人生: 過去ログ 2000年11月

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過去ログ 2000年11月

※下に行くほど新しい記事です。

2000.11.04(その他もろもろの話より)

我らラテンの血のもとに

 衛星放送で『第1回ラテン・グラミー賞』という、タイトルの段階ですでに『モンティ・パイソン』の1コントみたいな海外番組をやっていた。
 内容はといえばこれが冗談抜きでラテン民族によるラテン音楽の祭典で、ポップスからスタンダードに至るまでみなこれラテン。番組をただ見ているだけで何百kcalも消費しそうな雰囲気でした。
 あと、番組を見ていて思いましたが、きっとラテン民族には「セクシーにあらねば人にあらず」風な隠れた掟的なものがあるに違いないです。そうじゃないとあの番組は説明つかないです。セクシーなプレゼンテーターがセクシーなミュージシャンを紹介し、そして司会を進める人たちもこれまたセクシー。セクシーがセクシーを呼んでいるような具合です。だからアレは絶対ラテンの掟なのです。未婚の女性はミニスカート以外履いちゃ駄目とか、未婚の男性はシャツの前をはだけてないと先生に怒られるとか、そういう。母さん、なぜ僕をラテン民族に生んでくれなかったのですか。

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2000.11.09(その他もろもろの話より)

セクシー女将に御用心

 前回ラテンにおけるセクシーについて考察しましたが、それはどうでもいいです。ていうかあんなの考察じゃない。あと、今回のタイトルは勢いでつけたものであって、本文中に女将 (おかみ) は登場しません。ましてやセクシーだなんてとてもとても。ツイてなかったな、ボーイ!
 で、問題はセクシーです。なんなんでしょうかセクシーって。納得いきません。というか僕が気になってしかたがないのは、人体の一部であってもセクシーが成り立つという点なのです。
 たとえばこう。「胸元がセクシー」
 胸元ってなぁなんだ、じゃあナニかキミはそれで顔がどブサイクだったとしてもセクシーだと思うのか、という感じですが、言った後でよく考えてみればそれでも十分成り立つ気がしてきました。「ぶさいくであっても、とりあえず胸元だけはセクシー」「いやむしろ、胸元だけでセクシー」という状態はアリ、オッケーであって、つまり

 ぶさいく < 胸元

 という公式がここに成り立ちます。だがしかし待ってくれ、なにもセクシーは人体に限ったことではないという声も聞こえてきます。幻聴で。しかし幻聴の言うことにも一理あります。たとえばこうです。「スカートに入ったスリットがセクシー」
 もうこんなものは服です。この文脈においては服がセクシーでさえあれば、中に入ってる人がぶさいくだとか胸元がどうだとかそんなことはどうでもよくなっているのです。なんて話だ。それはすなわち

 ぶさいく < 胸元 < 服

 という公式を導き出します。この話にはどこか決定的な間違いがある!
 その間違いを気にせず話を進めますと、そのセクシー服を作っている工場のおばはんというのはどうなんでしょう。どうって言われても困りますが、実際どうなんでしょう。おばはん本人は決してセクシーではない (場合により誤差あり) ですが、セクシー服を作っていると考えると、どこかその行為自体にセックスアピールを感じはしないだろうか。つまりこうです。

 ぶさいく < 胸元 < 服 < 工場のおばはん

 セクシーの道は遠くはてしない。
明日見直したらこの回消えてるかもしれません。

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2000.11.12(オリジナル絵より)

素晴らしき日々

 あまり絵と精神状態に因果関係があるとは考えたくないのですが、個人的にいちばん素晴らしくない時期に下描きかいた。
 それと色入れててやっと気付きましたが、どういう構造だこの服。

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2000.11.19(ゲーム絵より)

漁師の息子?

ドラクエ買いました。まだやってません (恒例)。
なんかこう、自分を追いつめるというか、ね、あるよね、そんな急いでやらないで、こう、万全なコンディションでスタートしたいというか、そういう、ほら。
で、結局この人は漁師の息子なんでしたっけ。なんか他のゲームとごっちゃになってるような気もします。

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2000.11.22(ドラゴンクエストVIIより)

日記はじめました

 それは熱で仕事を休んだ日のことだった。寝てたら勧誘の電話に起こされて、早々に断ったらなぜか相手が逆ギレしてきた日のことだった。思わず謝ってしまった日のことだった。そんな少々ブルーな負け犬気分の中で、「そうだドラクエやろう」(*1)という気持ちになったのだった。
 ドラゴンクエストっていうんですか? 僕は大好きですよ、アレ。まあVIとかは途中でほっぽりだしてますけどね! 全然ダメです。いや、なんかこういう書き方すると本当にドラクエをばかにしてそうなムードになってきてドキドキしてきましたが、そういうことじゃないです。VIってほら、伏線とかきちんと張られた話になってたせいで、途中でもう最初の方の伏線とか忘れてて、自分がなにやってるのか分からなくなっちゃったわけですよ。いい歳してこういう理由でRPG途中でやめるっていうのはちょっとどうかと思いますが。あと、ビジュアル的にあのメガネの少年(*2)で引いたせいもあります。ていうかあのメガネの少年が出てほどなくしてヤメちゃったんですが、そういう僕はどうですか? ダメですか? マジでダメですか? ていうかどうなんですか皆さん的にあのメガネ少年は?
 で、素直にドラクエやればいいんですけど、なんで日記なのかっていうことですよ。面倒くさいんで(*3)ふつうに書きますけど、『ファミ通.com』の『DAILY! ただいまプレー中・永田バージョン』がとても楽しかったからですが、われながら気が抜けるほど安直です。息が止まるほど直球です。ゲレンデがとけるほど恋したいです。嘘です。
 でまあ皆さんも思ってるでしょうし僕自身メチャメチャ思ってることなんですが、こういう普段から更新とか全然しない僕とかが日記とか毎日つけられるんでしょうか。だいたい毎日ゲームやるわけじゃない僕がドラクエを毎日プレーしてしかも日記つけるとは到底思えないんですよ。それでもあえてダメだってわかってやるっていうのはどうなんでしょう実際。でもなんていうか、そういう無軌道な若さとか青さゆえの暴走っつうか狂った果実(*4)みたいなそんな雰囲気も考えようによっては一回まわってそれもアリやな、風な気持ちになりましたよ。
 というか、ここまで書いて結局なにを言いたいんだかわかりません。むしろ勢いだけで書いてることがまるわかりですが、そう、僕が言いたいのはつまりそこです! ビコーズオブそこです!(*5) この日記は勢いだけで書くのです! 考えてなんて書いてたら絶対続かねえと僕は言いたいわけですよ。そんな具合なんで、今後ともこの日記は適当な文章とやる気のなさと愛しさとせつなさと、あと一個なんだっけ? そういうものをエナジーとして続いたり続かなかったり。そんな気まぐれ日記として世界を狙うぜ! せ、世界だぜ? こりゃスゲエ!
 あと、この日は結局ドラクエやってません。最初に言った通り風邪で寝てるんだっつうの。

