人生: 過去ログ 2002年05月

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過去ログ 2002年05月

※下に行くほど新しい記事です。

2002.05.02(その他もろもろの話より)

挨拶

 なんかもう「更新されないことは常識・It's TRUE! ファンタスティック!(違う) あとロミオマストダイ!(とりあえず英語なら何でもいい様子)」的な存在になっている我らですが、遂にこのたび無事に復活をとげました。
 というかこの間なにをしていたかといえば、部屋の模様替えをしていました。帰宅そして模様替え。休日に至っては睡眠と食事と収納の買い出し以外のすべてを模様替えに懸ける始末。そりゃ更新もできねえよ! コード抜いてて電源入らねえもん!(←納得) てな具合でございマス。もうね、ゴールデンウィーク2日目あたりを他人が見たら100%「おや引っ越しですか杉浦さん。or 夜逃げ?」とか言いだすような状況で。むしろそう言われた僕も面倒くさいんで「実はこの4月から夜逃げ屋本舗に就職しました! 今の時代、この仕事でキマリ!」とか答になってない答で逃げるくらいのスーパーな模様替えっぷり。模様替え神と僕のことを呼んで構いませんし、あ、むしろ模様替え天使と。←ビジュアル的にキレイっぽい方を選択
 ある意味ゴールデンウィークでもなければここまで強烈な模様替えはできないので可ですが、同時にゴールデンウィークの半分を単にこれだけのために費やしたかと思うと、なんか、もう、青春の残り火とかがスゲエ勢いで消えていく雰囲気ですよ。
 しかしお陰様でこうしてなんか俺の部屋、イ、イギリス映画 (非トレインスポッティング) に出てくるお屋敷みてえ!というレベルにまで小奇麗になりましたので、今後は小気味よく凄い速度で更新することになるかっていうと、まあ、ならないんでしょうけど。世の中そう甘くはねえんだ。ペッ (唾)。
あんまり部屋が奇麗になったため相当調子にのっている御様子。

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2002.05.05(フロントミッションより)

まえがき

 「ドラクエ日記」というのを、ちょっと前に一度やったことがあって、あれはとても面白かった。いや、読者にとってとかじゃなく、書くのが。自分で。
 ああいう連続もので何か書きたいという気持ちはあるものの、じゃあ何をテーマに毎日書くかっていうとこれがあまり思いつかなかったのだった。そんな具合で更新がとどこおる日々は続くのだった。(書きたいことがないわけじゃなくて「明日でもいいや」という見事な夏休み感覚の結実)
 で、ゲーム日記をやってみることにしたわけです。別にふだんゲーム毎日やるわけじゃないですが、ゲームをやりたい気持ちは十分にあるのです。ちょっと遊ぶのがおっくうなだけで。……今思ったんですが、これは「モテないんじゃなくて出会いがないだけだ」という理屈とどことなく似ていますが、気にしないことにします。
 つまりこういう日記形式にしておくと、毎日ゲームをやるという一種の義務感が発生して毎日ゲームを遊んでウハウハになれるという驚きのシステムなのです。実際の話、前の「ドラクエ日記」やってなかったら確実にドラクエ7途中でやめてたと思いますよ、自分で。
 なんだかわかったようなわからないような不思議な理由でしょうが、というのも書いてて自分で心底変な理由だと思ったからなんですが、まあそんなわけで始まるわけです。ゲーム日記が。

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2002.05.06(フロントミッションより)

