人生: 過去ログ 2001年01月

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過去ログ 2001年01月

※下に行くほど新しい記事です。

2001.01.01(ドラゴンクエストVIIより)

地図

 この日記12月31日 (昨日) が空いていてちょっとどうかという感じだが、個人的な話をすれば昨日は大掃除やら何やらですっかり疲れてしまったのだった。一年の計はなんとやらと言うが、これは一応去年の話だからセーフなのか? 元旦の今日はちゃんと日記書いてるからむしろオッケーなのか? 今年1年バッチリと考えてさしつかえないのか? 今年のラッキーマンは僕か? ヤベエ! 年末ジャンボ宝くじ買わねえと!(遅) そんなこんなで別にいつもどおり日記はつづく。

 ところで地図である。今回のドラクエで厄介なのが何といっても地図である。なんつうか例によってこう詳しくはいえないが、今回の地図は刻々と変化するようになっているのだ。うっかりしてると置いてかれそうになるのだ。そしてまたゲームの説明書にも変化の前の前段階というかむしろ変化なんか知ったことか的なしょぼい地図しか載っていないため、今までのような説明書の地図コピーしてそこに書き込むというワザも使えないのだ。いや、説明書にそんな先まで見越した地図が大々的に載っててもそれはそれで困るんだけどさ。
 もちろんゲーム中に地図画面を呼び出すことはできますよ。できますけど、なんというか今回の問題はそういうことじゃなく、場所を感覚的に理解しづらいというか、ああもう説明面倒なんでしませんけど(*1)、僕としてはココに何ていう名前の町があるとかそういう情報を書き込みたくて仕方がないわけですよ。そしてドラクエの伝統として、画面上の地図にはそういう情報書き込めないし表示もされないわけで、こいつがまったく厄介なのだ。

 そこで僕の編み出した画期的な手法があります。超ヤベエ的アイデアがあります。今日思いついたんですけどね。一年の計は元旦になんとやら。1月1日にこういう地図ビシッと整備するなんてなんかマジで今年一年バッチリという感じしないですか?(*2)
 まず地図画面を呼び出します。ここまでは誰もが通る道だが、ここで僕はその画面をMacに取り込んだ! スゲエ! なんか未来! そしてAdobe Illustrator(*3)を起動! 先程の取り込んだ画像の上に文字やメモを書き込む! 画期的! しかもレイヤーグループ分けることによって、「ルーラ可能地域」とか「現状入れない場所」とかも一発で分類が可能に! スス、スゲエ! さらに、さらに地図がまた変化した場合も、新たに地図画面を取り込んで古い地図画面のファイルと置き換えるだけで、文字やメモ部分はそのまま以前のものを流用可能! こ、こいつはただ事じゃねえ!
 読み込み時間短縮のためと、大事なところをぼかす意味でごく一部だけ切りとって公開しますと、こんな具合です。ちょっとワクワクしませんか? 僕はとてもした。今後この方法でばんばんやってこうと思う。でもこの方法、ビデオキャプチャーボードとかIllustratorとかの先行投資が必要になるんで、あまり人にすすめられないのが欠点だ。

*1 説明面倒なんでしませんけど

ゲームやってる人はすぐ分かるし、ゲームやってない人に説明するのは困難だ。

*2 1月1日にこういう地図ビシッと整備する

見方を変えれば、1月1日にゲームばっかりやってるわけでなんかマジで今年一年どうなんでしょう。本当どうなんでしょう。

*3 Adobe Illustrator

世界に冠たるアドビ社が編み出した謎のグラフィックツール。あまり詳しく説明しない。

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2001.01.02(ドラゴンクエストVIIより)

真・50時間

 そういえばプレー時間50時間越えてた。
 というかむしろ気付いたらすでに53時間になってたりして、うまくいかんなどうも。
 とにかく50時間 (超) である。今度こそ間違いなく50時間超である。一応総プレー時間を下馬評どおり100時間と考えるなら、約半分である。長いんだか短いんだか。
 50時間。1日は24時間なので、まあ約まる2日ということになる。こう書くとなんだか短いな。というか2日間徹夜してぶっとおしでプレーしたら楽勝でこの地点に到達することになってしまう。理論上は。そう考えるとなんだかしょぼいが、キャー徹夜はイヤー!(さまざまなイヤな思い出がふいによぎったっぽい)
 実際の話そうそう2日間徹夜してしかもインターバルなしでプレーするなんてことはないわけで、というか可能性としてはありえそうですが、そういう汚い現実 (さまざまなイヤな思い出が?) には是非目を背けていきたいので、やはりナシとします。そうですね、もう少し具体的に考えると、50時間でしょ? えーと120分ビデオテープが約8本分か。それも3倍で録画して。こう考えるとけっこうクラクラくる数字です。3倍速で録画したビデオ8本だぜ?
 あ、じゃあ映画だとすると、……えーと映画ってけっこう時間まちまちだけど仮に平均1時間半として、や、約33本分!? マジで!? 計算間違えてねえ? だってアレですよ、映画33本ツタヤで借りたらそりゃ例のバスケットもすぐ一杯になりますよ? スタンプカードも即満杯ですよ?(イメージ的に) むしろこれがゲーム終了までの100時間なんていったら映画66本分ですよ! そんな見たい映画大量にあるか? 少なくとも僕だったらネタ尽きて聞いたこともない映画とか借りるはめになると思う。『アマゾネス・プリズン 女囚地獄』とか。それはそれである意味アリか?
 そして怖いことは、この映画66本分の時間が日本中(*1)で何の疑問ももたれないまま大量に消費されていることにある。なにしろドラクエは売れているのだ。えーと手元のファミ通のデータだから少し古いんだけど、12月3日の時点でドラクエVIIの推定累計販売本数が374万4754本とある。これ買った全員がエンディングまで行ってるわけじゃないとは思うけど、たとえば3分の1がエンディングまで到達したとしよう。それでもすごい数ですよ。約125万人が100時間を費やしてるんですよ。それで残りの約250万人も何時間か何十時間はプレーしてるわけで、うわ想像すらうまくできないんですけど。世の中は気付かないうちに大変なことになっていた。これだけのパワーがひいき目に見ても建設的とは言えそうにないことに費やされていた。まあ建設的かどうかはさておき、125万人の100時間が同一の作品に対して費やされていた。これって社会的にも文化的にも結構デカい現象のような気がするんですけど、実際そういう目でみるとどうなんでしょうか。

 そして125万分の1にさえ満たない53時間を経た頃の僕は、画期的な効果を持つ像をめぐった騒動をなんとかしたところです。こうして時間は過ぎてゆく。

*1 日本中

おもに日本中だと思う。そういや韓国とかではどのぐらい売れてるんだろう。そしてどのぐらいの人がエンディングまで到達したんだろう。

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2001.01.03(ドラゴンクエストVIIより)

大声で叫ぶとき

 ゲームをしていて思わず大声で叫んでしまうときというのは、どんな場合だろうか。まあ普通のプレー中でもがんがん大声だす人とかもいるでしょうが、人前ではちょっとどうかと思いますよ。余計なお世話ですが。で、やっぱり一般的にはかなり限られた状況下だと思うのだ。たとえば苦しんで苦しみぬいた謎が解けたとき、人は「ぃやったあああっ!」と大声で叫ぶだろう。理不尽きわまる罠にかかったとき、「うっそおおおっ!」と思わず咆哮するだろう。感動のストーリーを前にして「ああああああ」と慟哭するだろう。しかしやはり一番「叫び率」が高いのは、なんといっても取り返しのつかない失敗をしたときではないだろうか。なにしろ失敗というのは突然のことである。予期せぬ衝撃の前に人は無力だ。まして取り返しがつかないときてはなおさらである。
 と、こんな具合の前フリした以上、話の流れも知れようというもんですが、ええそうですよ僕は取り返しのつかない失敗しましたとも。
 それはもちろん今日のことだ。今回の舞台はひとことでいうなら「ふんだりけったりの町」だった。あまり詳しくは説明しないが。そのあたりをどうにかするため、僕ら(*1)はある塔に向かったのだった。数々の仕掛けを突破して、例によって途中にある宝箱は取り逃さず、敵を倒しながら着実に僕らは塔の最上階にたどり着いた。そこには明らかにボス的存在とおぼしきグラフィックが2パターンでアニメーションしていたりしていたが、ここで即話しかけるのは利口とはいえない。どうやらボス的存在には近寄るか話しかけるかしない限り戦闘にはならないらしい。ということは、ここは戦闘の前にこの階を完璧に探索しつくしておくのが筋というものである。筋かどうかはともかく、個人的には大いにアリである。そこで僕らは塔のはじっこ的な部分に足をかけた。うっかり落ちないように注意して、通路らしきところに足を踏みだしたとたん、落ちた。ヒューなんつって。
 で、塔の一階である。アチャーとか言ってももう遅い。ボスのところまではまた長い道のりである。まあ宝箱は全部開けたし仕掛けも全部クリアーしたからさっきの道のりよりは間違いなく楽なんですけど。ただ気になるのはMPの消費量である。ボスに辿りつくまでにけっこうザコ敵相手に魔法を使っていたので、MPが不安な残量になっていた。このさい一旦宿屋で休息するために、僕らは例のふんだりけったりの町まで戻る。というか、もう今日はやる気も萎えてしまったので教会で記録して終了しようと思った。ふんだりけったりの町に戻り、宿屋に泊まってMPを回復する。電源を切る。
 電源を?
 僕は大声で叫んだ。ああ叫んだったら叫んだ。教会行くの忘れた! 何をやってるんだまったく僕は。僕という奴は。ああまた塔の最初から宝箱全部開けて仕掛け全部クリアしないと駄目じゃないか。本当にまったく。ああもう。
 ちなみに未プレーの諸君! 君達に強く言っておくが、あの塔の最上階のはしっこ部分は一見通路があるように見えて実はない! はしっこに足をかけたら絶対ヒューなんつって落ちるので、最上階まで来たら即ボスに話しかけるのが正解!
 なんかダブルで腹たちます。