*1 そうだドラクエやろう

場合によって「京都行こう」だったりする、あれ。

*2 メガネの少年

記憶の奥底から引きずり出された名前は「チャモロ」だったが、本当にそんなとってつけたような名前だったろうか。なにか間違っているような気もするが、でもドラクエってそういうところあるよね、という気もする。

*3 面倒くさいんで

半端じゃなくひでえ。

*4 狂った果実

どんなのだか知らないなりに引用してみました。

*5 ビコーズオブそこ

無理して書いてるけど、使い方間違ってるから。

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2000.11.23(その他もろもろの話より)

僕の中の正義

 たまにバス停でバス待ちとかしてると、いろんな人がいます。がんがんセキしまくり(*1)のわりにマスクどころか口に手も添えないので、その周囲だけ1〜2mの奇妙な空間が空いてる人。車道の中程にまで乗りだしてバスの到着を待ち焦がれる人。時刻表チェックすると見せかけてそのままの流れで行列の先頭に居座る人。まるでECHOESが一曲作りそうなくらいバラエティにとんだ人間模様っぷりです。蓮井朱夏でも可。でもそんな中で僕が絶対に許せない動物は他にいるのです。
 二人連れというか、一人が先に並んでいて、でもう一人がかなり後から来て、先に並んでた方に合流する人! いやむしろ人というより奴! あれだけは負のオーラを持って迎え撃ちますよ。まあオーラなんで相手は気付いてないですけど。実際の話。でもだっておかしいでしょ、アレ絶対変ですよ。行為自体は横入りじゃないですか。「友達がいたから」なんつうの全然理由になってませんよ。先に並んでた人はともかく、後から来たほうは何の努力もしてないじゃないですか。オマエは後に並べ! 友達同士で話し込みたいなら先に並んでた方が後まで移動しろ! オマエのせいでこっちは一人分空席ソンしてるんだっつうの! いやマジに! ていうか僕いま松ちゃんみたい? というかそんな事で必死になってるの僕だけですか? みんなは気にしませんか? みみっちい男 in バス停ですか? ECHOES風にいえば細かい事をうだうだ言うトガリネズミですか? 蓮井朱夏でも可。

*1 セキしまくり

ものの本によればセキやくしゃみは10〜200万個のウィルスを周囲2〜3mにまき散らす行為だとか。うわ調べてみたら気分悪くなった。

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2000.11.23(ドラゴンクエストVIIより)