記憶をたどってみる

 というわけで始まったゲーム日記、第1回はいきなり『フロントミッション』ですよ。『3』(*1)でも『2』(*2)でも『オルタナティブ』(*3)でもなく、スーパーファミコンのゲームときた。どうかと思う。
 しかしこのゲームは名作だと思うのだ。ちょっと言いすぎた。えーと、個人的に好きなのだ。適度なヌルさと戦闘メカ心あふれる世界観と遊びやすさがたまらんわけですよ。どうかわかってくださいここはひとつ。
 で、発売当初ワーイつって遊んでその後半年くらいしてワーイつって遊んだらあるステージでものすごい反則ぎみな負け方をしてなんか心底ガックリきてそのままになって、時は流れ2002年。ここ数ヶ月また最初から遊びだしているわけなんですけども。
 ちなみにまた遊びだしてから、またしても今日にいたるまで1ヶ月くらいの間、放り出していたりもします。別につまらなくなったわけでも、反則ぎみにやられたわけでもなく、単純にただなんとなく。
 いつもの調子ならこのままやらなくなって別のゲームをはじめそうな雰囲気なんですが、せっかくゲーム日記始めるんだしいい機会だから終わらせてやろうというのが今回の趣旨です。ナイスアイデアの洪水。

 ところで、いま僕は何をしているんだったろうか。
 思い出せないのだった。困ったことに、1ヶ月放っておいたら忘れてしまったのだった。ロイド (主人公) を徹底的に強くしていたことは憶えている。もう闘技場に行ってどんな強敵を相手にしても賭け率が1.01倍という超本命になってしまって、というかこれは賭けが成り立たないのではないのか、なぜこんな状態で大観衆の歓声SEが鳴るのか、とか思うほどに強くなっていたのだった。ついでに副官のナタリーとナンバー3的位置付けのサカタも同じくらい強力に育て上げていた。それも憶えている。
 ストーリーはどうだったっけ。たしか休戦協定を結ぶか結ばないかとかそんな場面だったんじゃないだろうか。ちなみにゲームをやっていない人には、それってもうゲーム終盤じゃないかと (1年戦争気分で) 思いかねないでしょうが、このゲームでは休戦協定を結ぶあたりで折り返し地点といった具合でした。たしか。むしろそれまでの、こうゲームとしてギリギリレベルで強烈な地味ムードを物凄い勢いでくつがえす急展開がこの先に待ち受けていたと思うんだけど、違ったかも。
 という、たしかそんな具合でした。ということはこれから (今までも面白かったけど) バンガバンガ面白くなってくるような場面ということでしょうか? しかも主人公はすでに反則レベルで強くなってるわけで、この先ウハウハにも程があるような展開なんでしょうか?

 ええと、とりあえず電源入れてみればいいのか。

*1 フロントミッション3

プレステ2で発売されて、評判は決してよくなかった。

*2 フロントミッション2

プレステで発売されて、評判は非常によくなかった。

*3 フロントミッション・オルタナティブ

プレステで発売されて、評判は当時よくなかったが、後にその珍奇なコンセプトが再評価された。

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2002.05.07(フロントミッションより)

挫折

 さーてじゃあ今日も一丁かるく行ってみますか的なノリでスタートボタンを押したところ、前回セーブし忘れてたことが判明。

 ヤル気が心底失われました。
 というか、だ、ダメだ俺! ふつうセーブし忘れないだろう!
 むしろ自分でも不思議です。セーブしないで電源切るって、まあ、ちょっと前にも一度ドラクエでやったことはあったけど、そうそうやるもんじゃないと思うんだけど。
 それにドラクエの時だったら電源切った直後に間違いに気付いたくらいで、なんつーかウッカリしてました、俺! とさわやかに手を頭の後に置きつつ言えるほどに状況がはっきりしていたんだけど、今回たるや電源を入れてロードしてみて初めて異常に気付く始末。むしろセーブしたような気がするんだよなー、カートリッジが壊れてんじゃねえの? とか言いだす始末。しかしそういうあらぬ疑いをかけるとゲーム様が怒ってセーブデータが飛んだりするので(*1)、今のはなかったことにします。

 そんな具合で始まった直後に暗雲たちこめるゲーム日記。ああーというかなんかーもう正直昨日突破したマップをまた今日同じパターンでやり直すのって本気でつらいんで、今日はもう寝ます。

*1 ゲーム様が怒ってセーブデータが飛んだりする

民間信仰。

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2002.05.08(フロントミッションより)

まあいつも通りの展開

 今日は『SDガンダムフルカラー劇場』の4巻を買ったのでそれ読んでる間に眠くなったのでゲームはお休み。(←このあたりがいつも通りの展開)
 昨日の心の傷がまだ癒えてないという面もあるわけだしさ。そうやって自分を納得させるテクニックにも長けてきましたよ?

