人生: 過去ログ 2001年02月

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過去ログ 2001年02月

※下に行くほど新しい記事です。

2001.02.01(ドラゴンクエストVIIより)

シビれるぜ! その毒

 ここ三日ばかりなにかに取り憑かれたかのようにレベル上げばっかりやっている。たぶん今のままでもそこそこイケるような気はするんだけど、もうこうなったら意地だ。何の意地なんだか知らないが。こんなことをやってるからいつまでも話が先に進まないのだ。
 考えてみれば今日はもう2月の始めだった。もはや我々に残された時間はわずかしかない(*1)。戦わねばならないのだ。戦って戦って戦い抜かねばならないのだ。しかしこんな理由でRPGを必死になってプレーするというのも本末転倒というか本来の楽しみ方を見失ってる気がしてなんとも気持ち悪いが、別につまらないゲームを作業的にプレーしてるわけじゃないので問題はないと信じよう。

 ところで今日プレー中というかレベル上げ中、おどろいたことに仲間がマヒをくらった。別におどろくようなことじゃないか。いやいやこれが実はけっこう珍しい話なのである。なぜか今回のドラクエ、マヒ毒をくらう確率が異様に低いようなのだ。むしろ今日がはじめてなんじゃないのかマヒ毒?というぐらいに珍しい話で、というか記憶が確かなら本当に今日が初だった。それはまさにプレー初期の段階から全員に道具として各人「まんげつそう」を所持させている僕をあざわらうかのように。
 もういっそ売ってしまおうかと何度も思った。アイテムが増えてくると本当に邪魔で邪魔でしかたなかった。しかしマヒだけはいけない。くらったら即次のターンで治すという姿勢が大事なのである。あれよあれよという間に速攻全員マヒをくらって全滅したときのやるせなさは、やった者でなければわからない。まして4人パーティ中3人がマヒをくらってなんとかその戦闘はしのいだものの無事なその一人はキアリクを憶えていない上「まんげつそう」も切らしてしまい、泣きながら町まで戻る途中に「しびれアゲハ」の団体に遭遇してしまった時の恐怖と絶望を誰が知る。そう、マヒの回復だけはあだやおろそかにしてはならないのである。
 ところで今回マヒをくらってウワーと焦っているうちに、パーティの残りのキャラの攻撃で敵は全滅し、戦闘は終了した。で、「まんげつそう」を使おうとメニューを開くと、これ知ってる人はとうぜん知ってるでしょうが、治ってやがるんですよ。マヒが。なんだこれは。
 どうやら今回のドラクエはマヒは戦闘中のみの問題らしいのである。戦闘が終われば回復する、いわば「ねむり」や「マヌーサ」等と同レベルのステータス異常だったのであり、4人パーティ中3人がマヒをくらってうんぬんとかいう問題はこれっぱかりも起きやしねえのであった。それはまさに全員に「まんげつそう」を所持させている僕をあざわらうかのように。

 なんかスゲエ負けた気分です。

*1 時間はわずかしかない

3月15日は『ボクと魔王』発売日。

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2001.02.04(ドラゴンクエストVIIより)

こんなの日記じゃない

 今日のテーマは「まとまりのない日記」です。それだけ決めて書く。

 気がつけばもう2日も間があいてしまったが、それというのも最近やたらゲーム進行が遅々としているせいでこれといって思い浮かぶサムシングがないというていたらくだったのだ。なんとなれば今まで行った場所めぐりにつぐ場所めぐり、レベル上げにつぐレベル上げといった具合である。こんなことで日記が立ち行くわけもないのだが、それは少し言い過ぎだと思う。だいいち場所めぐりにしろレベル上げにしろ、自分が好きでやってることだし、まったくどうしたものやら。
 というわけなので (何が) 今後はギヤをそのなんだ、ローにして (←たとえが適切じゃないことに気付きながらも強引に押し通してみましたよ) ぶっちゃけた話更新ペースを落とし気味にしようかとも思ったんだが、へたにそういうことを書くと今度は妙に意地になって毎日更新してしまいそうな自分も否定しがたくいるのであって、本当どういうつもりだ。僕が。
 まあそんな雰囲気で今後もこの日記はだらだら休んだり休まなかったりで続くのである。川の流れのように。このたとえも少し違うし。

 ところで今回は絶対前フリよりも本題の方が短そうだが、例の音楽の都的存在のあの国である。あの国の王女について僕は前々から気になっているというか、困っているというか、こんなことではいかんというか、大変やりきれない思いを抱いているんだが、あの人って『ボクと魔王』のマルレイン姫とどうしてもイメージかぶっちゃってしかたないんですが。なんてこったまたボクと魔王か。なにしろつくづく惚れこんでしまったがために何を見てもボクと魔王に見えるという感はある。ああボクと魔王はいいなあ。♪お料理じょうずな ひとづまよ〜(*1)
 実際の話、ドラクエやっててこんな風にキャラのイメージが何かとかぶることはいまだかつてなかったような気もしますが、本当どうだったろう。あ、ガボは悟空 (ドラゴンボールの) に通じるところがあるんだっけ。しかし僕にとってガボはいわゆる世間一般におけるガボのイメージと少し違う解釈をしているため、あんまりそういう風に思えないのだった。僕の中のガボといえばこんな具合だった。主人公がこんな具合なのはすでにご存知の通り。まったくどうかという感じだが、いや別に鳥山明キャラに文句があるわけじゃないとは言いつつもこうだれしも好みの問題というのはあります。ちなみにキーファといえばこんな感じ。いちおう等身バランスやポーズをもとの絵に近づけようとしているあたりが涙ぐましいですか? そうでもないですか。あと、マリベルアイラ。ちなみにメルビンはあのままでおおいにオッケーだったので描いてません。