*1 僕ら

3人パーティーであることを意識した一人称。

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2001.01.04(ドラゴンクエストVIIより)

わからないが

 なんというか、僕は今回のドラクエはけっこう推してるというか正直かなりいいゲームだと本気で思ってたりするんですが、いやしかしどうもこれはいただけません。なにがって、なんだかよくわからないんだけど。
 つまりアレだ、いただけないのかどうかすらよく分からないのだ。ますますわからないか。わからないがわからないを呼んで大変なことになっている。

 話が進まないので、まわりくどいようでも自分の個人的な例で話することにします。ある問題をとりあげると、それはモンスターが仲間にならないことなのだった。
 モンスターが仲間にならない。それは一言でいえばそういう事だが、しかしそもそも仲間になるのかどうかも怪しいのだった。僕的には思いっきり『V』の延長線上で、とうぜん敵は仲間になるものだと考えていた。モンスターを倒した結果、たまに「なかまにしてほしそうなめで こっちをみている」のだと思っていた。しかしいっこうにその気配はない。違うのか? 僕は何か思い違いをしているのか? 『V』の通りだと思っちゃいけないのか? だいたい『VI』じゃどうだったんだ? ご存知の通り僕は『VI』はやっていないのでその辺よく知らないんですけど。
 てか変じゃないですか。「まものハンター」ですよ。職業ですけど。読んで字の通りまものをハントする職業。むしろ漢字にすれば魔物ハンター。赤いチャイナ服を着ている(*1)。少し職業や今後の展開の重要そうな話もまじえてきますが。そんな「まものハンター」が仲間にいるのに、モンスターが なかまにしてほしそうなめで こっちをみて いないのは変じゃないですか。まして「まものならし」なんていうこれはもうどっから見ても仲間になる確率が上昇する以外の何物でもなさそうな特技を身につけるわけで。これはイケると正直思いました。あの敵を仲間にしようと思いました。さんざん「まものならし」をかけまくりましたとも。ええ、一向に仲間にはならなかったんですけど。
 そうこうしているうちに、モンスターなんとかが登場したのだった。もちろん「モンスターなんとか」という名詞なのではなくて、それは一応ぼかしておいているのだが。とにかくモンスターなんとかである。ここにはその名の通りモンスターがいたりいなかったりするのだが、どうもここの存在がわからない。いや、わかるんだけど。もちろんモンスターがいたりいなかったりするのだ。戦闘に勝った時にたまにモンスターがここに行ったり行かなかったりするのだ。それはわかっている。だが、本当にそれだけなのか、それがわからない。
 結局モンスターなんとかにモンスターがいたり (←このへん物凄い交錯した文章になってますけど、適当に読み流していいです) したとして、それはそれだけのことだ。仲間になるという訳ではない。それでいいのか。「まものハンター」の立場はどうなる。それはモンスターなんとか行きの確率が上昇するということなんだろうか。そういう線もありえるとは思う。あ、もしかして「まものハンター」がモンスターなんとかに行くと何かが起きるのかな。それか、実際「まものハンター」がいるとモンスターが仲間になるんだけど、それはモンスターなんとかが出現してからでないとダメとか、そういう事なんだろうか。どうもわからない。

 そういう訳で、本当わからないんですよ。もしかするとまだ何か先があるのかも知れないし、考えすぎてるだけなのかもしれないし。あと、あのアイテムがよくわからないし。何とは言わないが。モンスターの生態に関するあのアイテムが。
 個人的にはシステム的な事に関しては (マニュアルとかゲーム中のチュートリアルとかで) 全部つつみ隠さず教えてくれてもいいじゃんとか思うんですけど、これって極論かしら。

 そんな苦言なんだか疑問なんだかよくわからない事を考えつつ、今日は特に進展があるわけでもなく眠るわけですよ。ああなんだか今日の日記よくわからねえなあ。

*1 赤いチャイナ服を着ている

詳しくは説明したくないが、それが魔物ハンターというものだ。妖子。

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2001.01.07(ドラゴンクエストVIIより)

娘。

 この間2日間ほどあいてしまったが、それというのも特に何をしたというわけでもないくせに体力的に限界が来てしまい、さしずめ空条丞太郎の母親ばりに寝続けていたのだった。そりゃスージーQも見舞いにくるわ。この日記ジョジョの奇妙な冒険使いすぎだと思うんですよ。
 あとこの間インフォコムのページから『ZORK』(*1)がフリーウェアになってると知って超っ早でダウンロードしてやってみたらこれがマジ面白くて本気でハマったりとかもしたんですけど、でこういうゲーム日記の定石としてはやっぱり『ZORK』とドラクエの相違点とか共通点を分析するのが基本っつう感じですが、面倒なのでやめます。

 今日ひさしぶり (つっても2日ぶりだけど) にドラクエやって、えーととりあえず前回の日記に書いたまもの関係の謎アイテムの使いどころはわかりましたが、なんつうか効果わからないような。あと、ふんだりけったりの町は無事どうにかなりました。物凄いはしょり方でどうかと思いますが、具体的に書くわけにもいかないし。

 で、ずっと前から気になってたんですけど、教会とか行くじゃないですか。神父とかそれに類する人がたいてい「神のご加護があらんことを」的なこと言いますよね。あれスゲエ気になるというかひっかかる物があるんですが、むしろ端的に言えばモー娘の加護亜依の顔、アレ言われるたび必ず思い出すんですが。どうかと思います。いや加護がどうとかいうわけじゃなくて。個人的には阿部派ですが。いやそういう問題でもなく。
 だって神父が「神の加護を」とか言いだすのってかなり頻繁なことですよ。しょっちゅうですよ。ゲームの大半を占めると言って過言じゃないですよ。嘘だが。でもまあ普段からよくあることで、ということは今後とも加護がどうこう言い続けるわけですよ彼。そのたび僕は加護亜依を思い出すわけですよ。連想が進めば辻も一緒に思い出すわけですよ。場合によっては矢口まで話が進み、こうなればココナッツ娘のあの人(*2)が出てくるのも時間の問題です。これはいけない。いやココナッツ娘がいけないということじゃなくて。いけないのかもしれないが。つまり、ドラクエのストーリー進んでも進んでも神父に話しかけるたびミニモニが脳裏に現れるわけです。もしかするとゲーム終盤の異常に話盛り上がった場面でも神父的な人がいるかもしれなくて、そんな場面でも僕はミニモニを思いだすんですよ。ココナッツ娘出身の人を思い出すんですよ。そんなの雰囲気だいなしじゃないですか。いやココナッツ娘がどうこうというわけじゃなく。

 皆さんに神のご加護があらんことを。

*1 『ZORK』

かれこれ20年近く前に発売されたパソコン黎明期のアドベンチャーゲーム。面白。

*2 ココナッツ娘のあの人

名前知らない。

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2001.01.08(ドラゴンクエストVIIより)

詰まった

 ついにこの時が来てしまった。恐ろしいことである。大変なことになってしまった。いつかこんな日が来るのじゃないかと思いながらも、自分は大丈夫だろうとさして根拠のない楽観をもって対していた、あの事態がついにやってきたのだ。
 詰まりました。
 先進めない。石版たりねえ石版! どう見ても石版たりてねえ! えらいことである。
 実際のところ問題は石版そのものかというと微妙なところで、何かイベントをこなしていないがためにその成果としての石版が入手できていないという可能性もありうる。もちろん単なる宝箱の開け忘れという可能性もあって、予断は許されない。というか、それ、本当に何がまずいのかよくわからないってことじゃないのか。
 これはいけない。とりあえず町の問題を解決したりその後の変化もひとまわり見届けたりといった、いわゆる基本的なことは一通りしているだけにますますもって何を忘れているのか分からないのだ。どこから手をつければいいというのか。とりあえず、メモしてある「怪しいんだけど行ってもどうにもならなかった場所リスト」を見ながら順に何か新展開が起きないか回ってみる。何も起きない。いよいよもってまずい雰囲気である。じゃあ、と思って例の占い師のおばあさんに聞いてみると、どうも高い塔らしき場所に行くことになっているらしい。僕らが。それはつまりあの繊維質の空に関係のあるアイテムを利用して行き着ける塔のことだと思うんだけど、でもあそこ行ってみたら封印されてて入れないんですよおばあさん。
 ヤバい。マジにヤバい。こうなると必死だ。最近行った場所全部回り直してみたりする。何か見落としがないかと思って同じところを何度も何度も。こういうのはたとえば自分の部屋の中で見つからなくなった本みたいなもので、本来はまったく意外な場所に隠れているものだ。でもどうしても固定観念というか、ふだん本を置くような場所から離れられずに、同じ場所をいやさっきも見たんだけどでも見落としてるかもしれないから、とか言ってまた見直してみたりする。そんな訳ないじゃんかお前。ところが時々本当に見落としている場合もあったりするのが困りもので、まだ開けてない宝箱発見!とかいうこともありました。いやマジで見つかったんですよ。まあ中身ミミックでしたけどね。物凄い悔しさでしたよ実際。