 で、ガンダムマンガとか読んでて思ったんだけど、ガンダムの中でもとりわけザクから猛烈に発散されるあのミリタリーオーラの正体はなんなのだろう。とか思ったり、そしてフロントミッションから発せられるミリタリー臭もちょっと気になる、とか一応ゲームの話とからませてみたりもするんですよ。
 いや実際フロントミッションのメカデザインって実は単体でみるとあんまりミリタリーっぽくないっていうか、主に脚パーツと腕パーツのデザインとかバランスが軍事っぽくないんですけど。しかもボディから脚までプリソメア系(*1)で統一した日には、おやおやどこの宇宙刑事さんのおでましですか的なことになるくらいで。でもそれにしちゃ全体で見たときフロントミッションのメカってミリタリーっぽいよなあ、とか思ったんですが、要するにあれです。武器だ。
 そうなんですよ。ザクがなんでミリタリーっぽく見えるかっていうと顔がガスマスクみたいとか背嚢みたいの背負ってるとかそういうの以上に、ザクマシンガン(*2)持ってるからなんですよ。あれ持ってたら、そりゃミリタリー以外の何者でもないですよ。グフがミリタリっぽくないのは機関銃がないからなんですよ (グフカスタムを除く) 。ドムはジャイアントバズとかラケーテンバズとかシュツルムファウストを持ってるのでなんかミリタリっぽいわけですよ。ザクマシンガンをジェニー人形が持ったらその瞬間G.I.ジェーンを思い起こさせることうけあいですよ。←がっかり
 つうか実際、得物のデザインをできるだけSFチックじゃなく、むしろ人間用の武器をスケールだけ大きくしたようなブツにして雰囲気出すっていうのは、ある種メカデザインの常套手段だよなーとか急にいま気がついたわけですが、そういうわけでフロントミッションのメカもショットガンとかマシンガンとか持ってるあたりがミリタリーだと、僕は言いたいわけです。だからどうっていうことでもなしに、とりあえず思いついたんで。

*1 プリソメア系

いちばん格好いいが、このパーツを売っている店ではたいていこれより強いパーツも並べて売っているので、おおむね使えないことで有名なパーツ。

*2 ザクマシンガン

ザクが装備するからザクマシンガンっていうのは、凄い。

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2002.05.08(マンガ・アニメの話より)

カプセル戦記

 連休のド真ん中に発売だったんで札幌だとさらに発売が遅れるしなんかこうボーッとしてたら危うく買いのがしそうになってた『SDガンダムフルカラー劇場(*1)』の4巻を大慌てで購入。
 いやーもうこのマンガ入荷量の段階ですでに少ないし、もし初版買いのがしたら増刷されないから(*2)速攻でどうしようもなくなるという危険な本なんで、かなり焦りましたよ。そして結構あちこち本屋探した結果どうにか購入できたのでかなりはしゃいでますよ。はちゃめちゃ元気っつう感じで。
 つうか面白え! つうか面白え!(繰り返しで愉快さを演出) いやまあ自分がガンダム大好き人間(*3)というせいもあるんでしょうけど、普通にマンガとしてキャラ立ってて素直に読んでて楽しいわけですよ。このページ更新するのも久しぶりなわけですが、最近いささかこう素直に楽しめるマンガがなかったわけですよ。そんなわけで今、この極めてのんきなマンガを力強く僕は押したい。
 あととにかくステイメン(*4)がかわいい。ここは重要だ! ある意味。あと初代ガンダムも。サンドロックカスタムも。むろんみねば様もな! あと風雲再起も! V2も! あとたまに出てくる人間頭身の女子キャラもアリだ! だがブルマ着用のリィナが裏表紙なのはさすがにどうかと思う!
 そんな調子で大変楽しんでます。ちなみに、このページ等を参考にしながら読むと、各話のキャスティングの意味が分かってより楽しめます。
 というか、ウィングガンダムゼロカスタム→ウィングガンダム→ウィングガンダムゼロの展開だけはさすがに読んでてなにがなんだか分からなかったとここで正直に告白。