 ところで現在の進行状況ですが、例の風の谷における問題をなんとかしたところです。そろそろマルレイン姫に会いにいかないと。いやマルレイン姫じゃないんだけど、ああどうしても頭の中であの姿に変換されてしまうなああの人。

 本当に全然まとまりのない日記になってしまったが、まさに思うつぼだ。あ、いやなんかそれもちょっと違うが。明日はもう少しまじめに書こうと思いました。

*1 お料理じょうずな ひとづまよ〜

主人公の母親がくちづさむ母親のテーマ。この歌詞を読むだけでも充分にボクと魔王のセンスの良さがわかるというものだ。

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2001.02.05(ドラゴンクエストVIIより)

ボス

 ボスとの対戦の時、あ、今日は前置きなしでいきなり話はじめますけど、なにしろもう夜もふけているので。とにかくボスとの対戦の時。
 なんか今回のドラクエは妙にボスが強いというイメージがある。僕だけかしれないけど。ボスのHPが妙に高いのだ。そして恐ろしいことに1ターンに2回連続攻撃してきたりするのだ。グループ攻撃魔法とかがんがん使ってきたりするのだ。攻撃力も高いのだ。前のドラクエってこんなボス強かったっけ? と書いてはみたもののそういえばそうだって気もしてきた。どうだったっけ実際。なにぶん前にやったのが『V』のころだからもう5年ばかりたっている。憶えてやしない。
 たぶん今回ほら戦闘中に例の「はなす」した時に相手がボスだったりした日には「モンスターに攻撃が全然効いてないぞ」的なメッセージをパーティのみなさんが喋るようになってるんで、たぶんその効果で今回のボスは超強えと思い込んでるところもあるんでしょう。あるんでしょうが、実際ボス手ごわいよなあ。いっつもけっこう厳しい戦いになってる気がする。たいてい一人は死にかけるわむしろ死んであわてて時の砂使ってやりなおすわああそういえばイベント上の強制全滅で「メガンテの腕輪」の効果をむだに使われたときは悔しかった。まあ別に普通にプレーしてたら一生使うことのなさそうなアイテムではあるけど。何の話だっけ。
 ああそうだ今回のボスは強いんだった。個人的に少々辛口意見も言わせてもらうと、強いのはともかくいまいち特殊能力の個性に欠けてて、似たような攻撃するボスが多いのはいただけないと思うんですが。真面目な話。
 あれたぶんボスがボスとして一番輝いてたのって、スーファミ版の『ファイナルファンタジー』シリーズあたりだと思うんですよ。良かったねーアレ。楽しかったねーボス戦。見た目も特殊能力もバラエティ富んでて、なおかつ弱点がスゲエはっきりしてたのが魅力の秘密と分析しましたが。なぜか最近のファイナルファンタジーのボスはたいてい弱点が地味なところにあるんで、いまいちタクティカルに弱点を攻める楽しさに欠けるとか思うんですよ。あと見た目もまあポリゴンだししかたないんだけど、それほど魅力的じゃないしなあ。とかいう具合に今日はドラクエからファイナルファンタジーまで斬ってますが。どんどん敵を作る日記ですよ。ハードボイルド、っつうんですかね。

 とはいえ今回 (というか昨日) のボスは変わった戦法で攻めてきやがりましてなかなかに楽しめたわけなんですけど。あとやっぱり一人死んだので時の砂使ってやりなおしたけど。
 そんな今日は昨日の続きであちこちの様子を見て、あれ、コレ何よ!? とか思いつつあーそういえば忘れてたけどあそこ行かないとなあとも思いつつ、え、まだ開催されてないの!? じゃあやっぱりあっちか、とか思ってるあたりです。いつにもまして抽象的だ。

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2001.02.06(ドラゴンクエストVIIより)

本日休載

 ♪七つの刺青眩しいネオンそれいけ僕らのマジンガ〜。globeの『EURO global』(*1)は本当にイイなあ。globeは別にどうでもいいんだけど。
 という心底ドラクエと関係ない話を冒頭からふっている以上おわかりでしょうが、今日はドラクエやってません。読んでた『デスぺレーション』(*2)がクライマックスにさしかかってしまったので。こんな日があってもいい……。(←余韻)
 それで明日は『デスぺレーション』にからめてドラクエの話をしてゲーム日記としての体裁を保つっつう具合ですよ。こいつはアイデア賞ものだぜ? (絶対そうじゃねえ)
 ところでなんで今回のドラクエにはメイドが異常に大量に登場するんでしょうか。