 占い師の言うことをもう少し考えてみると、「塔」ってことは別に例の塔だけに限った話じゃありません。むしろこれまでに行った塔の方が怪しい? とか思いました。ありえる話です。いかにもありそうな話です。で、行ってみた塔がまさに正解! 今までと違うメッセージ発見! そして町に戻るとイベントが発生! これだ! 勝った! とか思ってたら、全然ゲーム進行に関係ないサブイベントだったりしました。凄い衝撃でしたね実際。

 初心に戻って冷静に考えてみると、なんか最初の方で、こう、洞窟っつうの、地下湖的な具合になっていて大変きれいな場所、あれ意味深だったよな、とか思い出しまして、行ってみました。正解! あるアイテムを入手することに成功しました、サー。これだ! 勝った! とか思ってて、実際そのアイテムを持ってると今まで入れなかった水に関係ある場所に入ることができまして、しかも石版見つけてもう完璧! いや僕は先の展開あまり知りたくないくせに、詰まったところに関しては答教えてもらって全然平気なタイプなんでイザとなったらインターネットでドラクエ攻略してるページ見ればいいやとか思ってたんですけど、自力で成し遂げるというのはやはり格別の喜びがあります。いや本当オッケーですよ。ピースっつうか。とか思いながら石版置いたら、まだ足りてなかったんですけどね石版。それはもう絶望みたいな気分でしたね実際。

 で、結局もうダメだとか思って調べましたインターネットで。そうすると驚愕の新事実が発覚! ものすごい見落とし方をしてました。もうまさにある町 (しかも印象的な) の目と鼻の先にあったのだった。問題の場所が。僕が必死で4時間かけて探してた場所は、こんな近くだった。
 1画面に楽勝でおさまるような場所だった。気付かなかった。真剣に見落としてた。馬鹿じゃないのかと思った。自分が。考えてみればそうだ「怪しいんだけど行ってもどうにもならなかった場所リスト」にはあんまり町に近いから書くまでもないとか思って放っておいたのだった。完璧に忘れていた。駄目だと思った。自分が。

 色々ありましたが最終的に言えることは、あれだ。
「占い師のババア信用しちゃダメ!」

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2001.01.09(ドラゴンクエストVIIより)

ゲームを途中でヤメることについて

 昨日の日記を読んだ人から聞いたんですが、僕は例の大失敗がもとでどうやらストーリーの展開順序けっこうズレてるらしいです。あーそれはまあそうだろうなあ。
 まったくもってここのところの僕はヘナチョコだった。行くべきところに行っていないのもそうだが、疲れただの何だのですぐドラクエ遊ぶのをやめたりするあたりが実にヘナチョコだった。そして今日もまたヘナチョコなのだった。とりあえず昨日判明した例の場所に行ってみたところある物品が必要になり、あーあの石かあとか思いつつ行ってみたらあんのじょう町の人の話す内容が変わってて、全員に聞くのも大変だし今日はここまでと思って終了したのだった。総プレー時間つごう5分くらいだった。これはなんというヘナチョコっぷりだろう。もはやヘナチョコ雑貨店といった様子。言葉の語呂だけで喋っていますけど。それはまさにヘナチョコの国の王子様といった風情さえただよっていたという。

 これはある種の危機だといえます。こういう流れでゲーム途中で止まってしまうという例は数多いです。あー今日は疲れてるからまあいいやとか思ってやらない日が1日すぎ2日がすぎ、ついに10日がすぎたころにはコントローラーに触るのもおっくうになっているという。そしていつしか新しいゲームを買って、ドラクエのCDはケースにしまわれ、それがわたしたちの最後に見た彼の姿でした (朗読) 。そんなパターンは実によくある話です。正直ヤベエとか思いますが、それというのもドラクエ楽しいからで、疲れたとかいう理由でヤメるのってすげえもったいないと思うわけですよ。やめたくないなあドラクエ。楽しいしなあドラクエ。でも疲れてるしなあ今日。とかいう葛藤。
 個人的にはまあいくら休んでても、週末とかでヒマができたらさっそくやるんで比較的問題ないんですけど、でも明日はやっぱやりたいですよドラクエ。むしろやりたいですねドラクエ。だってアレだぜ? 例のあの石がその真価を発揮しそうだし、それはつまり例の人がその真価を発揮するんだかしないんだか何しろあの人だしそんな具合だし、そうなってくると例の塔とか行くんですかね、いやマジ例の塔ですかねとかいう展開だし、そうなるとついにアレか、あの人の登場か、とかいう予想だしで、実際スゲエ楽しみなわけです。
 あー前も書いたけど、今回のドラクエってこういう「新展開を目前にしてゲーム終了する」ことが多くて、それで前書いたときは、100時間ずっと毎回新展開を目前に終了になるところがスゲエ、とか書いたんですけど、これある意味逆なのかもしれない。
 プレー時間100時間もあるゲームだったら、毎回新展開を目前にしてゲーム終了してるくらいじゃないと途中で飽きてヤメちゃうじゃないですか普通。むだにダラーッとした時間が流れたりすると、それでちょうどその時に疲れてたりすると、もうその日はプレーしないで1日すぎ2日がすぎ、それがわたしたちの最後に見た彼の姿でした (朗読) 。そんな具合になるんじゃないですかね。というか、なりますね。それは大いになるね。経験上。
 実際総プレー100時間のゲームでこれだけ新展開がたたみかけるゲーム信じられねえって思ってましたが、そうじゃなくてむしろ総プレー100時間だからこそ新展開がたたみかけるべきだったのかって、なんかある種発見した気分ですよ。

 そういう訳で今日は発見もあったし、すがすがしく寝ます。明日の新展開を夢見ながら。あ、なんかこれキレイな締めじゃないですかね? マジキレイな締めっぷりじゃないですか?

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2001.01.10(ドラゴンクエストVIIより)

ぱふぱふ

 まったくもって冒頭から何てタイトルだという気分にもなるが、正直やる気もなくなろうというものだが、それにしてもぱふぱふです。あー文字にすると物凄い画期的に力抜ける字づらなんですけど。かといって口に出してみると、それはそれでもっと力抜ける発音なのだった。なんて言葉だ。これだけの言葉を造り上げた鳥山明は偉いが、いま一応本当に力抜けるかどうかためしに口に出して発音してみた僕だってなかなかの人物だと思うんですが、どうよ? 実際どうよ?

 ぱふぱふ。ドラクエの毎シリーズ必ずどこかに登場するんで、いわば風物詩 (いやだ) みたいなことになってますが、もう今となっちゃこの言葉が意味するところを知らない人多いんじゃないかと思います。
 もともとは漫画『ドラゴンボール』(*1)の、ああこのマンガも終わっちゃったしなあ。その漫画のかなり最初の頃に登場した言葉というか、ギャグというか。これチビッ子諸君には刺激が強い話ですが、えーと豊満な胸をもつ女性を一人用意しまして、それでその谷間部分に顔をうずめた上で、はさんだ左右からこうぱふぱふっとマッサージするという、おおまかに言えばそんな具合の出血大サービスでした。ドラゴンボールが大バトル漫画だと信じて疑ってない世代にはショックな話でしょうが、こんな時代もあったのだ。
 これ多分『ドラクエIII』の頃にはもう知らない世代のプレーヤーも出始めてたと思うんですけど、今なんつったらもう知ってる人の方が少ないんじゃないのか。すでに『III』の頃にはぱふぱふという概念が「どこかエロティックらしいこと」という意味合いでひとり歩きしはじめてるし。たしか暗闇の中でマッチョな親父さんにぱふぱふされるんだったよね。「どうだ ぼうず。わしの ぱふぱふは いいだろう」とか言われた気がする。結局それは単なる指圧の隠語だったというオチだったんですが。

 『I』の頃なんかはメチャクチャ直截的で、町外れに一人たたずむ女性が「おいで ぼうや。ぱふぱふしてほしかったら 50ゴールドよ」とか言っててもはや小生の愚息も失神寸前という雰囲気をかもし出してました。ちなみにそのゴールドは払えないし「はい・いいえ」の選択肢すらないぐらいで、本当そのメッセージには意味ないんですけど。つくづく『I』の頃は町人のメッセージ適当な部分多かったなあ。

 「ぱふぱふ」は近年のドラクエだともうすでに最初の意味と完全に別物になってる気がするんですが、実際どうなんでしょう。ぱふぱふを知らずに育った子供たちはどういう気持ちであのメッセージを読んでるんだろう。とか本当に疑問なんですけど。
 ところで今回のドラクエ。今まで一度だけ「ぱふぱふ」という単語は出てきましたが、あれで終わりなんだろうか。あ、いちおう仲間が「ぱふぱふってなんだ?」とか言ってたから通算二度か。それにしてもなんかさらっと流された感はいなめません。やっぱりドラクエを初代からプレーしてると、ぱふぱふはもっとミニイベント的にボリューミーにそして強引なギャグでごまかしてほしいとか思いませんか。まあ、どうでもいいっつったらこれほどどうでもいい話もないんだけど。

 ちなみにイギリスでは「パフパフ」は幼児語で「きしゃぽっぽ」という意味合いらしいです。ところ変われば品変わる。

*1 『ドラゴンボール』

いまさら言うのもなんだが、この作者の鳥山明という人がドラクエのキャラクター (モンスター) デザイナーなんですよ。もう今の時代そのことすら知らない子とかもいるんだろうなあ。

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2001.01.11(ドラゴンクエストVIIより)