すごく羅列

 個人的には体内から風邪の菌が、ホレ、白血球とかビフィズス菌とか (誤解) の役割で減少してどうにか落ち着いてきた頃です。HP(*1)にたとえると黄色だった数字がギリギリで白くなった感じでしょうか。
 そんなこんなでついにアレです、ついに今日。ドラクエのCDセットして電源をONしたりしましたよ。ドキドキですマジでね。思わずプレー前に風呂入っちゃったしね。身を清める的な意味で。あと今朝なんか夢にまで出たしね。なんかドラクエとトルネコ (しかも1) とごっちゃになってたけど夢の中では。あとウィザードリィも入ってた気がする。要するにそんないい加減なイメージしかわかないくらい、ドラクエVIIに関する知識がなかったんですよ今朝の時点では。一応これでも情報はかなり積極的にシャットアウトしていたわけで。
 だから知ってる情報というと、「100時間遊べる」「主人公は漁師の息子」「視点変更が重要」「最初は狭い島からスタート」「石版がなんかアレして、すると別の世界? 町? そんなところに飛ぶ? のか?」「1イベント2〜3時間って聞きましたよ」「マリベルっていう人 (おそらくわがまま) がたぶんヒロイン」「魔法のじゅうたんは多分出てくる」「『水に囲まれた町』があるらしいが、それってどういう意味?」「金髪で赤い服の王子様ってあれ本当に主要キャラ?」「仲間と話せるってどういう事?」「最初の戦闘まで2時間? くらいかかるとかいう噂?」「俺がアイツでアイツが俺で? (嘘)」というくらいしか本当にないわけで、結構がんばってると思いました自分で。
 そんな自分がゲーム始めるわけだから大変です。特にオープニング直後っつったら見るもの見るものが驚きの連続っつうんですか、普通にゲーム日記っぽく書いたら絶対大長編になりそうなレベルでいろんな事を思ったり考えたりするわけです。で、大長編になったところで喜ぶのは文字数フェチ (たぶん実在) くらいのものですから、ここはもうできるだけ端的に最初から最後のセーブ地点まで、深入りせずにダラダラーッて羅列しようかと。だいたいここまでの段階でけっこう文字数多いし。自分的には。つまり書くことだらけの水泳大会っつうんですかね。ドキッ!?なんつって。もちろんポロリありの。
 で、本題ですけど、とりあえずスタートしたら例のドラクエのテーマであーやっぱプレステだと音いいなあつうかやっぱこの曲があるとドラクエって気がするなあとかしみじみする一方でMPEGの画像荒れ目立つなあとか思ったり、オープニングムービーのレタリングが無意味にジャギーかかってて(*2)ちょっとショボンとしたり、しかもゲーム始めたら速攻またそのムービーが始まってゲンナリしたり、視点変更が意外に楽しかったり、今までツボの中をのぞくのでもちょっと遠慮してたのに今回は投げて壊すというのは実際どうなんだろうと思ったり、絶対最初船に乗って出発するんだと思ったらそうじゃなくて意表つかれたり、マリベル意外といい娘じゃんとか思ったり、今までのドラクエでも教会で「アーメン」って言ってたっけ?と解けそうにない疑問を感じたり、キーファの「無鉄砲な情熱」みたいなものにちょっとジンときたり、だが父親に心配かけるのはよくないと思ったり、それにしてもまだ石版のセの字も出ないのかって思ったり、本当にドラクエって何でもないようなセリフで何でもないような感情を表現するのがうまいよなあって感心したり、キーファが仲間になってしばらくしてやっと「話す」コマンドの結果の多様さに気がついて後悔して速攻リセットしてマリベルの会話データも全部読みなおしたり、絶対あの石だと思ったのになあといい意味で裏切られたり、あれちょっと待てこれプレステのゲームなのになんで読み込みしてないの?してるの?マジで?とか気付いたり、まだ本編も始まっていないのにこのダンジョンこんな盛りだくさんで大丈夫?とか心配したり、主人公とキーファのやおい同人誌とか大量に出回るかも〜とか思ったり、あとマリベルのエロ同人誌、とか、おいおいこれだけ引っ張ってまだ本編始まらないのかいとか、あセーブ忘れてたけどまあいいかとか、マリベル本当にわがままだなあとか、うわスライムやっと出た!とか、うわスライム柔らかい!(見た目が) とか、うわスライム硬え!(HPが) とかあったあげく、なんだかすごいイヤなムードの場所に出ちゃったんですけど、とか色々と思ってたわけです。
 そんな訳で今、暗い空の下、暗い雰囲気の村 (別に隠してる訳でもなくて、名前忘れた) の教会で冒険の書に記録。かなり楽しんでます。

*1 HP

ホームページの略じゃないほう。

*2 ジャギーかかってて

ケンシロウの出来の悪い兄。ごめん今普通な事言った。ドットがガタついてるってことですよ。

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2000.11.24(ドラゴンクエストVIIより)

まだ羅列

 個人的な話をすれば今日は振替休日で仕事休みだしかと言って体調は回復しつつあるもののまだ体力が減ってる状態で、ちょっとコンビニに出かけた程度で疲れが出るような要するに家でじっとしてろ風な感じなわけですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。ちょうどというか今日は薄曇りのはっきりしない天気で、家でじっとしてる言い換えればドラクエをやるにはもってこいの日と言えます。個人的には。まさにドラクエざんまいの日です。刑事ドラマとかだったら先輩刑事に「よし、今日からお前は『ざんまい』だ」と名付けられそうなぐらいです。つくづく言ってる意味分かりません。
 そんな具合で朝から晩までドラクエというある種苛酷な一日だったわけで、昨日にひきつづき何もかも新鮮の連続です。刑事ドラマとかだったら先輩刑事に「よし、今日からお前は『新鮮』だ」と名付けられかねないぐらいです。新鮮刑事ってなんだか訳わかりません。そうやって話はどんどんすごいペースで本筋から外れていくわけですが、もうあきらめて羅列します。
 いつも思うけど起動時にコントローラーのANALOGスイッチ自動的にONにならないものかと思いつつ、昨日セーブした例のおしまいムードの町を救いに出かけつつ、確かに読み込み早いけどその分かえって戦闘終了時の1秒程度の読み込み時間が気になりつつ、武器を買ったものか防具を買ったものか悩みつつ、ダンジョンで物を押すときに視点によってうまく押せない時があるのはちょっとどうなのかと不満を感じつつ、戦闘シーンのメッセージスピードどうやって変えるんだと半ギレしつつ、マニュアルを読んだものか読まないものか悩みつつ、何これこの「特技」って何よ!とかビックリしつつ、慌ててマニュアルの特技の欄だけ読みつつそれでいて今憶えた特技については書いてなくて「そうきたか」と思いつつ、戦闘中の「話す」が面白くてつねに毎ターン2回ずつ話している自分はプレーヤーとして標準的なのかそうでないのか戸惑いつつ、いきなりウィンドウ下の青線の意味がやっとわかりつつ、ていうかこれマニュアルに書いてあるんですか? とにかくメッセージスピード変更できたのでよしとしつつ、問題のボス戦で「ああ〜」とか思いつつ、どこかやるせなくそれでいて爽やかな余韻にひたってたら故郷の町が発見ムードに沸きかえり「あーそういうことだったのか」と点と線がつながりつつ、アレの修復を一人でやりとげたキーファの根気に感心しつつ、ダンジョンで物を押すときにはSTARTボタンとR2・L2ボタンで視点固定すればいいんだとやっと気付きつつ、結局あの城の西の堀べりにいるならず者風の男は何者なのかと疑問に思いつつ、ム、ムービー!?と衝撃をうけつつ、今度は自由に行ったりきたりできるというだけで驚きつつ、それにしても武器を買ったものか防具を買ったものか悩みつつ、暑い感じのダンジョンをたぶん慌てなくても大丈夫なんだろうけど慌てぎみに攻略しつつ、例のアイテムを「これかーっ!?」とか半笑い半驚きでふくろから出しつつ、というか『ふくろ』って直球なネーミングだと思いつつ、とりあえず攻略後もう一回今度は落ち着いて見逃した部分を回りつつ、家に帰ったら父の偉大さをかみしめつつ、まさかマリベルの入浴シーンがあるのかと一瞬ドキドキしつつ、てーかそれMSX版のドラクエIIだと自分につっこみつつ、しかも初期の『桃鉄』とごっちゃになってると訂正しつつ、しかしこの温泉の町この調子で本当に大丈夫なのかと不安な気持ちになりつつ、新たな展開の前に一旦城と城下町のセリフが変わってないかチェックしようと思いつつ、しかしこの城や城下町のセリフが毎回変わるのは楽しいけど全部まわるのは少し疲れるなあと思いつつ、今日はひとまずここまでにしようと思いました。盛りだくさんです。
 たぶん明日はもう少し真面目に書きます。