*1 SDガンダムフルカラー劇場

知らない人のためにあえて繰り返すと、これはあくまで『SDガンダムフルカラー』の劇場であって、決してフルカラー漫画というわけではない。

*2 増刷されない

前後の状況から推測してるだけなんで、違うのかもしれないけど。

*3 ガンダム大好き人間

いや、普通程度に。

*4 ステイメン

GP三兄弟の末っ子。小さい。

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2002.05.09(フロントミッションより)

実験

 同じマップを同じ戦術で二度やるのもなんなので、ためしにうちの最強 (むしろバランスを悪くしている) 三人衆ロイド、ナタリー、サカタを突出させて敵陣を総崩れにさせてみることにしましたよ。
 で、結果。やっぱり無理。

 いや一応マップクリアはしましたが、かなりギリギリでした。ロイドの機体がボディのHP残り4まで削られました。その時点になってそういえばこのゲーム、他はともかく主人公 (ロイド) の機体が壊れたらその瞬間にゲームオーバーだったと思い出して必死になり始めたんですけど。
 近接戦闘だったらけっこう相手の攻撃避けるわ攻撃力にモノ言わせて破壊するわでいい調子なんだけど、やっぱりあれだ、敵のミサイラーに狙われるとどうしようもないや。このステージの敵は三連装のロケットランチャー使ってくるから、一発目をシールドで防御しても二発目・三発目は直に食らってけっこうな大ダメージ。こっちもミサイルで敵のロケットランチャーを狙うんだけど、相手は両肩にランチャー持ってるから、1ターンでは片方だけ破壊するので精一杯のこっちには分が悪すぎるのだった。
 という実験を経て、やっぱりこれはアレだな! もっとロイド達を強化しないとダメだな! と誤った方向に決意。どんなミサイルが飛んでこようが余裕で避ける敏捷さを。当たっても楽勝で小ダメージですます防御力を。いくら削られても平気なHPを。誇らしげに言うのならばきっとそういう事なんだろう (民夫) 。
 まあ現実的に売ってる武器にも限度があるので現状ではややムリ気味なんだけど、気持ちだけはいつも前を向いていきたい。いったからどうなるというものでもないが。

 このように、何の価値もない実験をして今日という日は過ぎていくのだった。

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2002.05.11(フロントミッションより)

これまでのあらすじ

 例によって金曜日休んだ。
 なぜか知らないが、金曜日はいつもダリーとか言いだして速攻寝たりするのだった。前のドラクエ日記のころからそうだ。そういうのが定番パターンだったのだ。必勝コースだったのだ。バッドエンド直行だったのだ。←それはなるほどだめだ
 で、今日は今日で朝から美容院行って目がショボくれて(*1)ちょっとフロントミッション的にはつらいものがあるのだった。いやマジで細かいフォント使ってるゲームなので、普通のゲームよりか目が疲れるんですよ。
 で、今日はとりあえずちょっと戦闘に入ってしかしうまいこと行かなくなって中途セーブしてやめたのだった。総プレイ時間5分くらいだった。