 のっけから何ですが、僕は実際どうしてなかなかの猫好きであって猫とみれば相好を崩すような人間です。ふだんは池上遼一のマンガに登場しかねないほど危険な香りと匂い立つセクシーさを兼ね備えているとかいないとかいう噂の僕ですが、こと猫を前にすると「猫ちゃんカワイイでちゅねー。ニャムー」とか楽勝で言い放つのだから手に負えません。だいいち池上遼一うんぬんはどう見ても嘘ですし。
 そういう訳で今日の話の展開としては猫がテーマなんですけど、今回のドラクエといえばむろん猫です。むしろ断固として猫だと言いたい。猫なくしてなんのドラクエVIIでしょうか。猫はかわいいニャー (←話の途中、唐突に文脈が変わっているのは、猫の話をしているうちに猫ワールドにいざなわれたせいらしいです) 。

 話が若干の脱線を見ましたが、今回のドラクエは猫がやたら登場します。なんかもう町ひとつあれば絶対1匹はいるんじゃないのかっていうレベルで登場します。あ、それは前からそうか? どうだったかそのへんの記憶あいまいだ。
 どうあれ今回は特に多いように感じるんですけど。そう思うわけは明白で、なにしろ主人公の家ある村が漁村じゃないですか。だからというかなんというか、この村、猫やたら多いわけで。 もう浜辺をちょっと歩けば猫。人家に入ればそこにも猫。建物の前にもとうぜん猫。もはや1歩あるけば猫と遭遇するほどといって過言ですが、ああでも画面一杯を猫が埋め尽くしている状況も悪くはないなあ。ああ、猫。ああ、猫…… (←再び猫ワールドにいざなわれたらしい上、なんかボキャブラリーが貧困っぽい) 。

 話すこし変わりますが、まあ結局最後は猫にいきつくんですが、僕とかはけっこうドラクエやってて「家に帰る」ことが多いんですよ。ルーラ憶えたらという制限付きではもちろんあるけども。こう、行った先で一通りやることは終わって、次のイベントやるのは明日にしとこうか的な場合ならまず絶対ルーラで帰省しますね。やっぱそこはプレイヤーとして預かった大事な主人公キャラ。親ごさんに心配かけてはいけねえのです。まあ『IV』ではさすがに帰省しませんでしたけど。全焼してたし。
 で、今回のドラクエ。特に今回ったらイベント間の区切れがいいので、当然のようにちょくちょくルーラで帰省するわけです。そうするとそこはめくるめく猫ワンダーランド。とりあえず浜辺に降りて猫ちゃんに挨拶するわけだニャー。
 というかよく考えると、むしろ親ごさんに挨拶きちんとしていないことに気付く。ついつい猫に目がいってしまって、話しかけもせずにベッドに直行してHP回復したら即教会に行ってしまってという具合で、なんて親不孝者だ。貴様は自分の家を宿屋かなにかと勘違いしてやしないか。この罰当たりめ! というかそうさせているのは僕だが。少し反省しました。

 ところで今日は例の石を探してあっちこっちを駆け巡り、着いた先では意外な展開が待ち受けてたわけですが、このとき一時的に仲間になる人、実は主人公の村で「はなす」すると意外にメッセージ返してくれるって知ってた? 僕はたまたま帰省ぐせがついてたおかげで発見したんですけど。
 そんなわけでこの先の高いところに上るイベントは少し後回しにして、主人公の村以降でメッセージ返す場所ないかどうか調べ上げようと思いました。明日以降。
 そしてそんな時であれ僕は猫とみればメッセージ変わってるはずないのを承知で話しかけて「ニャー」とか言われては満足するわけです。やはり今回のドラクエといえば猫です。猫クエストと言って過言でないほどに猫ですね。諸君もこれからはドラクエVIIのことを猫クエストって呼んでみないか? やめてください。

 あ、ちなみに明日はたいしたことない事情で更新しない予定。予告。

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2001.01.13(ドラゴンクエストVIIより)

話しかけすぎ

 今日はちょっとしたバグに出会ってしまった。誤動作だった。危険な状態だった。あ、嘘。それほど危険じゃなかった。むしろ安全といってよかった。それはハリウッド映画に登場する犬 (それも主人公の飼い犬が望ましい) が死なない確率と同じくらい。
 実際のところたいしたバグじゃなかったというか、ある町の人に話しかけても答返ってこないっていう。いや「……。」とか言われたわけじゃなくて、本当に文字通りの意味でノーリアクション。あ、こっちに振り向きはするからリアクションは一応してたのか。それにしてもノーコメントです。寒いリアクションです。むやみに不安にさせる返しです。
 状況をもう少しリアルに書くと、それはある人物を一時的に仲間にした状態で、ある町のある建物内のある老婆とある少年に話しかけたときにだけ起こるわけですが。そういえばもっと前にも、ある町のある酒場のあるビンを持ち上げることができないってこともあったのを今思い出した。
 この事実からわかるのは今回のドラクエにバグが多いという結論ではもちろんない。そうじゃなく、僕は町の人に話しかけすぎだということだ。

 普通、あの人物を一時的に仲間にした状態であの町のあの建物内のあの老婆とあの少年に話しかけたりはしない。それはやりすぎというものだ。これは客観的事実だと思う。というのも、もし普通のプレイヤーでもあの人物を一時的に (長いので省略) 話しかけたりするのだとすれば、そういうバグは開発中にとっくに発見されてとっくに修正されているはずだからだ。むしろエニックス擁するバグを発見する気まんまんの巨大バグ出しアルバイト部隊をもってして発見されなかったということになるのだから一体どうしたことだこれは。僕はそんなにまでやりすぎていたのか。行き着くところまで行ってしまったのか。誰にも止められかったのか。
 たぶん真相はバイト部隊の何人かが発見したものの超眠かったとか報告し忘れてたとかそんな具合じゃないかと思うんですが、まあそれにしても見逃されるようなところを妙にめざとく発見してしまったのは事実だ。これを話しかけすぎと言わずしてなんと言おう。
 個人的にはそれほど自分話しかけすぎじゃないというか、これぐらいものすごく普通だという気持ちでいたので正直驚いてます。「もうこの辺はセリフ変わってないだろうからいいや」とか確かめもせず推測で片づける場面も多々あるくらいだし(*1)。だって本当にヤバいほど話しかける人というのは全部のメッセージを一語も漏らさず完璧にテキストエディタ等に記録したりするものだからです。一度しか「はい・いいえ」の選択ができないところとかは当然セーブした所まで戻ったりもしつつ。パーティーの誰かが死んだ場合とかもいちいちチェックしたりもしつつ。そういうのはしませんよ僕は普段。それともやっぱりあの人物を一時的に (省略) 話しかけたりするのは普通のことで、単に今回のドラクエはバグが多いだけとかそういう事なのか? なんだかどっちの結論も飛びつきたくはないなあ。

 ちなみに今日はあの高い場所からあの人が仲間に加わりました。一応、あちこちの町行ってメッセージ変わってないか確かめようと思う。これだからいかんのだ。いや、いかんってこともないんだけど。

*1 推測で片づける場面も多々ある

というか今回のドラクエだとそうでもしてないといつまでも話が先進まない。

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2001.01.14(ドラゴンクエストVIIより)

ダンジョン放浪記

 昔そういうタイトルのファミコンゲームがあったんですけど、あれって早すぎた『トルネコ』なんでしょうか? 違うと思います。

 ドラクエは今日なにしろ今まで行った町を最初から全部行き直してセリフ全部チェックするような日々だったので進行自体は全然ないんですが。
 ということでいきなり昨日の話。昨日といったら例のド高い塔に上ったりしたわけです。この塔に上るの、実はけっこう気後れしてたんですよ。上るのはまた次回にまわそうかとまで正直思いつめてたわけです。だってね、高いんですよその塔。いろんな場面で「スゲエ高い」的なことをさんざ言われてるわけです。大変そうじゃないですか上るの(*1)
 で、上ってみるとこれは確かに高いんだけどそんな苦労するわけじゃなくて、なんというかあんまり詳しくは言いたくないんだけどとにかく上りやすくそれでいてその塔独自の仕掛けも歯ごたえもありで、かなり楽しめたわけですが。そして僕はこの塔がこういう一種ドラクエ的なダンジョンであってくれたことにスゲエ安心したわけです。

 個人的な体験で言えば人生最悪のダンジョンったらやっぱりアレじゃないでしょうか、『ウルティマIV』のグレートステイジアンアビイス。最終ダンジョン。強い敵。悪夢のようなエンカウント。それでいて何時間にも及ぶ長い道のり。とどめは一回のミスでいきなりスタート地点に逆戻り。まああれはそういうゲームだからそれでいいといえばいいんですが。
 もう少しメジャー系とかだと普通出てくるのが、そう『ファイナルファンタジーII』。ジェイドとパンデモニウム。そもそも2つのダンジョンを一度に攻略する意味がわからない。しかも2つとも長い。広いうえに深い。あれ今度出るワンダースワン版とかだとどうなるんでしょうか。子供は泣くと思う。
 その次に出た『III』もけっこうヤバかった。あれ吉田戦車のマンガで「せめてスクウェアさんももう少し考えてほしかった」とまで言われて、それ以降みんな「やっぱりこれ難しいと思ってるのオレだけじゃないんだ!」とか気付いたらしくさんざん叩かれてましたね。たぶんあれ以降スクウェア批判するのがある種カッコいい的な風潮が出てきたんだと思いますが、個人的にはそれほど『III』の最終ダンジョン難しくなかったと思うんだけど。『II』に比べたら。やっぱりさんざん深いところまで降りたあげく殺意まんまんのボスが4匹も登場する(*2)という点が憎かったのだろうか。
 ドラクエも『II』のロンダルキアへの洞窟なんつったらもうシリーズ最凶のダンジョンとして有名ですが、本当あれやりすぎっていうか。ザコ敵の段階で全員殺意がみなぎってるわ落とし穴落ちまくるわ不思議ワープ構造になってるわ長いわで。ドラクエシリーズ唯一のバランスまともに取ってない作品だからなあ。
 というかアレです、それでもファミコン史上最凶のダンジョンといったら『ミネルバトン・サーガ』を挙げるね僕は。解けっつっても無理。あれ絶対無理。異常に広いっすよ。スーパー細かくマップ書いてるのにノート見開きを楽勝でのりこえるくらい。あれあきらめた時なんつうか僕は大人になった気がしましたね。また一歩。