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2000.11.24(ドラゴンクエストVIIより)

こういうちゃんとした話もする

 本当はさっき書いたやつで今日は最後かと思ったんですが、あの後まーもうひとイベントくらいやっても構わないんじゃないのかと思ったわけで、今の僕がここにいるわけです。
 今回のイベント自体は「石像が大量にある町」という知ってる人は分かるでしょうが超ショートイベントで時間的にはすぐ終わったんですが、これまた知ってる人は分かる通りけっこう悲しいイベントだったわけですよ。希望の持てるラストだから後味はそんな悪くないんだけど、実際こういうシナリオも今回はアリかーって驚かされましたねゲーム後(*1)。そういえば最初のイベントも即ハッピーエンドっていう話じゃなかったし、やっぱ今回はこういうのもアリなのかーって思ったわけですけど、あ、冷静に考えてみるとドラクエってけっこうこういうオールオッケーじゃ終わらない話って多かったかも。書きながら言ってること速攻で変わってますが。
 そういえばドラクエIIでもムーンブルク王女のご家族とかなんか結局死んだままだったもんなあ。IIIでも幽霊船の話とかあった気がする。あれ違った? IVだっけ? まあIIIとかIVとかに限らずに。まともな話すると、ドラクエはシナリオ中の死は本格的に死として扱ってますな。生き返ったりしませんな(*2)。で、それでいてただ死んで悲しいっていうだけで終わらないで、逆にこれで良かったんスよね、とか思えたりするあたりがドラクエのすごみだと思う。立派だと本気で思う。ドラクエがそうであってくれるおかげで僕は次のイベントにも気分よく進めるのです。次いってみようという気持ちになるのです。
 で、次のイベントですがどうやら石版に描かれた絵を見るかぎりけっこうデカい場所らしいです。もしかして大陸? あんのか、そんなの。

*1 驚かされましたねゲーム後

ゲーム中はそんなこと考えてられねえっつの。

*2 生き返ったりしませんな

ドラクエIVの最後のアレは、勇者の見た夢なんですよね?
えー、ところで、何かのRPGで大量に人死んだあげく、エンディングで思いっきり全員が蘇るやつがあった気がするんですが、それが何だったか思い出せません。「いくらなんでもソレ生き返りすぎ」と思った記憶があるくらい大量に生き返ったような。何だっけ?

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2000.11.25(ドラゴンクエストVIIより)

死んだ死んだ

 死んだといっても今度は自分が。死んでしまうとはなにごとだ!っていうレベルのアレです。
 今日アタックしたのは動物臭あふるるあの町。あ、そういえば昨日、これ大陸かも? とか思ってましたが、結局ただの大きめな島でした。で、実を言えばここまでのプレー結構適当に進んできたというか、正直レベル上げとか全然しないで流れにまかせて進んでたわけです実際。さすがにそろそろ通用しなくなってくる頃なんスかねー。もうダンジョンのまさにド真ん中でマリベル死亡っすよ。ザオラルはおろかリレミトひとつ憶えてやしないんで、泣きながら歩いて帰りましたよ。それでよく考えたらこの時点だと町の教会に神父さんいないんで、泣きながら出発地点まで歩いて帰りましたよ。この町メチャメチャ冒険者に厳しい設定なんですけど。途中、万一っていうことも考えてルーラもかけてみたんですがあんのじょう頭ぶつけたりもしつつ。天井に。(*1)
 それでその後のボス戦でこれまた死んだり。ていうか全滅したり。なんかウワーとか叫んだあとリセットしてたらしいですよ。僕が。
 さすがにヤバいです。もう太刀打ちできません。考えてみるとダンジョン内のザコ相手にすでに苦戦してるくらいなので、そりゃ普通ダメです。そういう具合で1時間くらいレベルアップ大作戦でしたよ今日は。最強の武器防具も買ったしマリベルもホイミ憶えたしでもう超バッチリとか思いながらボス戦に挑んだら魔法使えない場所だったのでかなり焦ったりしつつ、どうにか勝利です。というか主人公死んでますが。納得いかねえ!
 ボス戦で勝利しても主人公とかいやむしろ仲間であっても死んだままだったりすると、ものすごくスッキリしないのは僕だけでしょうか。なんか美しくありません。戦いに勝利して「ヤッタゼ!」感がかもし出されているのに、横にカンオケがあったんじゃ雰囲気ぶちこわしです。だいいち今回のドラクエだと仲間に「話す」コマンドがあるから、ますますもって気分が落ち着きません。面白メッセージを聞きのがしてやしないかと気が気じゃありません。というかマジでリセットかける? もう1、2レベル上げて再チャレンジしたほうがいい? とか真剣に考えて「まあ、これも思い出だし」と意味がよくわからないが説得力だけはあるいいわけを考えてそのまま進めたわけですけれども。
 今度からはもうダンジョンでやりすぎっていうくらいにレベル上げてから先に進むことを心がけることを誓います。宣誓。