*1 『EURO global』

小室ファミリー的存在であるところのglobeの曲をノリノリへっぽこミュージックの元祖ダローラやデイヴ御大がリミックスしてくださった (globeはこの事実に感謝すべきであろう) スーパーインチキアルバム。スゲエ好き。あと、冒頭の歌詞は「それいけ」以降でたらめ。

*2 『デスぺレーション』

スティーヴン・キングによるスーパーインチキ小説。あ、インチキなのは『レギュレイターズ』の方だった。スゲエ好き。

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2001.02.08(ドラゴンクエストVIIより)

女中さん

 ♪ルキーンフォーダプレーセズ、ルキーンフォーダフェーセズ、ルキーーー (吐血) ゲボォッ! KEIKOの高音部は無理しすぎだと思うんですよ。
 そんな具合にまるで今後globeネタをつかみにしようとしているかのような前フリもかましつつ、前回に思いをはせればそういえば今回のドラクエ、メイドの数がやたら多いとかそんな話で終わったんでした。大方そんな雰囲気でした。

 で、実際このメイドの数たるやどうだ。なぜこんなことになってしまったのか。この世に神はいないのか。勢いだけでそんな事を口走るくらい、今回のドラクエといったらメイドだらけです。もはやメイドだらけの水泳大会 (ポロリ有) と言っても過言ではありません。過言だけど。
 たいていの町にまず1人はいるどころか4、5人が徒党を組んでいる場合まであって、これはもはやただごとでは済まされない状況といっていい。ある種この世界はモンスターとかよりむしろメイドに支配されかけているんじゃないでしょうか。どんな事情だかよくわかりませんが。

 ところで僕個人の話を例によってしようかと思いますが、僕としてはアレです、メイドは大いに結構と言っておこう。しかし諸君! 諸君は考え違いをしてはいまいか、諸君! (←うるせえ)
 メイドと言ってもなんつうかパソコンゲームに登場するようなエロースなメイド(*1)はちょっとどうなんでしょうかあれは。むしろ僕の中ではメイドといえば古きよき英国文学の香りただよわすこうしたものであって、エロースだのロリータだのデフォルメした女中服だのと、上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想!!!(*2) とか言いきる覚悟ですらありますが、しかしああいうエロメイド好きの人々はどんな環境下であれ初回特典のためなら開店待ちをいとわないほどのちょっとどうかと思うような気概を持った連中だ。その団結力を甘く見れば、範馬勇次郎が麻酔銃の前にまさかの敗退を喫したのと同様に、なんかヤバい事になるだろう (←想像力不足ぎみ) 。だから言いきるのはやめるが、それにしても、なあ。

 もはや何がなんだかわからなくなってきたところで、ドラクエに話を戻します。今回のドラクエに登場する数々のメイド、そんな曲がったというかある意味まっとうなメイド (いやむしろ女中) 観からいえば、非常にオッケーといえましょう。まっとうな女中さんありワケありメイドあり田舎から出てきた人あり自分の仕事に誇りを持った人ありの、大変まっとうなメイドっぷりを見せていて個人的には大いに満足ですが。

 しかし一体何を一生懸命書いているんだ自分はと自問してみたりみなかったりする今日ですが、ドラクエの進行状況的には水の中やら空中やらあちこちに出没していました。なんだか知らんが大変そうですね。

*1 パソコンゲームに登場するようなエロースなメイド

この表現は暗に「パソコンゲーム=エロゲー」という偏見を示しているが、あながち間違いでもなさそうです。

*2 上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想

刃牙。

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2001.02.14(ドラゴンクエストVIIより)

だめになっている

 風邪にてここ数日休載中。ダールーイーーー。

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2001.02.18(ドラゴンクエストVIIより)

再開

 再開とかなんとかいったところで、じゃあ今まではとどこおりなく書いてたかというと全然そういうわけでもないのでまったくあれなんですが、とにかく久しぶりの日記である。正直ちょっとどうかというくらい間の空いた日記であるが、なにしろ本当に風邪でだめになっていたんだからどうしようもない。
 一応たまの休日なんだからと無理にプレステの電源入れてみた日もあったんだけど、それはそれでなにしろ熱があるんだから身も入らず、というか多少視点を回転してみただけでも3D酔いみたいなことになるんだからいよいよもって病身である。雰囲気的には近代日本文学といった風情である。よく知らないのをいいことに適当言っている。

 よく世間一般で、風邪をひいて会社あるいは学校を休んだからといってドラクエをやるという話もよく聞くんですけど、あれはいったいどういう了見だと僕は声を大にして言いたいが、あんまり大声を出すとふらふらと倒れてしまいそうな自分も否定しがたくいるのであって、つまりなにしろ病み上がりなもので。いよいよなんだかわからなくなってきたぞ。
 まーアレですか世間一般としては、体動かして体力使うわけじゃないし部屋あったかくしてる分には風邪休み中のドラクエもある種アリやな、的な気分なんだと思うんですが、正直理解に苦しみますよ実際。だいたい風邪ひいてる段階で頭回んないじゃないですか。個人的には全然ダメですよ風邪なんかひいたら。まず洞窟のどのあたりに自分がいるのか把握できなくなります。むしろなんのためにこの洞窟にいるのかすら憶えてない自分もいます。もはやゲームを楽しむ以前の問題です。だいいち30分もプレーしてたら頭痛してゲームどころじゃなくなってきたりしないのか。僕はするね、ああ大いにするとも。そんな具合ですよ?
 まったく世の中っていうのはどうなっているんだ、とか思う今日この頃ですが、まあそんな雰囲気でドラクエもたいして進んでないわけです。ある神父と誤解に関するイベントをやっつけたぐらいで。
 えーと現状まだ風邪が抜けきってないせいか、ここまで書いた段階で疲れてきたんですが、じゃあとりあえず今日はこれまでということで。

