想的なラストでしたな。音楽泣けたねー。格好良かったねーエンディングテーマ。それに絵の使い方がうまかったねー。スーファミの限られた描画機能を逆手にとったいい演出でしたよー。ストーリーも世界が平和になりました話じゃなくていい感じでしたよ本当に。『フロントミッションシリーズ・ガンハザード』なんかは本当に世界に平和が唐突に訪れて、これはいったいどこのファンタジーRPGですかという感じだったから、いやーやっぱり初代フロントミッションは偉いわ。その上エピローグでもうひと泣かせきた日にはこのゲームを思わず全肯定ですよマジな話。

 バランスがヌルすぎとか装備の幅が少なすぎとか、ユーザーインターフェイスがときどき変とか、システム上変わった育て方をしづらいとか、あとラスボス戦のチューニングしてないだろうマジでとか色々問題点のあるようなゲームではあるんですが、やっぱりこのラストっつうか、オープニングからエンディングに至るまできちんと真面目に渋い戦場物として、それでいてエンターテイメントとしてヒキの強い話をきっちり作ってるわけで、あーもう全部可。やり直して良かったー。エンディングまでやってマジ正解。


 さて、こうしてフロントミッション日記は無事に終了したわけだが、次は何をしたものだろうか。なにしろこれは『ゲーム日記』なわけで、僕のチャレンジに終わりはないのだ。明日からはまた別のゲームをやり始めるのだ。この調子でまたフロントミッションのような名作にめぐりあうことを夢見るのだ。
 実際の話、遊びたいゲームは山ほどあるしむしろ買ったものの途中まででほっぽってあるゲームですら結構な量あるのだった。それどころか買っただけで一度も遊んでないゲームさえ余裕で大量にあるのだった。うれしい悲鳴といえばいえるかも。
 古いゲームばっかりやってるというのもなんなので、今度は比較的新しいゲームをやってみるというのがいいんじゃないだろうか。そうなるとピクミンかなー。ピクミン良かったんだけど、なんとなーく途中でヤメちゃったんだよなー。とか思いながらゲーム機の棚を見てみると、キューブの横に64が置いてあって、その64にはゼルダが刺さっていたりする。うわーゼルダやりたいわー。今度こそきちんと基礎のアクションをきっちり練習してエンディングまで行きたいわー。とか思ったものの、これはこれでけっこうな懐ゲーといえまいか。と思ってさらに横を見たらそこにはゲームボーイアドバンスが置いてあったりして。なにしろこの棚のこの区画は任天堂コーナーなので。
 で、GBAといったらそうだ『逆転裁判』。WEB体験版遊んでこりゃオモロとか思って発売日に買ったもののまだ一度も遊んでなかった。それにけっこう総プレー時間短いらしいから、なんつうか手軽に遊べそうな気がする。こ、これだ!
 というわけで次回からは逆転裁判日記をお送りするかもよ?

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