 だからといって書くことがないわけではあるまい。というか今気づいたけど、ここまでのストーリーをまったく書いていないじゃないか、この日記。これでは読者の人になにがなんだか分からないのじゃないだろうか。そこで今日は特別編として、これまでのきわめて大ざっぱなあらすじを、しかも未プレーの人に配慮して肝心の部分をぼかして書いてみるのだ。人間できることとできないことがあると思う。

 なんかハフマン島というところで戦争があって、ロイド (主人公) は……えーと、正式名称を忘れたけどアメリカ的な軍隊 (←だいなし) に所属して恋人カレンと一緒に作戦行動に従事するオフィスラブぶりを見せつけていたのだった。しかしドカーンとかなって (適当) カレンは死亡。ロイドはなんだかんだで傭兵になるのだった (ここまでオープニング) 。
 戦争の犬たちとしてオールバックグラサン (軍の雇い主) に言われるまま補給路を断ったり砦を突破したり掃討作戦を手伝ったりしてるうちに、なんかカレンにまつわる新情報 (これ以上は言えない) を入手したりして、ふと気付けば終戦協定。でもなんか終戦反対のテロリストがいるらしくて、僕らは今度はテロリストを追いつめてますよ? という日々。
 と書いてみたら、たった数分のオープニングと、十何時間くらいはやってるはずのゲーム中の描写がほぼ同じ分量ということに気付いた。
 そうなのだ。このゲームは (特に前半) ほとんどストーリーが進行しないのだ。そもそもキャラクターのセリフ自体が極限までに少ないのだった。一番よく喋るのはおそらく例のオールバックグラサンだ。それというのもブリーフィングで「これが今回の敵だ」的なことをべらべら喋るアレが比較的凄い文字量なのだった。むろんストーリーにはまったく影響しないのだが。
 他のキャラに至っては仲間になる前にこう、出会い的なシチュエーションがあってそこで……10言ぐらい喋るんじゃなかったっけ? その程度で終わるのである。その後だんまりを決め込むのである。おおむねそんな調子である。
 これがたぶん良いのだろうと僕は思う。
 このゲームでは無駄にだらだらした会話をしない。それがこのゲームのハードボイルド的なイメージを高めているのだ。いや、まあ想像では。
 変なギャグが入ったりしないし (まあ、滅多には)、不自然にドラマチックな筋書きがあったりもしない。そもそも喋らない。だからこそ、美人副官のナタリーが「あんな風に愛されてみたいものね」とかぽつりと言ったりする一言が重く響いたりするのだ。第一ほとんど起伏もなくひたすらに黙々とミッションをこなしていくあたり、実に戦争の犬っぽくてカッコ良いわけですよ僕的には。
 で、前半でそれだけ雰囲気をバッチリ作った後だけに後半の怒濤の展開が際立ってくるとか、まあそんな具合だったはずだ。記憶では。
 そうだ、その怒濤の後半に突入するキワに今入っているのだ。テロリストを追いつめているのだ。このテロリストが実は我々の知らないある重大な事実をつかんでいるのだ。以下次号。

*1 美容院行って目がショボくれて

パーマ等の薬品とか、明らかにふだん使ってないタイプのどぎつい整髪料の匂いで。

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2002.05.12(フロントミッションより)

選手生命

 なんか右ひじが真剣に痛くて、正直びびってるんですが。

 で、今日はけっこう色々あったんだけど、詳しくは次回。

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2002.05.13(フロントミッションより)