 しかしひどい日記もあったもんだ。

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2001.02.19(ドラゴンクエストVIIより)

告白

 この件については書かないわけにはならないだろう。
 やはり日記というものが日々起きた事実をあますところなく明白に書き記すものである以上はこの一件について書かねばなるまい。そもそもじゃあこの日記がこれまで起きた事実をあますところなく明白に記していたかっていうと大いに疑問の余地がありますが。まあ昨日のイベントで、真実は後世にきちんとした形で残すべきだと思い知らされたので。こじつけですが。

 時間は少し前後するんですけど、昨日の一件のちょっと前。えーとね、まあこれズバッと言っちゃいますけど、また石版が足りなくなったんですよ。またしても。ああなんとでも口汚く僕をののしるがいい君の心がそれで満ち足りるのなら。つくづくもってなんかこうダメという感じがしてどうかと思うんだけど、さらに付け加えるなら例の占いのおばあさんに話を聞きに行って、かつその占いで出た卦 (け) は結果的に非常に的を射ていて、それどころか僕が「あーたぶんあそこのことだな」と思ったその場所もそれで激正解してたっていう、にもかかわらず石版見つからなかったって言うからはっはっはこいつはお笑いだ。ガッデム (ちきしょう)!
 ついでに告白するなら前回石版足りなかったときはそれでも4時間ばかりあちこち探し回ったもんですが、今回ともなれば15分もすれば余裕でインターネットに繋いでブックマーク (お気に入り) してた例の攻略ページで調べるサイバーライフっぷり。そりゃサイバーシティも眠りませんよ(*1)。どんどん自分がしょぼい人間になっていく。こんなことでどうする自分。しかしそのページで得た回答は、われながらしょぼいの一言で済まされないゼと思わせるに足る迫力充分の、要するになんかもうダメだったんですけど、えーとこれ本当に説明するんですか? なんかもう半泣きなんですけど。

 ああもう画像でさらっといっちゃいますけど、つまりこういう具合でした。
 そこはある建物とだけ言っておこう。その場所はそれなりに2度3度行ってた場所で、まあそれなりによく知った場所であった。勝手知ったる他人の家という具合で、文字通り台所にあたる部屋であった。
 そして僕は例によって視点を回転させた。立派な態度だと思う。我ながらきちんとやってるじゃんかと思う。何気なく通り過ぎることの多いこんな部屋も見逃さない自分を愛おしくさえ思う。

 で、まあそういう具合で、その場所には特になにもなかったんでそこを後にしてってウワー。
 そうなのだ。そういう事だ。そこに階段はあった。しかし僕はあと45°視点を変更しなかったがために階段には気付かずに素通りしていたのだ。何度となく視点変更して、何度となくあと45°たりずに見逃し続けていたのだ。なんという盲点だろう。こんな事があっていいのだろうか。神は死んだ!(*2)

*1 CyberCityは眠らない
布袋寅泰。

*2 神は死んだ!

なんでもいいからこの程度のことで殺すな。

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2001.02.20(ドラゴンクエストVIIより)

つくづくもって素晴らしい事

 今日はいよいよというかなんというか、例の石版の最後の1枚を埋めるときがきた。まあどうせまだ先はいろいろとあるんだろうけど、とにかくある種の大詰めを迎えていることはたしかだ。しかし、「ある種の大詰め」ってのは、なんだ。

 そんな大詰め状態でも例によって石版はめてキュイーンなんつってとりあえず仲間全員と「話す」してから大陸をぐるっと回りつつ適当にエンカウントした敵と戦ってみたり洞窟に入ってすぐ引き返してみたりという定番の動きをしたあげく、城などに入ってひととおり話を聞いたら記録して電源OFFという、総計すると30分ていどのプレーで今日も終わるのであって、つくづくこれではとうてい3月15日発売の『ボクと魔王』にはまにあいません (若干あきらめ気味)。

 まあ、その話はいい。いいのかどうかわからないけど。
 僕が今回のドラクエやってて毎回毎回すばらしいと感心しきりな点がひとつあります。心底素晴らしいと思う。正直言って惚れる。誰に? さあ。
 電源入れた直後、エニックスのロゴがすげえ早く消えるのである。
 むしろ○ボタン速射したらそれでスキップできちゃったりもするのである。
 なんて素晴らしいんだろう。いや別にエニックスのロゴが悪いとかいう話じゃなくって。ああいう社ロゴって全面的に正直ウザくないですか。なんで電源入れて即ゲームに入れないのかと思いませんか。ただでさえローディング時間かかってるのに。
 世間一般がそんなダリー社ロゴ全盛だというのになんと今回のドラクエ、ローディング時間も短いわ社ロゴもスキップできるわと神のごときふるまい。これが惚れずにおれようか。誰に? エニックスに。いわばエニックスという会社の擬人化した人格としてのエニ田クス夫あるいはエニ山クス子に惚れるのであって、そういえば昔のドラクエってオフィシャルな主人公の名前「えにくす」じゃなかったっけ? ←自分で書いててここまで適当な文章続けられるのってスゲエなとか今思いましたよ実際。