 ちなみにこの日記、たいてい話の流れとか考えずに最初のテーマだけ決めてあとはダラダラーッて適当に書くというスタンスで、その結果意外にいいこと言ってるじゃんか俺とかぜんぜん意味わからない結論なってるなあ俺とか色々あるんですけど、とりあえず今日この日記書いてわかったのは、ダンジョンの話ってけっこうネタ尽きないなあということでした。なんだかんだでRPGで一番苦労するポイントだから、印象に残りやすいんでしょうか。

*1 大変そうじゃないですか上るの

ダメ人間の理論だ。

*2 殺意まんまんのボスが4匹も登場する

間違って憶えてるかも。

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2001.01.15(ドラゴンクエストVIIより)

旅の仲間

 さて今日も今日とて前に行った町や村に戻っては全員に話を聞きつつ、仲間にも話を聞くというおなじみの行為をくりかえしてるわけですが、いつまで続くんだこれ。
 なにしろ今回のドラクエはボリューミーです。今まで行った町全部行き直すって簡単に言いますけどけっこう時間食うような気がする。というか実際食ってる。実質的には単なる寄り道なんで、こんな無駄足ヤメろという声もたしかに聞こえるんですが。幻聴で。
 そうは言ってもこれがなかなかアリっつうか、まあ僕いままでさんざん言ってるようにセリフ貧乏性なんで聞き逃したくないというせいもあるんでしょうけど、それ抜きにしてもこれはアリっつうか。みんなもやってみるといい。楽しいっすよ。
 今まで行った場所順に全部行き直すわけで、なんつうかあーここではこんな事もあったなあそこではこんな事になっていたなあとか、思い出のメモリーも蘇ったりなんだりでけっこう感無量です。エンディング直前のような気持ちになります。いや、本当にいいことなのか、それ。
 そういうの別にしても、例の新しい仲間、あの人のセリフが折にふれちょくちょく聞けるわけで、けっこう新鮮で楽しいんですよ。だんだん気心が知れてくるっつうかね。え、何、この人こういう事も言っちゃうわけ、とか、ぎゃはははなんだ話せるじゃんかあんた、とか、分かるぜ分かるぜアンタ今日は飲もうどんどん飲もう、とか思うわけですが、なんというか堀井雄二の思うつぼです。僕が。
 あと鏡に向かって、あ、当然パーティーの並び順その人先頭に変更してからですけど、鏡をのぞき、そして又のぞき、さらにのぞき、もうのぞきまくりでこれは警察を呼んだほうがいいのではないかというぐらいにまでのぞいたり、まあなんだかよくわからないけど。そんな具合に鏡に向かって便利ボタン連射したりもするわけですよ。
 で、そうこうしてるうちに例の人のひととなりなんかも見えてくるわけですが、えーと僕の個人的な印象ですが、もうこの人アリ! スゲエ気に入った! もうこの人最高! これからもずっと俺の相方でいてくれ! 相方? そういう具合に惚れ込みましたね実際の話。男が男に惚れるっつうのはこのことですな。『花の慶次』とかで語られかねないほどですよ。

 実はここで若干の不安が僕にはある。不安というよりも嫌な予感というか。いやこれはむしろ確信だ! ぜってえこの先パーティの誰か抜ける!
 どういう形になるのか分からないんだけど、絶対誰か一人はいなくなると思う。だってさ、まだ一人仲間になってない人がいるわけですよ。あのなんか公告とかで見た記憶によれば、まだ一人いるはずなんですよ。仲間が。それであの人が仲間になるということは、ドラクエの「パーティーは最高4人」という鉄の掟上だれかがいなくなるという事ですよ。これはゆゆしい事態ですよ。
 誰だ? 誰がいなくなる? 意外に例の新人か? 実は仲間は仲間だけどイベントキャラみたいな扱いで、けっこうすぐに目的を果たして自分はもう充分やったとか言いだしていなくなったりはしないのか。ああなんかけっこうありそうな話。いやいやマリベルという線もなくはない。ここのところ実家のセリフが変わっているあたりがいかにもあやしい。むしろいなくなっても不思議はないとすら言える。だがしかしガボはどうだ。いちばん目的意識が希薄なキャラという気がするし、あの森のあたりに急に帰ってしまってもストーリー上さほど無理はないのじゃないか。うわというか考えたらこの3人のうち誰かは将来的に絶対いなくなるのかよー。やだなあそれは。嫌というかストーリー上そういうことになるのであれば納得はするんだけど、つらい別れなんてなあ御免なんでござんす。
 あー不安だ。いったい誰の身に何が起きるんだ。今回のドラクエ油断がならないからなあ。

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2001.01.16(ドラゴンクエストVIIより)

目を閉じれば思い出すあの曲

 今日もこれまた例によって今まで行った町をめぐり直しの真っ最中で、ああちなみに以前「『ぱふぱふ』という単語をまだ1度しか聞いてない」的なことを書きましたが、転職に関係のある場所でも聞けることに気付きました。忘れてた。以上、訂正。

 ところでドラクエの音楽について僕は思う。あれ全部憶えてる人っているんだろうか。正直言っちゃうと僕は全然憶えてないんですよ。そりゃオープニング恒例のマーチは当然憶えてますが。あとアレフガルドのテーマ。というものの、たとえば『V』の戦闘のテーマとか言われてももう全然憶えてないし、『II』のパスワード入力とか『III』のラーミアの曲とか、ゲーム中しょっちゅう聴いたり印象的でもあったりしたはずなんだけどこれが全然思い出せないのだった。たぶん最初の方聴けばすぐ思い出すとは思うんだけど。

 ドラクエの曲はゲーム中に耳ざわりじゃないし、かといってどうでもいいイージーリスニングかというとそういうわけでもない名ゲーム曲ぞろいだと思うんですけど、どうしても人間の記憶っていうのはあいまいなものです。てか僕だけか。みんな憶えてるのか、ゲーム中の曲。
 実際憶えててもよさそうなんだけどなあ『II』のパスワード入力の曲。『LOVE SONG 捜して』っていうタイトルの。あれは歌詞がついたバージョンのタイトルだっけ? とにかくあれ。歌姫アンナが歌ったりもしたあれ。あの曲でデビューした牧野アンナって今なにやってるんでしょうか。あの曲、いま必死で思い出そうとしてるんだけど、どうしても『ジーザス』の例のテープに入った曲(*1)になってしまうのだった。あ、というか今気付いたけど『ジーザス』もドラクエと一緒ですぎやまこういち作曲だったっけ。うわ、俺意外と音感イイ線行ってねえ!?(*2)
 ただこうやって色々思い出そうとして気がつくのは、わりと場面の雰囲気が印象的で、かつ曲がそれに合ってたときは憶えてる確率高いということだ。僕だけか知りませんが。あのデカさと曲の重厚さがむやみにマッチしてた『I』の竜王の曲。今までになかったタイプのダンジョンの存在感と曲が持つ不気味さにドキドキした『II』の塔の曲。抜群に新しく、抜群に楽しかった『III』の町の曲。まさしくジプシーっつう感じの『IV』の四章の戦闘の曲。こういうあたりは憶えてるんだよなあ。

 で、実は僕は今回のドラクエ、妙に頭に残ってる曲がひとつだけあります。実際他にも色々あるだろうに、なんでこの曲? とか思ったり、印象的かー、それー? とか思うんだけど、まあよく考えれば今回のドラクエでは非常に重要な場面だし節目節目に聴くことになる曲なんで、憶えてるのもそれはそれで変じゃないのかもしれない。

 僕が妙に忘れられないその音楽とは、「船のテーマ」なのだった。重要でしょ、たしかに。

*1 『ジーザス』の例のテープに入った曲

ドレミーファミレドミーで始まる。それだけはもう絶対に忘れないのだった。いつエイリアンに襲われても大丈夫です。

*2 俺意外と音感イイ線行ってねえ!?