*1 頭ぶつけたり

その後の調査で、門のあたりからならルーラ効くことが判明。でも知らなかった。

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2000.11.26(ドラゴンクエストVIIより)

セリフ貧乏

 「聞きのがしたら二度と聞けないメッセージ」に人はどう対処してるもんなんでしょうか。そう、アレ、本筋と関係ないとはいえ、イベントを過ぎちゃうともう聞くことができなくなる会話データ。僕とかはもう絶対に聞き逃すまいという気構えでやってますよ。行くなと言われた場所にもとりあえず行ってみて、兵士の人とかの「ここを通ることまかりならん」的なメッセージも確認しますね絶対。見た目的にいかにも話しかけるとイベントが展開しそうな相手はいったん素通りして、脇道にいる人に話しかけまくりますよ。当然仲間にも「話す」使い放題で。
 こういうのってやっぱり貧乏性の一種なんでしょうか。間違いなくストーリー進行には関係ないセリフなわけだし、たいていはむしろ郷ひろみにとってのHYPER GO号と同じくらいどうでもいい話だったりするわけで、むやみに聞く必要はないはずなんですよアレ。まー物語上のさりげない演出効果が発生することもけっこうありますが。でもなんか必死になってセリフを聞きまくる自分を客観的に見たとき、どうもそんな立派な理由でやってるという雰囲気ではない。いやむしろ自分に限って言えば間違いなく貧乏性です。すでに何らかの強迫観念です。幼少時のトラウマです。
 で、そんなセリフ貧乏の自分にとって今日のイベントはどうなんでしょう実際。機械関係のイベントといえば分かる人には分かる(*1)と思いますが、かつてないほどにハードな戦いでそれでいて愛あり涙あり感動ありの盛りだくさんイベントでかなりの充実っぷりでした。で、このイベント異常に「聞きのがしたら二度と聞けないメッセージ」が多いんですよ。というか何? もうマジでこの城の人10回くらいセリフ変わってない? 嬉しいことは嬉しいですが、さすがにこれだけ何度も同じ場所を巡り巡るっつうのも疲れて眠い体には少々つらい。あ、個人的な話になりますが眠いんです。昨日ぜんぜん寝てないわけです。さらに個人的な話を推し進めますと今日は朝から映画 (『スペース・カウボーイズ』(*2)) 見るっつうので昨夜興奮して寝れなかったのです。まさに小学生ばりです。それでボケた頭で何度となく城内を巡りながらあー自動で全員に話聞いてくれる機能とかって付かないかなあそれも歩きだと時間かかるからテレポート的な感じだといいなあとかいう具合に、「ドラえもんの『もしもボックス』欲しいなあ」レベルの空想を脳裏に繰り広げたりする今夜でしたよ。もはや小学生以下です。
 ところで話は全然違うんですけど、あの鍵のかかった宝箱って何? 将来的に開くようになるの?

*1 分かる人には分かる

少し抽象的すぎましたか?

*2 『スペース・カウボーイズ』

トミー・リー・ジョーンズLOVE。

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2000.11.27(夢トイレより)

勝手に借りるなんて……

 夜になって、人気のなくなった学校のトイレに私は入る。
 そのトイレでは各自専用のスリッパを履かなければいけないのだが、なぜか私のスリッパが片足しかない。仕方なく私は同じクラスの友達のスリッパを拝借する。
 ところで私がこれから用を足そうとしているその便器はありていに言えば21型テレビなのだが、そんなことはどうでもいい。私はそんなことよりもスリッパのことが気になって仕方がない。

いや度:★★★★

大小そろったテレビが、タイル張りの学校のトイレにずらっと並んでいる様子を想像してください。しかも周囲は暗い。

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2000.11.27(ドラゴンクエストVIIより)

驚愕の新事実

 あーマズい困ったマジ困った。えーとどこから話したものなのか。とりあえず今の自分の立場からいいますと、ある恋のひとつの結末を見届けたあたりでセーブして終了したところです。もはや恒例ですが、分かる人には分かりますね。
 そのイベントの最中、ちょっと所要ができて、えーとあれは3日前に行った町かそうそうその町まで戻ったのだった。そこで事件は起きた! というか、すでに起きていたのだ。僕の知らないところで事は進んでいたのだ。つまり、セリフが全部変わっていたのである。何て言うかこれ分かる人にだけ分かるように説明するのが難しいんですけど、ルーラの効かない場所でイベント終了直後に聞けるセリフと、そのしばらく後に聞けるセリフは全然違うという新事実が明らかになったのである。この表現でうまく説明できてますか? とにかく知らないうちに町の人のセリフが全部変わっていたんですよ。こうなるとこいつはことだ。衝撃を受けた。全米が震撼した。世界中が涙した。おすぎ「あなたも絶対に観て。そして一緒に泣いて」 今の何? いやそれにしてもよりによって昨日「聞きのがしたら二度と聞けないメッセージ」の話をした直後にこれである。「絶対に聞き逃すまいという気構え」とまで書いてからにこれである。これではセリフ貧乏の名がすたるというものである。そんな名はすたってもいいという気もするが。
 とにかく今進行中のイベントはとりあえず後回しにして、今まで行った町を駆け足で回ってきましたよ実際。なんともせわしない勇者御一行である。とんでも勇者珍道中である。勇者すっとこ君である。今日の文章、やけにパクリくさいんですけど(*1)
 で、世界中をあらためて旅したあげく、1箇所だけセリフが変わっていない町があることが判明しました。これどういうこと? これには困った。だってそうでしょう、いつセリフが変わるのか分からないじゃないですか。今自分がこうしてるこの瞬間にも「聞きのがしたら二度と聞けないメッセージ」が歴史の闇の奥に消え去っているのかもしれないんですよ。これではセリフ貧乏の名がすたるというものです。こんなんばっかりです。
 冷静にありえそうな線を考えると、この町、ぶっちゃけて言えば昨日行った町なので、だから仮説としては「イベント終了後、さらに次のイベントも終了したころ」にセリフが変化するのではないだろうか。ああなんかありそうな線。で、途中でほったらかしてあったイベントも普通にクリアーしまして。それで一応、今度はルーラの効く状態で一通り話も聞きまして。で、行ってみたんですけどまだセリフが変わりません。
 ここで仮説その2としては「イベント終了後、さらに次のイベントも終了後、さらに次のイベントが始まったころ」にセリフが変化する? マジで? この仮説も違ってたらいよいよ分からないというか、そうなるとたぶん仮説その3「今日みたく、所用ができて前の町に戻ったとき、たいがいの町が一度に」セリフが変化するということになって、セリフ貧乏の自分としては非常にすわりが悪いんですが。いつ変化するかハラハラし通しなんですが。あーマズい困ったマジ困った。この真偽はたぶん明日あたり明らかになる!
 ところで話は微妙に変わりますが、戦闘中に「話す」ときのメッセージも変わってるんですよ。今日。変わるとは思ってましたが、今日変わるとは思ってませんでした。これはなんでしょうイベントの進行具合によって変わるんでしょうか。それともレベル? あー世界は謎だらけだ。