 いやまあ実際のところ今回のドラクエにかぎらず、あとエニックスにかぎらず他の会社とかもスキップ可で超早の社ロゴのメーカーとかもあるんでしょうけど、実際の話個人的にはこれが初めてでした。まったくもってエニックスはすばらしいと思う。だいたい僕はプレステ2で遊んでるので、最初にプレステ2のブラウザ画面がギューンとかいってその次にプレステの起動画面がミーヨーヨーヨーヨーン (キラッ) (*1)とかいいやがって正直ウザいったらありゃあしねえのです。正味の話この点だけでプレステそしてソニーに対する印象が3割方ダウンしているといってマジに過言じゃないほどです。ちなみにニンテンドー64の任天堂ロゴはまあ比較的短いんで可。やはり任天堂の仕事は信頼がおけるといえましょう。あとドリキャスは社ロゴスキップまでできて大変グレートだといえますが、その一方で起動のたびにビジュアルメモリがピーッてうるさい(*2)ので大変に心証がよくないです。これがためにセガ社がハード事業からの撤退を余儀なくされたとは、いったい誰が知ろう。勢いにまかせてひどい事を言っている。
 そういえばこの日記、ゲーム日記のくせにここ最近のセガの時事ネタ(*3)にひとつもかすっていないことに気付きましたが、それってけっこうすごいですね。

*1 ミーヨーヨーヨーヨーン (キラッ)

きわめて主観的な擬音。

*2 起動のたびにビジュアルメモリがピーッて

電池を入れたり、あるいはメモリーカードにしたりすればいいんでしょうが、誰がしてやるものか。

*3 ここ最近のセガの時事ネタ

一言でいえば、がんばれというようなことになっている。

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2001.02.21(ドラゴンクエストVIIより)

ドラゴンのクエスト

 今日は昨日行った落ち込みぎみの城周辺をおおいに捜索し、とりあえず収穫は人間嫌いのみなさんに出会ったことくらいだがこれがもとで落ち込みぎみの城になんらかの変化が訪れているかも? どうだろう? といったあたりで記録して終了しました。
 表面的には昨日とほとんど変化ないんだけど、まあ今回のイベントといったらなにしろ最後の石版によるアレなわけで、そうそうひとすじなわで片づくもんでもあるまい。たぶんそうだと思うんだけど。そういった気持ちで今日を生きていますよ。

 ところで気になるのは、ドラゴンクエストというタイトルだ。いや本当の話。今日いきなり気付いたんですけど、これってドラゴンのクエストなわけですよ。うわすげえ頭悪そうな文章。いやなにしろドラゴンのクエストです。冷静に考えるとクエストの正確な意味を知らないけど、問題はドラゴンです。
 そう、僕はまだドラゴンにまだ会ってないのだ。
 もちろんドラゴンの亜種という感じのモンスターや見た目的にドラゴンと呼んでもさしつかえなさそうなモンスターにはすでに何度も出会っているんだけど、そういうことではなく。ズバリ的にドラゴンといえるヤツですよ。もう名前の時点で「なんとかドラゴン」だったりするような。鳥山明デザインっぷりが前面に出ているような。連載初期のDr.スランプ思い出させるような。
 かりにもドラクエである。ドラゴンをクエストするゲームであって (違うと思います)、ここにドラゴンがいなくてどうする。そう考えると、僕の今立っている場所はまだまだドラゴンクエストのクエストたるドラゴン (もうなにがなんだかわかりません) も登場していない、ストーリー的には序の口であるとさえ言えるんじゃないでしょうか。まあそれは言い過ぎとしてもですよ。
 これまでのドラクエの思い出を振り返ってみても、少なくとも中盤とか後半にくればドラゴンのひとつやふたつ登場すると思うんですよ。あれ『V』はどうだったかよく憶えてないんですが。まして『VI』はやってないわけではあるんですが。とりあえず『I』から『IV』までで言えばドラクエといえばドラゴンがクエストする (まだ言う) のは必定。どうやらこの先僕が思っていた以上に先は長いのかと思わすものがあります。「この一件、相当根が深けえな。面白くなってきやがったぜ」とか呟いてあと口のあたりの血をぬぐいながらペッて吐いたりするような感じです。そんなたとえは間違っていると思いますが。

 あるいはあれか、本当にいわゆるザコ敵にはドラゴンがいなくてイベントの奥の奥いわば最終ボスとかがドラゴンだったりするという話もありえないことではないとか思いますが、それはじゃあ特技の「ドラゴン斬り」がラスボス戦に便利すぎるということになるのでやっぱり違うかな。それにしてもドラゴン系の敵用特技であるはずのドラゴン斬りを、パーティーの仲間たちは意外にドラゴンとはとうてい思えないような相手に向かっても使うのでいったいどういうことなのかという気分ではある。個人的に今回のドラクエに関しては人工知能のやることに間違いはないという非常に70年代的な気分でいるので、この点に関しては非常に気にかかるところです。まさかあの赤黒いてっきゅうまじん風のモンスター(*1)がドラゴン系とはとても思えないわけで。