絶対違う。

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2001.01.17(ドラゴンクエストVIIより)

今日も今日とて

 というわけでこれまた今日も今日とて前に行った町や村をめぐり直しているわけで、まったくいつまでこの調子なのかという気もする。正直いって先の展開もかなり気になるんだけど、なにしろまだ町をめぐり終わらないんだからしかたない。しかたないっていう問題なのかどうかわからないけど、こうなってくると自分のセリフ貧乏性が呪わしいですね。そして先を急いでいるわりには今日も町をめぐり終わらないうちに保存して終了してるのだった。なにしろ眠いったらない。

 まったくもって先が気になる。なにしろまだ未解決の伏線というか通れなかった通路とか開かなかった扉とか使い道の分からないアイテムといったものが数多くあるわけで。特にこうやって前行った町とかをまわってると、そういう「ほったらかしにせざるをえない場所」がはっきりと思い出されるのでどうにもますます悩ましい。なんとかしたいなあ、アレ早く。絶対そのうちあそこにいるあの人と話せるようになるんだと思うんだけど。それであそこに置いてある宝箱を開けていいことになるに決まってるんだ。たぶん。とはいえ先を急ごうにも、本当の話今日はもう眠いのだった。

 たぶん明日かあさって頃には町めぐりツアーも終わることになって、いよいよ次の石版を、あ、そうか。今書きながらいきなり気付いたけど、あっちの世界の町もめぐる必要が出てくるんだろうかもしかして。というかたぶんそうだ。検証したわけじゃないけど、たぶん間違いなくそうだ。うわ、もしかしてあと1週間くらいこの調子なんじゃないのか。こりゃぼやぼやしてる場合じゃねっつの。とはいったものの、実際眠いしねえ。

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2001.01.18(ドラゴンクエストVIIより)

見落とし

 今日も今日とてっつうもう本当に最近そればっかり言ってますけどなにしろ実際今日も今日とて。過去行った町をめぐり直す長い旅もとりあえずひと区切りついたあたりで保存したんですけど。
 ところで今日はちょっと変な具合になっていた。行った先のある町で、おかしな事を言いだす奴がいたのだった。それはつまり、最近新しく仲間になったある人のことなんですけど。この町ではこんなこともあったね懐かしい、的なことを言うのである。いや、ちょっと待って。あんたこの町に来るのはじめてじゃないか。
 何を勝手にメモリー (思い出) 作り上げてるんだ。いよいよコイツもヤバいゾーンに入ったのかとか思いましたが、要するにそれは僕が旅の正しい順番を間違えていたというだけなんだけどさ。ああそうだとも。

 僕がどうしようもない見落とし方で進行をしくじったことは前に書いた。あれがまずかったらしい。ここあんまり抽象的に書くとわけがわからなくなるので少し具体的に書きますが、ああそういうわけなんで驚きを大切にする人はこの先読んじゃいけませんが、つまりこういうことだ。
 僕はその周辺で、こんな具合にゲームを進めていた。
a. 例の空に関係のある平たい伝統工芸品を入手
b. 画期的な効果を持つ像にまつわる騒動をなんとかする
c. 「踏んだりけったりの町」を様々な意味でなんとかする
d. 思い出したように歴史あるほこらに行って、その後あれこれしつつ仲間が増える
 大雑把に言えばこんな具合だった。ところが正しいゲームの進行としては a → d → b → c という順序なのだった。要するに僕は仲間が足りないままに像にまつわる騒動をなんとかしたり踏んだりけったりの町をなんとかしたりしていたのだった。で、どうにか順序のおかしかったあたりが収束した現在、そのへんでメッセージがおかしなことになっているのだ。タイムパラドックスっつうんですかね。←絶対違うけど、雰囲気はわかる。
 えーとまあ見落としてた僕も悪いんですけど、しかしこういう変な順序で動くプレーヤーの行動がメッセージでフォローされないっていうのも、ちょっとどうかと思うな実際。それだったら最初から変な順序で動けないようにアイテムの配置とかで順序ガチガチに固めとけばいいのに、とか思うんですけど、そのへんけっこういいかげんっぽいですよ今回のドラクエ。ちょっと苦言めくけど、そこはぜひちゃんとすべきだったと僕は思うんですよ。

 そういうわけで僕は b と c に関して、仲間 (新人) のメッセージをすべて聞きのがしているわけなんだけど、まあこれは別にいいことにします。セリフ貧乏のくせに、とりかえしがつかないと分かると意外にあっさりしてることに気付きました。
 メッセージ聞けるうちは全部聞こうとするけど、無理なようならまあしょうがねえかとか思うのが僕なのです。なんて適当さだ。
 とかなんとかいう調子で町をめぐってた今日なわけですが、ところでその最中、また見落としが一個あったことに気付いたりもしました。なんか、もう、だめだ。
 場所はその例の画期的な効果を持つ像に関係したある教会。あそこにある宝箱を開け忘れていたというか、あることすら気付かずにもう2、3度通り過ぎてたことがまさに今日発覚。衝撃の新事実。いや何が衝撃って宝箱があったことよりも、それに気付かなかったことが。だってこれどう見ても普通に置いてある宝箱なんですよ。これっぽっちも隠れてやしねえっていうか。しかもその直前に教会に関連した鍵までも入手していて、もうここでその鍵使うのは見え見えだったんですよ。いや、変だとは思ってたんだけど。どこでこの鍵使うんだろうとは思ってたんだけど。

 ちなみに宝箱の中には石版入ってました。もう心底見逃すなといいたいようなナニです。あやうくまたしても石版足りねえ石版! とか見苦しいところをお見せするところでした。またしても見落としてたネタで苦渋に満ちた日記をお送りするところでした。そういう意味では、この時間かかってしかたのなかった町めぐり直しツアーも得るものがあったわけですが、いやしかしなんでアレ見落としてたのかなあ。

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2001.01.21(ドラゴンクエストVIIより)

バーズ・テイル

 ふと気付けば3日ぶりの日記 (←日記か?) 。この間なにがあったかと言えば部屋を掃除したりその結果発生したゴミ袋 (大) にプレステの前が占領されて、だいたいそんな理由でドラクエやってませんでした (なんか画期的に最低)。

 ところで唐突に思ったんですけど、今回のドラクエの「とくぎ」の源流はファイナルファンタジーVのアビリティシステムにある風なことをけっこう前に書いたと思うんですけど、その話をさらに進めるとたぶん『バーズ・テイル』あたりに流れ着くんだと思うんですけどどうでしょう。というか、誰が覚えているんだバーズテイル。Apple IIのゲームだし。むしろ正直言って僕も憶えてません。町の中がすでにダンジョンなんだっけ? あれは別のゲームだったっけか。たしかウィザードリィIIIとウルティマIIIのキャラクターデータを持ち込めるのが話題だったような。考えてみると凄い話だ。今で言ったらドラクエとファイナルファンタジーのキャラクターを持ってこれるRPG? どんなだ。
 考えてみたらウィザードリィIIIもウルティマIIIもシナリオっつうかストーリーがけっこうに大ざっぱだったし、バーズ・テイルの「町」にキャラ持ってきてもそれはそれで違和感なかったんでしょうな。今のドラクエやファイナルファンタジーなんてったらストーリーぎちぎちなんで、別のゲームのシナリオにキャラ持ってくのはかなり無理ありそうです。たとえば今回のドラクエの主人公がけっこうなレベルの高さを維持した状態で『テイルズ』とかに出てくる状態って、どこか無理してるっていうか、正直変じゃないですか。だからって無理につじつま合わせたらそれ単なるドラクエの外伝になっちゃうし。

 と、ここまで考えて思ったんですけど、ドラクエやファイナルファンタジーのキャラを今風のRPGに転送するのは無理としても、昔風のRPGに持ってくのは意外にアリなのでは?
 たとえばウィザードリィです。うわ違和感ねえ! ドラクエの主人公やらなにやらの名前があの画面の下1/3あたりに書いてあって、それで話がすんでしまった。なんか事情はよくわからないけど、とにかくこのダンジョンでがんばってるらしいということで納得してしまいかねないパワーがある。これがウィザードリィの凄さなのか。そういう問題じゃないとは思うけど。
 結局のところウィザードリィはプレーヤーにほとんどろくに情報を与えないゲームなんでこういう事しても違和感ないんでしょう。見渡すかぎり単なるダンジョン。プレーヤーキャラは画像もなければ喋りもしない、単なる文字と数字の集積。目的までもなんだか分かったような分からないような、意義があるんだかないんだかもはっきりしない驚異のクエストっぷり。そこにはファンタジー的であるかぎり誰がいても不思議はない。
 あー今度ウィザードリィシナリオIあたりで、ドラクエのキャラ名入れてやってみようかと思いました。それが何を意味するのかは分からないけど、妙に楽しそうな気がするのです。
本当は今日はバーズ・テイルの「スキル」の話になるはずが、脱線に脱線をかさねてこんな具合になってしまいました。

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2001.01.21(ドラゴンクエストVIIより)

眠かったので

 上記のような真面目な話をうっかり書いてましたが、読み返して自分はなにを思索を中途半端に広げようとしてるのかと顔色が、その、なんだ、青くなりました (ボキャブラリー不足) 。
 だいいち現在の進行状況書いてないことにも気付きました。もうなにがなにやらさっぱりです。なんというか魔法に関係したトラウマぎみの国をやっつけてきましたよ。国を切るっつうやつですか。やったぜ田原孝太郎! ところで前回までに延々やり続けてた「今まで行った町の巡り直しツアー」ですけど、石版使って行ける方は省略することにしました。もう次の展開見てみたくて辛抱たまらなくなったので。われながら適当ですが、それが人生ってものじゃないのかい? (よくわかんねえが絶対違う)
 あと、あー、そうだまたフリーズしました。いや、フリーズっつうんじゃないんですけど、なんなんだあれ。
 僕はある町にいた。ある民家に入り、適当に話を聞いたりツボを割ったりし終わって、民家から出ると、そこは雪国だった。そんなわけはないが、そこは一面の暗闇っつうんですか。もう真っ暗。音楽とかは鳴ってるしコマンドも打てるんですけど、全面的に暗闇。ダンサー・イン・ザ・ダークかと思いましたね実際 (観てないのでタイトルの印象だけで適当言っている) 。機転を利かしてルーラとか唱えてみましたがよりによって不思議な力でかき消されたりもして、なんか結局リセットしたりとかしなかったりとか。しましたけど。どうにもこればっかりはなあ。