*1 今日の文章、やけにパクリくさいんですけど

わかる人だけわかってください。

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2000.11.27(ドラゴンクエストVIIより)

たかがこんなくだらない事

 これまで何度か書いてきたように、今回のドラクエは仲間が本当によくしゃべる。基本的にはプレイヤー自ら「話す」しないかぎりめったに喋らないんだけど、戦闘中とか町の会話のはしばしで「話す」する限りにおいて、この人たちは本当によくしゃべる。これまでのドラクエだと、主人公はIとIIIのそれぞれひとセリフ(*1)を除いては一言も口にしなくって、じゃあ仲間はというとたまーに話をする。IV以降比較的しゃべるようになったけど、基本的には最初に仲間になるまでのイベントで何回か……、そんなたくさんあった訳じゃないと思う。それと仲間になってからはイベントの要所要所で一言くらい喋ったり喋らなかったり。どの仲間もキャラクターが立ってたから、いきなり喋り出しても別に違和感はなかったんだけど、VIIをやった後に振り返ってみるとどうもこれ、喋るのか喋らないのか中途半端という気がする。
 今回仲間がしゃべるようになったのは、たぶん本当に素晴らしいことだ。たいていのとき仲間はどうだっていい、くだらない事しか言わない。ストーリーに関係しないし謎解きのヒントにも (まずめったに) ならない。ただこういうくだらないけどパターンは大量にあるセリフを日常的に聞いているうちに、仲間一人ひとりがどういう人間なのかがよく分かってくる。もう少し実感を込めて書くと、とても大事に思えてくるっていうんだからから始末が悪い。まったく、たかがこんなくだらない事しか言ってないのに、この連中は。

 よく言われることではありますが、ドラクエVIIについて書くときこれを書かなかったらウソだと思ったので書きました。今の状況といえばたき火を囲んだテントと水の底のなにか、それと今回は前回と違ってちょっと不要だったかもしれないムービー等が終わったあたりですよ。あと、前回書いたセリフの変わるタイミングはやっぱりどうもよくわからない。仮説3が有力になってきて、あー困ったなあ。
 個人的には今日は振替休日で仕事なかったので、こんなに遊んでられました。たぶん明日からいきなり短文になる。もしくは更新しなくなる。

*1 IとIIIのそれぞれひとセリフ

Iはエンディング直前でしゃべる、っていうのはたぶんやった人なら憶えてるはず。IIIは忘れてる人も多いかもしれませんが、ある牢屋から人を逃がすときに喋るんですよ。なぜか。

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2000.11.28(ドラゴンクエストVIIより)

ゆきのふ

 ド頭から個人的な話で入ると、今日は久しぶりの仕事だっつうのでふらふらに疲れて、やっぱ人間だらけぐせがつくといけませんななんて道徳的なことまで言いだす始末。で、ドラクエもほんの15分ばかり、今度の冒険の地はどんな具合のところなのか、さわりだけ見てすぐ冒険の書記録して終わりました。もう少し具体的に書くと、有名な神殿へのとっかかり的な場所に来たところです。ちょっと具体的すぎるか。むしろ分からない人にまで分かってしまうか。でもマニュアルにも載ってるたぐいのこと (多分) だから別にいいか。まあそれはそれとして。
 そんなわけで今日はそれほど書くほどのことはしてないんですけど、その分気になるのは昨日のことです。昨日、実は出会っていたんですよ。彼らに。あんまり具体的に書くと出会った時の驚きがなくなってしまうんで書けませんが、彼らはそこにいたのだった。あ、重要な人ではないです。というか、重要だったりしないだろうな。どうでもいいキャラと思わせておいて実はストーリーの鍵を握るキャラだったというのはよくある話である。しばらくして別の町でそのことが判明して、ルーラで戻ったりするアレである。その人がいるのがどの町だったか忘れていて一瞬パニックになるアレである。こう言っていても話が続かないのでヒントだけ書きますが、その彼らとは、つまり楽屋落ちの人たちでした。