 謎は謎をよぶままに、どうということもなく日記は終わる。日記だし。

*1 赤黒いてっきゅうまじん風のモンスター

隠しているわけじゃなく、名前忘れただけ。

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2001.02.22(ドラゴンクエストVIIより)

見落とせ

 おとといあたりに、昔のドラクエはオフィシャル主人公名が「えにくす」だったとか書きましたが、「ちゆん」(*1)だった時期もなかったっけ?とかいう疑問がわいてきました。どうだったっけ。ドラクエIだと「ちゅん でーす かのじょを まってます」とか言ってたんだけど。町人として。

 それはそれとして。昨日の日記の記述でちょっと変に感じた人も多いのではないだろうか。すでに今回のドラクエとかクリアしてる人で。
 そう、例によってまたも見落としていたわけですよ実際。しかも今回ときたらもう画面取り込む気もうせるほど丸見えの場所を。正直言ってその建物に入ったら速攻で見えるような場所にその階段はあって、しかも僕はその階段をはっきり認識していたのだ。そうかそう考えると「見落とし」ですらないんだけど、とにかく僕はいったいどういうわけだかその階段を下りるという行為をしなかったのだった。そんなわけでフラグが立たなかったのだった。そんな具合でイベントがいっこうに進まなかったのだった。
 なんだかゲームを進めるほどに自分が頭悪くなってる気がしてるんだけど、本当にいったいなんでまたそんな階段を素通りするようなまねを自分がしたのかがわからない。だってね、その階段をはっきり見てるわけだし、むしろ「あー階段もあるのか。じゃあこの部屋をひとまわり調べたら次は階段を下りよう」とまで考えたんですよ。記憶あるんですよ。
 で、むしろ僕はその階段を実際に下りたような気にまでなっていたのだった。問題はそこだ。なんでそうなっているんだ。僕の中ではその階段は既にチェック済みということになっていて、実は過去すでに2、3度その階段の前まで訪れてかつ「もうチェックずみだから。人もいないし」という理由で素通りになっていたのだった。で、今日なんの気なしに降りてみたら見たことない間取りに見たことない人がいるんで超ビックリしてなんかもう家帰って寝たいような気分になったりしたんですけど。
 これには参った。正直やられた。こんな巧妙なトリックを隠すとはさすが堀井雄二。トリック? まったくもって最悪といおうか、昨日の日記読んだ人は「なんかこいつ変じゃねえ? もしかして間違えてねえ?」とか思って読んでたはずで、ああもう本当家帰って寝ていいですか。まあ帰るもなにも実際ここは家なんだけど。

  今日の教訓:階段は下りること。
        意外に見落としがちだけど、重要だゾ!

 もう寝ますええもう本気で家帰って寝ます。

*1 ちゆん

すなわち初期のドラクエのプログラムを担当していたチュンソフトのチュンであり、社長の中村光一の「中」の中国語読みでチュンだというのは有名な話。ちなみに中村氏の商業ソフト第1作『ドアドア』の主人公も「チュン君」である。それにしても「ちゅんそふと」とはなんともかわいい響きのソフトハウスだと思う。この対極にKAZEだの彩京だのウルフ・チームだのがいるといえる。そしてその中間の硬派なんだかかわいいんだかわからないゾーンに元気とか魔法とかがいるのだと考えるが、どうでもいいですか?

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2001.02.26(ドラゴンクエストVIIより)

いろいろあって

 例によって例のごとくではあるが、日記の更新に間が空いてしまった。もう3日である。なまじな母親だったら心配するところである。なにが。
 この間なにをしていたかというと、ダラダラーッと昼まで寝たりなんかこう寝そべってポテトチップのひとつもつまみながらマンガ読んだり気がついたら日が暮れていたりとダメ人間っぷりをいかんなく発揮していたのである。それはもはや神の領域だったと人々は伝える。そんな具合に。あと、たまったメールに返事を出したり出しきれなかったり (中途半端)。つくづくこの日記やってるとそういった日々のあれが全然なことになるんですけど、本当すいません本当すいません。
 ところでドラクエである。この間ドラクエやってたかっていうと実はほとんどやってなかったというか30分ぐらいはやったというレベルでおいおいいくら何でもそれはあるまいという気分ですが。自分でも。なんかこう休みの日ってうっかり何もせずに過ごしきっちゃうことってないですか。こんなはずじゃなかったのに。そういやビデオ溜まってたからなあ。僕の環境だとビデオ見ながらゲームやる事ができないので、ビデオ見るとなるともうそれに専念することになるのだった。それにしても『プロジェクトX』は面白い。血が熱くなるいい番組だ。あと『仮面ライダー アギト』も(*1)。その後『も〜っと! おジャ魔女どれみ』(*2)でヒートアップして、『笑っていいとも! 増刊号』でクールダウンするという仕組みだ。クールダウンしてどうする。だいいちなんなんだその硬軟とりあわせすぎた組み合わせは。
 その他適当にお笑い番組やら美術番組やらをむやみにセレクトしたビデオを見ているうちに時間も過ぎるというものです。ドラクエやる暇もなく。ヤベエ! こんな事でいいのか? ドラクエに夢中だったあの時期を君は忘れてしまったとでもいうのか?
 とか何とか言ってますが、実はその分今日のプレーでいろいろありまして、しかしそのマクラの部分だけで今日はけっこうな文量になったので次回に続きます。これが大人のやり方なんだよ。