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2001.01.22(ドラゴンクエストVIIより)

なにかが起きようとしている

 いま世界は大きく動きはじめた。
 ごめん少し大きく出すぎた。いやそれにしたって大変なことになろうとしている。前回なんとかした魔法に関係した国のその後を見守ろうとした矢先のことです。知ってる人は知ってるでしょうが、あの、なんというか病気に関連したイベントが発生して風雲は急を告げたのだった。
 こ、これは! とおっかなびっくりしているのもつかの間、今度は父親の口から衝撃発言が! あのえーと世界地図でいえば町もなにもないあの部分、あそこになにかが起きているとかいないとか、なんかそんな雰囲気に! つまりあれです、彼関係のその、なにかが起きてるっつうことと見ていいのか? なんともあいまいな描写の連続。
 しかし世界は待ってはくれない。その足で今度は実家近くの城下町に行ってみれば今度は例の出来の悪いおじさんが、その、水の底に沈んだアレにまつわる話を! あれか! あれはずっと気になっていたが、あれがついになのか!
 なんとも大変なことになってきてしまった。まさかこんな一度に事が起きるとは思っていなかった。矢でも鉄砲でも持ってこいとはこの事か。たとえ全然間違ってるし。いや正直本気でドキドキしてます。この胸のたかなりを。いやだってあの彼が、ええと、なんだか知らないけど何か起きるったら、冷静じゃいられませんよ。
 しかし順序としてはやはり最初のあの魔法関係の国のその後を見守るのが先決だろうしそうなるとまずはとにかく船だ、あとマップ画面を出してキャプチャだとか色々あるわけですが、それにしたって、ああ。

 今日はこんな具合でいてもたってもいられないままに、夜も遅いんで寝るわけですよ。うわーっ!

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2001.01.24(ドラゴンクエストVIIより)

 あ、昨日の日記書いてない。まあいいや別に。
 そんなことより個人的な話を始めたいんですけど、今日はヨドバシカメラで買い物してきたんですよ。うわ本気で個人的な話だ。
 えーと、延長コード。ヘッドホンにつなぐ。というか便宜上ヘッドホンと言ってますが、つまりステレオヘッドホンです。むしろあれはヘッドに引っかかってないんだからステレオイヤホンじゃないのかとつねづね思ってるんですが、そういうあれです。
 僕はふだんゲーム中の音はヘッドホンで聴いているんだけど、最近延長コードの調子が悪くなって音が異常にこもるようになってしまったので新しいのを買ったのだった。書いてていやになるほど素な話で恐縮ですが。
 で、今日さっそく付け替えてプレーしたわけですが、死ぬほどビビりました。

 音いい、音!

 そうなのだ。なんか延長コードとかそういうのいつも適当に買ってるのでよく分からなかったが、どうやら今まで僕はずっと音質の悪い環境で聴いていたようなのだ。買い替えたコードを介して聴くドラクエの曲は圧倒的に良かった。
 今までの自分は人間的に全然ダメだったと本気で思った。あんなキンキンしたいいかげんな音でドラクエVIIの曲を分かった気になっていた自分が恥ずかしかった。というかゴメンすぎやま!と心から思ったが、なぜかタメぐちだった。ごめんなさいすぎやまこういち先生。
 参りましたマジで曲いいですドラクエ。本気でオーケストラでした。もうタイトルのマーチの段階で抜群です。むしろ今までが今までだっただけにもう何聴いても全部いいです。正直、神殿のテーマなんかは今まで「なんか押しつけがましい曲」という印象だったんですが、今やそれが「荘厳な曲」という位置付けに。自分の中で。
 あと効果音もスゲエいいです。教会のお祈りのオルガンとか、あと戦闘でバギかけた音とかも画期的でした。電源入れた直後のプレステマーク出る時の音も良かったです。ドラクエと関係ないけど。

 つう具合で本気で感動した1日。むしろ頂点を極めたいような気になってきました。音質の。本当の話今の環境だと今度は高音の出がいまいちな気がするのだった。あとかすかにノイズが入りっぱなし。やっぱりプレステからコンポとかに直で繋いで、そこから本気の高級ヘッドホンで聴くのがベストなのかな。自分こういうの完璧に素人なんでさっぱりなんですけど。

 あ、ところで現在のドラクエ進行的にはある集落を経由しまして、これからある種の才能を持った人物を探しにいこうかという場面ですが、その前に自分としては今まで行った町をめぐり直しておこうかと考えてるところ。
 またか。そう、また。

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2001.01.26(ドラゴンクエストVIIより)

急げ

 『どす恋ジゴロ』って読んでみたくない? こんにちは杉浦です。

 なんだかいつのまにか隔日連載みたいな体裁になってきたこの日記ですが、まあそれはそれだ。
 ともかくまたしても今まで行った町を巡り直しツアーの開幕となってしまったわけだが、正直もうこれはほどほどにしておこうと、そんな気持ち。どうもいくつか町を回ってみたところ、今回はそれほどセリフ多いわけじゃなさそうなんで。様子によっては次回あたりで早々に切り上げて、さっそく新展開に臨まんとしますよ本気で。
 もう僕には残された時間がないのだった。期限は刻一刻と迫ってきている。そう、3月15日は『ボクと魔王』の発売日なのだ。
 あーここでボクと魔王の魅力をあますところなく伝えてもしかたのないところなんで詳しくは言いませんが、とにかくアレどうあっても100%僕のツボを突いてくる強烈なゲームで、個人的にはキラーソフトです。あの設定、あのセリフ回し、あのキャラクター、えーとシステムとかはこのさいどうでもいいや。よく知らないし。
 こうなってくると今回のドラクエの100時間遊べるっぷりもある意味かえって呪わしいというか、本当『ボクと魔王』だけは絶対買いたいんでそれまでにドラクエなんとしても解かないと、2つのRPGが同時にという大変な事態を招くわけなんですよ(*1)。だいいちガンパレード・マーチはどうなっているんだ。ZORKはどうなる。買ったまま読んでない小説はいくらもあるし、買ったガンプラ全然手つけてないし、そういやページの更新だってろくすっぽやっていない。この100時間RPG(*2)のおかげで、僕の私生活は破綻しかけている。それは言い過ぎとしてもだ。

 まあその100時間たっぷり楽しんで遊んでるわけなんで基本的にはアリなんですけど、これ以上事態が悪化しないうちになんとかしないといけないという気はします。
 そういう具合で今後の目標としては、「終わらせる」っつうことでいかがでしょうか。ていうかそれ、今までも別にそうだったっていうか。

*1 大変な事態

『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で過去のマーティが未来のマーティに出会ったらマズかったのと同じ理屈です。違うと思います。

*2 100時間RPG

「300万本RPG」みたいなものです。違うと思います。

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2001.01.28(ドラゴンクエストVIIより)

君の名は

 隔日連載続行中の僕にはげましのおたよりを出すな!

 まあそんな話はいい。
 ここまでドラクエの日記を書き続けたり書かなかったりしているわりに、考えてみると定番ともいえるあの話題にふれていなかったことに気がついた。
 主人公の名前である。
 別に避けていたわけじゃなくって、単にそういう話題があったことを忘れていただけだが、それにしてもどうなんだろうその、例の「アルス」っていう名前(*1)は。
 どうもあんまり今回の主人公とイメージが合わない名前のようにも思えるけど、それは単に違う名前で70時間ばかりプレーしているせいか。基本的にはアルスだろうがなんだろうがどうでもいいわけですが。
 アルスといえば思い出すのはドラクエIのノベライズ小説(*2)の主人公の名前「アレフ」だ。アレフガルドからとった名前で、たしか一般公募から選ばれた名前だったと思うんだけど、当時なかなかナイスなネーミングと思ったそれも現在ではなんかオウム関係のナニが想起されてちょっとなんだかなあという感じになってしまった。まったく、あの連中ときた日には。
 そういえばドラクエIIでサマルトリアの王子の名前が「トンヌラ」(*3)になっちゃった人は本当にかわいそうだと思うが、しかし僕はいまこうして思い返すと、どんな名前になってたかどうしても思い出せない。インパクトにいささか欠ける名前だったんだろうか。王女の名前は「サマンサ」でしたよ。たしか。
 しかし「勇者トンヌラ」というのもひどい話だが、だからといって「勇者たかし」とか「とものり」とか、そんな勇者もないじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょう実際ドラクエの主人公の名前に自分自身の名をつけるっていうのは。別に全国のたかしさんやとものりさんに文句はないですが、ドラクエの世界に「たかし」っていうのもなあ。
 ドラクエの場合FFとかと違って、主人公=自分として考える人も多いみたいなんでそれもまあそれでアリかとは思いますが、しかしファンタジー世界に「たかし」かあ、うーんやってみればそれで意外に入り込めそうな気もするが。ところでこんな具合で一度もキャラ名に自分の名前を入れたことのない僕が、今度ためしにギャルゲーをやってしかも自分の名前を入れたとしたら個人的に凄いインパクトを受けて取り返しのつかないことになるのではないかと心配でしかたないんだが、杞憂だろうか?
 そんな具合で横道にそれつつも今回のドラクエです。妙にひっぱってしまったところで恐縮ですが、僕が主人公につけた名前は「アキ」でした。そのあたりは極めてさらっと流してますが。どういった経緯でそんな名前になったのかというと、ドラクエを買おうか買うまいかと思っていた頃、「あーじゃあ主人公の名前決めなくっちゃなあ。それにしてももう秋も終わりだなあ。じゃあ、アキっていうことで」という具合だった。思い入れのかけらもないネーミングで我ながらなんだか気分が重たくなります。
 とはいうもののどこか異国情緒もあり、それでいて素朴で、中性的な美しさも感じさせつつ、総体としては無国籍的で、単純でインパクトもあっていい名前だと思いませんか? 今とりあえずてきとうに並べてみましたが。

 そんな訳で今日もアキの冒険は続き、なんだか音楽に関する準備のために時間をつぶさなければいけないらしいです。そんな具合。

*1 「アルス」っていう名前

今回のドラクエの説明書では主人公=アルスということになっている。

*2 ドラクエIのノベライズ小説

高屋敷英夫『小説ドラゴンクエスト』。再販かかってて (?) 今でも買えるみたいです。深刻につまらない小説なので間違って買ったりしないように。

*3 トンヌラ

ドラクエIIは仲間の名前がランダムに決まるようになっていて、そのうちのひとつがトンヌラ。やっぱり「トンヌラ」でドラクエIIやった当時の小学生にとっては、今でもサマルトリアの王子イコールトンヌラなんでしょうか。悲劇だ!