 (ちょっとここで回想シーンに入る)
 今にして思うと、ドラクエって結構大胆に楽屋落ちをフィーチャーしてたゲームでした。Iなんか凄かった。「ゆうてい」とか「ミヤおう」とか「キムこう」(*1)が平気でストーリーと何の関係もなく町にいたりした。あれ、リメイクされたスーファミ版とかゲームボーイ版ではやっぱり削られてるんでしょうか。いやでも「ゆきのふじいさん」(*2)なんかはどうなってるんだろう。たしかロトの鎧だったか剣だったかに関わる重要人物だから削るわけにもいかないだろうし、だからって重要人物に「ゆきのふ」はないよなあ。
 あれはまだシリーズが大ヒットする前のゲーム (第1作なんだからあたりまえだ) だったから、 作り手のほうにある種余裕っていうか、こう言ったら悪い気もするけど気楽さみたいなものがあって、それでできた事なんだと思います。そういえばラダトームの城のつくりもウルティマII (IIIだったかも) のある城にわざと似せて作ってたし、いや最初のフィールドマップだってウルティマのある場面に似せてあったし、地下の迷路では「もんすたあ さぷらいず ゆう」(*3)なんて言われたし、ってこれは『ポートピア連続殺人事件』だ。でも堀井雄二つながりだ。やっぱりこの人こういう遊びが好きなんだろうか。
 で、シリーズが続くとそういう目に見える遊びが減っていって、えーとたしかIIだと歌姫アンナだっけ、あれ荻野アンナっていうアイドルだったよね。でもあれはある種のタイアップ企画だったので、遊びとか楽屋落ちともちょっと違う気もする。IIIになると、ああこれも記憶があいまいなんだけど、「というわけで私が東に行けなかった団長です」とかいうセリフの人、これが実はこうがみしょうじさん、うわあもう漢字さえ分かんねえ、だったという話を後に聞きました。こうなってくると本当に言われないと分からない。で、IV以降はそういう楽屋落ちは完全に影をひそめてるんじゃなかっただろうか。少なくとも記憶にはないんですが。

 そして今回のVIIです。ひさしぶりに見ました楽屋落ちを。いやスタッフとかじゃないんですけど、こう、前のシリーズの、ああまさかこういう形で出てくるとは思わなかったんだけど、いやしかしあの人たち本当にただの楽屋落ちなんだろうか。まさか「他の人たち」まで出てきちゃったりしないよな。いやそれどころか話は楽屋落ちで終わらず、実はあっちとこっちが同じ世界だったりしないよな!? いや多分それはない、むしろまずドラクエでそういうのはないだろう、とか思うんだけど、ドラクエってまさかという事が時々起きるからなあ、とか思うし、そう考えるとこう先回りしてあれこれ考えるのも将来の驚きが減少してガッカリかも、とか思ってなんつうかウワーとか叫んで頭からフトンかぶって寝たくなるんですけど、結局でもまあそんなわけないよなとか思ってフトンから起きだしたりもするんですけど、結局僕は何が言いたいんですか。
 結論としては、今回もドラクエVIIやってない人にはわかりにくい話だったかも、ということで。ダメじゃん。

*1 「ゆうてい」とか「ミヤおう」とか「キムこう」

つまり「ゆう帝」と「ミヤ王」と「キム皇」のことだが、ああ懐かしいなあ。キム皇は迷子でした。

*2 「ゆきのふじいさん」

たしかプロデューサーだったような。記憶があいまいで申し訳ないが。

*3 「もんすたあ さぷらいず ゆう」

ウィザードリィの「MONSTERS SURPRISED YOU」だかなんだかのメッセージのパロディだったが、当時のファミコン少年に元ネタがわかるはずもなく、ゲームの重要な鍵だと勘違いする子供続出。今にして思うと無茶だ。

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2000.11.29(ドラゴンクエストVIIより)

すごい敗北感

 あーまー今日も例によって疲れてるんでドラクエとかやってられねえしもう寝るとか思ったんですが、ああでもそういえばとか思って、昨日発見したカジノに軽く挑戦してみることにしたわけです。
 で、もうなんか結論から言うとさんざんにボロ負けしましてというか全財産つぎこんでも全然ダメで、あーチキショーもちろんセーブもせずに電源きりましたよなんだその目は僕をそんな目で見ないでください。もう2度と賭け事には手を出さないと妻 (だれか適当な) に言いきれるほどに全然ダメだったんですが、これどういう訳ですか僕が勝負に弱かっただけなんでしょうか本当に。
 あのなんか神経衰弱チックなゲームは初挑戦だったんですけど、あれ適当にやった感じだとかなりギャンブル性の高い、運まかせのゲーム(*1)という雰囲気だったんで早々に切り上げて、でスロットマシンは個人的にさらに運まかせという感じで最初からやる気もなかったんで、やはり男は渋くポーカーでキメるぜ! なんつってポーカーテーブルに座ったわけです僕は。
 そこで何が起きたかっていうとだから言ってるように物凄い画期的なほどの負けっぷりを見せたわけですからだからそういう目で見るな僕を僕はそんな人間じゃない僕は僕は僕は (なんかもうすべてにおいてダメ) 。あれでどうやって勝てというのですか僕に天は。とりあえず1回しかチェンジできないということは確率的に高目の役を狙ってもムダなわけで、ポイントは安目で上がった後のダブルアップにありとにらんだわけですよあの時の僕は。論理的に間違ってないと思います。大筋として問題ないと思います。で、ダブルアップなんですが、あーこれ知らない人のために少し説明しますと、まずカードを1枚ひいて「次にひくカードの数は今のカードより高いか低いか?」を賭けるというシステムです。成功すれば賞金2倍。次のダブルアップに勝てばさらに倍。そのさらに次の……とか延々続くので、問題は勝ってるうちにいつやめるか、という引き際をさぐることだといえます。
 で、僕といえば2度目のダブルアップでさえ絶対失敗するんですが。だいたい5を引いた後には絶対2が出るというジンクスは僕だけのものなんでしょうか。せめて3とか4とか変化をもたせてください。あーオホーツク(*2)の頃のポーカーは楽しかったなあ。「こりゃあ かったな」とか「やったー! バッチリだぜ」とか言われちゃったりしてなあ。