*1 『仮面ライダー アギト』

妙に凝った大人向けな内容で、いやそんなことよりも立場の違うライダー3人という組み合わせがまったく僕の子供心に火をつける。『クウガ』は見ていなかったんだけど、これも見とけばよかったと後悔すらしている。

*2 『も〜っと! おジャ魔女どれみ』

その前シリーズの『おジャ魔女どれみ#』までは見ていなかったんだけど、たまたまその最終回だけ見たらもうマジで感動で泣けて号泣して、以後絶対見逃さないことに決めましたが、こんな僕はもうダメでしょうか。

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2001.02.27(その他もろもろの話より)

語感はたしかにいいが

 「夢追いリアリスト」

 どっちなんだ、それは。

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2001.02.27(本の話より)

本屋にて

 たとえば本屋でこんな人物を見かけたらあなたはどう思うだろうか。本を手に取る。それはいい。だが彼はどういうつもりなのかその本を開くでもなく、ただまじまじと表紙を見つめているのだ。凝視といっていい熱のいれようだった。それどころか慈しむかのように指で触れたりする。表紙を。かと思うと本をひっくり返 して、裏表紙を見たりする。もちろん凝視である。どうなんだ。ほかにすることがあるんじゃないのか。彼はさらに思い切った行動にでる。カバーを外したのだ。本はハードカバーだった。そんなことはどうでもいい。そして裸になった本を例によって凝視した後、なぜだか強く頷いたりもする。やっとページをめくり始めたかと思うと、いきなり「とくしょっ……」と呟く。意味が分からない。彼がページを進める速さからみて、到底文字を読んでいると思えないのに、その瞳は真剣そのものだ。彼が特に引き寄せられているのは奥付である。他に見るべきところがあるんじゃないのか。どうなんだいったい。
 実を言えば、これは私である。正直自分でもこれはあんまりな人物像じゃないかと思うが、本屋における私はこういう痛い人間であるのだ。
 タネを明かすと、要するに僕は本の装丁が好きなのである。ちょっとしたオタクと言うべきだろう。マニアというほどではない。一般的にはこれでも充分にナニなあれではあると思うが、上には上がいるというものだ。
 前述の奇行も要するに美しい本の装丁を見て夢中になっているのである。まず表紙に目を奪われ、その紙質を指で確かめているのだ。けっこう高い紙使ってるなあ、でもさすがに質感違うよなあ、とか思いながら。とうぜん裏表紙にも目が行く。バーコードをこういうふうに処理するかあ、違うなあ、と僕は思うのだ。当然カバーの下にも興味はゆく。カバーの内側は内側でまた凝った処理になっている。いいデザインだ。格好いい。これだ! と僕は頷くのだった。そしてページを開くと、そこに特色(*1)が使われている。圧倒されて我知らず「とくしょっ……」と声が出てしまいあわてて口を閉じる。特色しかも本文に使うかあ、やるなあ。高くついたろうなあ。ぱらぱらとページをめくる。全体の構成も予想通り見事だった。書体といい配置といい、見事に美しい。独特でいてそれが変じゃない。全然カッコ良い。素晴らしいと思って、僕は奥付をさがす。そう、この抜群の仕事をした連中は誰か知りたいのだ。たいてい装丁といえば奥付に書いてあるものだ。ああなるほどそうじゃないかと思ったらやっぱり祖父江慎 (COZ FISH)(*2) かあ。つくづくいいなあこの人の仕事。

 えーとまあみなさん、試しに注意して本の表紙とか見てみてください (高いだけあってハードカバーには良品も多いですよ) 。マジでその美しさ/カッコ良さにはけっこう脳天にガッてくると思います。ちょっとした映画鑑賞気分で、ゼヒ。

*1 特色

通常の印刷で使われるシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色ではなく、特別なインクを使った印刷のことを「特色印刷」というのである。

*2 祖父江慎 (COZ FISH)

別に祖父江慎という人の別名がCOZ FISHという事ではないので注意。

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2001.02.27(ドラゴンクエストVIIより)

時代

 昨日からの続き。
 なにが驚いたといって、それはあれだ。「水のはごろも」である。ドラクエII(*1)以来の由緒正しいアイテムでありかなり強い系の防具であるところのあれである。あれが出てきたことに驚いたわけじゃなくって、なんとあれをガボやメルビンが平気で着れてしまうのである。
 だめだ。それは大いにだめだ。むしろNOだ。ノンだ。ナインだ。ニエットだ。不是だ。(『沈黙の艦隊』風) だってそうじゃないか、水のはごろもといったら『II』ではムーンブルクの王女専用アイテムだったくらいのあれで、というか公式攻略本などのイラストをみるかぎり水のごとき質感を持ったドレス状のなんつうかひらひらスカート的なものであって、それをこともあろうにガボやメルビンが着てしまうっていうのはファンに対する裏切りです! ある意味。
 そんなひらひらスカートをなびかせ (いやだ)、やってきたある種のダンジョン。そこには更なる衝撃が待ち受けていた。