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2001.01.29(ドラゴンクエストVIIより)

帰りてェ〜

 伝説の格闘家、渋川剛気先生の言葉をもってタイトルに代えさせていただいた今日も今日とて例によってドラゴンをクエストしてる (誤用) わけですが、こんにちは。
 さて本日の舞台は、なんつうか、いうなれば風の谷といった風情の場所。王蟲がなんかこう、あれする。(全面的に適当。それと今の文はたとえ上つけたした部分であって、別に王蟲らしき生物は登場しません)
 ダンジョンの落とし穴に落っこちたり落っこちなかったりしながら攻略していったわけですが、あれなんでRPGで足元おぼつかない落っこちそうな場所ってあんなに怖いんでしょうね。怖いっていうか、こう足元のザワーッてするような。すげえアバウト感あふるる表現で申し訳ないですが。別に落とし穴に落ちたからって多少やりなおしの手間が増える程度なんだから、もっと軽い気持ちでチャレンジしていいと思うんですが、にもかかわらず足元はザワーッて。
 そんなことを考えながら話は進み、ボス的な存在と戦ってけっこう苦労しつつ、いやなにしろ今の職業「ふなのり」「ぶとうか」「せんし」「せんし」といういいわけのしようもない武闘派パーティーで、しかも前歴にも魔法系いっこもないという異常なかたより具合になってるせいで回復ろくにできねえわけです。今の職業マスターしたらなんとかしようとは思ってるんだが。
 まあ、それはそれとして。ボスは倒したし目的の物体も目の前だと思ったらこれが妙に手に入らないわけですよ。僕の予想では、なんというかある建造物に入ったらもう普通にヒナ段みたいな場所があってその上に適当に目的の物体が乗ってる的な状況を想像してたんですが、現実にはここもダンジョンだったらしいです。もはやダンジョンに次ぐダンジョンといった具合です。しかも教会的な場所もないので保存できないし。ふと気付けばMPもジリ貧。
 で、こうなるとここで引き返すか否かの判断力が問われるわけですが、実際こんなの分からないじゃないですか。もしかするとあと1画面分スクロールさせたら目的の物体が手に入るのかもしれないし、いやそうでなくとも宿屋らしき施設があるかもしれないし、ついでに保存もできたりするかもしれない。あと町からここまでをつなぐワープゾーン風な仕掛けがあるというのもいい。そんな一億円急に手に入ったらどうしよう的な小学生レベル満点の希望的観測と、現実的にここで引き返さないと残りMP的に取り返しがつかなくなるかもしれないという不安とがせめぎあうわけですが、けっこうこれはこれでドキドキものです。というかむしろドラクエで最大の緊張感を感じる場面は実はこういう瞬間なんじゃないのか。もしこの上足元おぼつかない落っこちそうな場所だったりした日には失神寸前ですよ。目が合っただけで失神しそう。だれと。
 そういう訳で個人的にはなんかもうスゲエ不安で一刻も早く帰りてェ〜、お母ちゃ〜んという気分なんですが、ここで引き返せないのが武道家のつらいところだそうですよ? 渋川先生(*1)によれば。坊主とかと違って。奇しくもパーティー中だれ一人「そうりょ」もいない上、一人は「ぶとうか」です。ここはもう、舐めんじゃねェ空手屋ァッ!とか吠えかねない勢いで先に進んだら、これ日記的には凄くおいしい展開なんでしょうけど、ええ緊張に耐えきれずリレミトかけて町まで戻りましたけどね実際は。

 そんな一日。

*1 渋川先生

いまさら説明するのもなんですが、『グラップラー刃牙』参照。

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2001.01.31(ドラゴンクエストVIIより)

転職メモ

 そんなこんなで昨日ダンジョンの途中ですごすごと逃げ帰ってきた訳ですが、そうなると今日はダンジョンをクリアするのが筋というものですが、まあそれはそれとします。
 というか、冷静に考えてみるとこの僧侶系呪文ほとんど憶えてない武闘派パーティで次のボス的存在にうっかり出会ってしまった日にはかなりの高確率で死、死む! という事に気付いたわけですよ。で、今日はいったんレベル上げに専念することにしました。灼熱のレベル上げ祭りスペシャルですよ (なんとか凄い雰囲気にしようと必死) 。口笛と殺戮の宴が始まるゼ〜 (意味はよく分からんがド迫力。だが、こんなの勇者じゃない) 。

 ところで、問題は職業である。現在のパーティが「ふなのり」「ぶとうか」「せんし」「せんし」というかたよった編成なのは昨日書いたとおり。じゃあこの先どう転職するか、が重要なポイントになるわけだが、これがまったく困っている。
 あ、この先、職業の話のおなじみのパターンで少々つっこんだ内容になるのでそういうの知りたくない人は見てはいけないが、まず「そうりょ」にするキャラだけは決まっている。メルビンである。メルビンはお笑い系から発展させて最終的に「スーパースター」をめざすというパターンもあるが、僕としてはできるだけ勇者っぽい感じで成長させていきたい。そうなると「せんし」「ぶとうか」「そうりょ」「まほうつかい」の基本4つは憶えていきたいわけで、現在のパーティ状況からいって次は「そうりょ」で間違いないところだろう。
 アイラもキャラの方向性としてはわりとハデな職業にも適応できそうなので、それほど悩むわけでもなく次は「ぎんゆうしじん」である。最終的には「スーパースター」をめざしたい。途中「わらわせし」を選択しないといけないというあたり、ややキャラのイメージと違うのがネックではあるが、まあここはそのギャップも含めて楽しみたいと思う。
 さて問題は主人公とガボだ。正直、もう転職させたい職業がないのである。主人公はすでに「せんし」「ぶとうか」ときて「バトルマスター」もきわめ、直接攻撃系に関しては当面のあいだ完璧になってしまった。じゃあ魔法系を選べばいいじゃんと思われるかもしれないが、僕はどうも魔法の使い方がへたというか、むしろろくに魔法使いやしないのだった。戦闘時にいちいち最適な魔法を考えるのが面倒くさいのだった。なんて話だ。普段もそんなわけで基本的に魔法は「バッチリがんばれ」でまかせっきりで、主人公は「たたかう」以下「ばくれつけん」とか「まわしげり」とかの直接攻撃ばっかりである。たまに戦闘終了後にベホイミをかける程度だ。だから、ふだん使いもしない魔法を覚える気にはどうにもなれず、「そうりょ」や「まほうつかい」に転職させたいとはちょっと思えない。
 そして違う意味あいで問題なのがガボで、キャラクターイメージと合う職業がもう全然残っていないのだった。ガボといえばとりあえずコレということで「ひつじかい」、素早い身のこなしという意味で「とうぞく」、これも定番の「まものハンター」と流れて、ちょっとこの時点ですでに迷いつつ、まあ野生っぽい雰囲気だからと「ぶとうか」を選んでいるのである。もういよいよ次はないというかんじだ。魔法系はどう見てもキャラと違うだろうし、かといって「おどりこ」や「ぎんゆうしじん」という線もまるでだめだ。「わらわせし」っていうのも、ガボの場合天然だから方向性がちょっと違う。これもよくない。「ふなのり」はもう最初から路線が全然別だ。接点がなさすぎる。異世界だ。
 と、そうなるとしかたないので主人公は「とうぞく」を選んで最終的に「かいぞく」、ガボは「せんし」を経て「バトルマスター」という事になってしまうんだが、しかしこれは、どうも、ひっかかるなあ。バトルマスター、まあ、ないではないけど。ちょっとどうもなあ。だいたい主人公、海賊になるというのはどう見ても親不孝な話じゃないだろうか。ボルカノさんも息子をそんな風に育てた憶えはあるまい。いまや『ONE-PIECE』のルフィも海賊だし、という一点がどうにか今の僕をささえていると言って過言ではない。

 あ、モンスター職のことを忘れているわけではありません。あれはあれで憶えたいんだけど、なんか、もったいなくないですか。一度使うとなくなるから。
これ、本当は昨日書いたんだけど、サーバに接続できなくて更新できませんでした。どうせ今日も同じことしかしてないので、まあいいか。しかしこれでまた例によって隔日更新だな。

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