 しかしこれは聞いていたのと話が違う。どうも世間の様子では、カジノで大負けしたという話はあまり聞かない。むしろカジノ超楽しいとか、ゲーム本編よりもカジノだとか、負けたとしてもそれは必敗覚悟で大勝負に出たとか、そんな具合の噂ばかりが聞こえてくる。なんで? なんで神 (おもにギャンブルの) は僕にこんな厳しいんですか? ちょっと息抜きに遊ぼうとかそういう姿勢を神 (カイジには厳しく、アカギには優しい) は許しませんか?
 と、ここまで書いたところでふいに気付いたんですが、カジノの店員が気になることを言っていた。この店サービスが悪いとかなんとか。あれはこのカジノがさびれてることの単なる説明なんだろうとか思ってたが、あれ、もしかしてこの先に真のカジノ(*3)があったりするのか!? このカジノ、ぼったくりか!? いやむしろ僕がぼったくられなのか!? ていうかなんだ、この推測が当たってるにしろ外れてるにしろ、どっちにしろ僕の負けか!? キャー! 助けて哲さん!

*1 運まかせのゲーム

記憶力はもちろん必要として、シャッフルカードというのの存在がかなり運まかせ感を強くしていると思う。って、2回しかやってないんですけどね。というか参加料が高くないですかあのゲーム。

*2 オホーツク

ファミコン版『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ!』のこと。ドラクエとは堀井雄二つながりだということは知っておいてほしい。

*3 真のカジノ

イメージ的にはロバート・デ・ニーロが砂漠に建てた感じ。

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2000.11.30(ドラゴンクエストVIIより)

ガンパレード・マーチ

 実は僕のテーブルの上にはドラクエの箱と並んで、『ガンパレード・マーチ』(*1)が置いてあったりする。あれはドラクエをやろうとした直前のこと。あーつまりドラクエとガンパレをほぼ同時に買ってたわけですが、ガンパレの方はさわりの部分だけやって、そのままCDを箱に戻してしまったのだった。
 ここで僕が言いたいのはドラクエ万歳ということでは全然ない。ガンパレがかなり、なんというか本腰を入れたようなゲームスタイルを要求するのに対して、ドラクエは軽いタッチで遊べるという、つまりそれだけの理由でガンパレは一時おあずけになっているというだけなのだ。ドラクエが終わったら次はガンパレなのだ。これはもう間違いようのない事実である。
 ガンパレは色々「考えること」の多いゲームだから、ある種やっぱりゲームを始めるのに気合いがいる。その点ドラクエは気楽である。昨日みたく「ちょっと軽く手を出してみる」ようなプレースタイルでもそこそこイケたりする。いや、昨日はたしかに全然負けましたけど。ガンパレが決して激ムズのゲームというわけでもないし、というかむしろチュートリアル的な部分でとてもがんばっていると感じましたガンパレ。とにかく新設設計なんですよ。ややこしくなりそうなシステムをできるだけかみ砕いて、順を追ってていねいにゲーム中に教えてくれる。それでもまだややこしそうな時には「続きは明日教えてやる」とか言われて、いっぺんに理解できる範囲で話をいったんヤメにしたりして、うーんちゃんとよく考えられてるなあ。
 ひるがえってみると、ドラクエVIIは不親切である。あくまでもチュートリアルに関してなんだけど。たしか前まではいちいち町の人のセリフで遊びかたを細かく教えてもらっていた記憶があるんだけど、あれVやVIでは違ったかな、いや少なくともVのあたりでは「緑のボタンは便利ボタンだから、人と話すときや足元を調べる時に使うといいぜ」なんてことを言っていた気がする。さすがに「武器や防具は装備しないと意味がありませんよ」とまでは言われてはいなかったと思うけど。そうでもなかったっけか。しかし今回のドラクエはそういうセリフがほとんどない。いやむしろ全然まるっきりない。STARTボタンで北を向くことぐらい、今回初めてのシステムなんだから教えてくれたっていいじゃないか。仲間と「話す」できることだって、言われないとわからないぞ。いや、説明書読めばいいことなんだけど、それを言ったらVの便利ボタンだって説明書読めば分かったことだ。そういう「説明書に書いてあること」でもちゃんとゲーム中で教えてくれる親切さがドラクエの素晴らしさのひとつだったのに、いったいどういうことだ今回のドラクエは。
 それにしても、それだけ差があるくせにドラクエをまだガンパレよりも気楽に感じるっていうのは、一体なんなんだ。今の話の流れからいくと気楽に遊べそうなのはむしろガンパレの方である。それなのにドラクエに手を出しちゃうっていうのは、まあ、つまりシリーズ物の強みっていうことなんですかねやっぱり。僕はドラクエが持つ独特のリズムを頭で理解するよりも体で憶えているわけで、なんというかそこは「勝手知ったる他人の家」だ。町で情報を集めて武器を買って外で戦って危なくなったらホイミかけて、っていうそれは説明されてなくても知っているわけで、もっと言えば戦闘中のコマンドが「たたかう」「ぼうぎょ」「じゅもん」「どうぐ」で構成されていることまでなぜかプレーする前から分かっているわけで、要するにそういう事なんだろう。一歩間違えばマンネリなんですけど、このシステムってすでに洗練されて完成したシステムだし。って、なんだか結局ドラクエ万歳みたいな話になろうとしているんですが。んーまあ、だって楽しいし。

 ちなみに現在、すさんだ町に着いたところです。とんだところに来ちまったぜ。

*1 『ガンパレード・マーチ』

戦術ロボットシミュレーション+学園ときめきギャルゲーというもはやどうあがいても言い訳のきかないようなゲーム。

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