 例の銀色の液体状になったやつが現れたのである。もういいかげんこれ隠す必要はないとは思うんだけど、とにかく銀色 (液状) である。当然のごとく作戦を「めいれいさせろ」に変更し、全員「まじんぎり」という強烈なヤル気をもってかかる。そして例によって逃げられる。こうなれば意地だ。持久戦だ。くちぶえの連発である。その他のザコ敵を屠りほふり、周囲がモンスターの屍であふれ血臭がたちこめた頃に、銀色 (液状) は再び現れたのだった。「まじんぎり」「まじんぎり」「まじんぎり」「まじんぎり」を選択! まずは銀色 (液状) の先行。奴は逃げなかった! ギラを唱えた! そんな攻撃など屁でもない我らが屈強のパーティはここぞとばかりに集中攻撃を加える! ついに攻撃が命中し、我らはもはや戦場の狂気すら宿した目に歓喜の色をたたえたりたたえなかったり。
 いったいなぜ人はこんなにも例の銀色に惹かれるのでしょうか。実際、銀色に遭遇してかつ倒すことにも成功する確率っていったらかなり低いわけで、まあ普通のザコ相手にするより多少効率はいいんでしょうが、それにしたって確率的にはここまで必死になってやるほどのことじゃないと思うんですが。

 とかなんとかやってるうちに、ある別のザコ敵にザキをかけられまくったおかげで命の石(*2)のストックが底をついたので、リレミトかけて命の石売ってるある町まで戻って相場に影響を与えかねないほど大量に買い込んだり。しかしさっきの「まじんぎり」といい、便利な世の中になったものだと思う。命の石なんていうアイテムのなかった昔といったらザキやザラキをかけられることは死を (高確率で) 意味するくらいで、ああ本当『II』のロンダルキアなんつったら思いだしたくもないほど殺されたなあ。『III』のころは例の銀色を倒す確率を少しでも上げようと武闘家に黄金のツメを装備させたりとか涙ぐましい努力をしたものだ。世の中も変わった。水のはごろもを男性が着るのも世の流れか。(男女平等とかの)

 そんなこんなでやってると、いつのまにかパーティの一人が熟練度MAXになってしまい、かといって転職させたところ「わらわせし」以外の道が (計画上) 残っていなく、戦力が一気にダウンしてしまったりもしました。で、今日はその分を挽回すべくレベル上げと称して例の銀色 (液状) を求めて殺しまくりツアーを開幕していました。
 明日あたりこの銀色 (液状) のいるダンジョンをまじめに攻略しようと思います。

*1 ドラクエII

道中「あまつゆのいと」と「せいなるおりき」が必要になり、しかもドン・モハメ (いかにもドラクエらしい名前) でなければ織れないといういわくつきのアイテムだった。

*2 命の石

いちおう説明しておくと、ザキやザラキで死ぬかわりにこのアイテムが砕け散るという、銃で撃たれて彼女の写真入りペンダントが弾を受け止めていた的なアイテム。

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2001.02.27(その他もろもろの話より)

「かーっつ!」

 バシンあいてててて。
 よく寺の修業で、座禅を組んでその後を和尚と思われる人がこう長ーい板状のモノを持って、きまぐれに「喝!」なんつってバシッとやったりするじゃないですか。きまぐれかどうかは知りませんが。
 僕はアレ見て思うんですけど、あれはつまり喝を入れているわけですよね。で、その行為をわざわざ口でも「喝!」つってるわけですよね。
 それって、なんだかライダーキックと似てませんか。

「ライダーキーック!」

 ね。

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2001.02.28(ドラゴンクエストVIIより)

風邪と私

 まるで『風とライオン』あるいは『王様と私』を想起させるようなタイトルで恐縮だが、ごめん今ものすごい適当言った。
 というかヤベエ! また風邪ひいた! 気がする!
 どうもこの日記をはじめてからというもの1ヶ月に1回程度のペースで風邪をひいてるようでかなり気分悪い話ですが、これだけ風邪にかかりまくると風邪のひきはじめの症状にも敏感になってきます。ここ数ヶ月の経験から言って、これはまさに風邪だ! そう力強く断言させるものがあります。力強く断言するようなこっちゃないですが。ぜんぜん。
 だからもう今日は寝る! ドラクエやってる場合じゃねえ! 風邪はひきはじめのうちになんつうかこう殲滅するのです! その、ウイルス?(*1)とかを。いわばドラクエの戦闘において銀色 (液状) に出会ったら最初のターンのうちになにがなんでも殲滅しなければいけないのと似ています。なんとか強引にドラクエの話にむすびつけてみましたが。しかも全然たとえがうまくないし。

*1 ウイルス?

聞かれても。

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