選手層の薄さ

 いよいよ急展開である。
 ゲームとしてちょっとギリなレベルで地味 (ウィザードリィとかは除く) にミッションを黙々とこなしていた我ら特攻野郎Aチーム (雰囲気) であるが、例のテロリスト集団のアジトを撃破して敵首魁をなんかこう、アレした(*1)ところ彼の口から思わせぶりな一言が!
 そしてまたたく間に、これまでなんつうか明らかにいわくありげだった某組織がやっぱり大変なことになっていることが判明。そしていかにもいわくありげだった某キャラクターがやっぱり深くかかわっていたことも判明。未プレーの人のために核心にふれない書き方をしていますが、こんな昔のゲームで隠すこともないんじゃないかとも思いますが、まあいいや。
 そんなこんなでこれまでいくつもそして細々と張られていた伏線が突然一気に機能して、大いにショッキングな真実が明らかになり、そしてえーとまあこれは言っちゃっていいだろう、ロイドが軍を離れることに! いやまあ1人では行かせないぜ的な展開でみんなついてくるんだけど。ズラズラと。
 とは言え、副官のナタリーや最初期からの部下であるキースとJJはチームから離脱。こう言っちゃなんですがどうせ後からまた仲間になるのはみえみえですが (これが2度目のプレーでなかったとしても) 、しかしこれは痛い。というのも、ナタリーもキースもうちのエース的存在だったので。
 ナタリーは副官というポジショニング上、主人公であるロイドとほぼ同じ装備をさせている。この装備というのが両肩にそれぞれミサイルランチャー、両手にはショットガンとマシンガンを一挺ずつというヤル気満点の重量級装備。しかもレベルを上げまくって遠距離・近距離両方イケるキャラに仕立て上げてまあいわば烈海王(*2)ぐらいには強くなっていたのだった。一方キースも遠距離攻撃に特化した見事なスナイパー (武器はミサイルだけど) となっておりこれまた愚地独歩なみの強さを誇る若手のエース。あとJJは、まあそれほどがんばって育てたわけでもないので鎬昂昇ぐらいに強かった。そんな具合のこの連中がチームを抜けるということは、すなわち最強死刑囚に勝巳1人で立ち向かうも同然。か、勝てねえよ!

 なにしろあの3人が抜けると大変だ。今まで二軍的存在でちょっと攻撃したら後にひっこんで、とかやってたキャラにがんばってもらわないといけなくなる。具体的にはアルダー (血気盛んなおじいさん) とイーヒン (ダメ弟) とポルンガ (燃える現地人) なんだけど。ちなみにさらに三軍的存在でもう戦場に存在するイコール死を意味するようなモーリー (そもそも仲間になった時のレベル低すぎおばさん) とかもいますが、ぎりぎりこいつは使わずにすんでいます。
 そんな死出の旅路的な状態でドッカンドッカンやってたわけですが、まあ悲惨な状態になりながらもどうにかステージクリア。今度は謎を解く鍵を見出さんとばかりに比較的あてのない行軍に出動しようとしています。

*1 アレした

別に隠しているわけではなく、今思い返しても別に捕まえたとかではなく、いやでも勝ちはしているんだけど、どういう状態なんだろうあれは。

*2 烈海王

今回、『バキ』読んでないと意味のわからないたとえが頻発していますが、わからなくても問題ないです。

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2002.05.18(フロントミッションより)

おなじみ羅列

 風邪ひいた。
 こんなのはもう以前のドラクエ日記のときで十分わかっていることである。風邪はひくものなのだ。ひいたら数日はゲームも何もあったもんじゃないのだ。やってられねえのだ。あーもう頭痛い。
 とかやってて風邪もようやく治ってフロントミッションやってたら、もう外出れないしヒマだしっていうんで思いの外ストーリーが進んでもう書いてられないや、病気明けで疲れるし。とか思ったので例によって羅列します。

 選手層は相変わらず薄いままなので時々機体ごと破壊されたりしつつ、まあ主人公以外は破壊されようがゲームは続くしキャラも死んだりしないで次のマップからまた何事もなかったかのように現れるしどうせ破壊されるようなのはそれほど強くないユニットなのでどうでもいいしでそのまま続行したりしつつ、重要な存在と思われるあいつを撃破しつつ、主人公の恋人に関する2度目のプレーなのでわかっていてもやっぱりショッキングな事態に「ああ〜」とか思いつつ、それにしても今自分たちはどこにも雇われていないはずなのに敵撃破ボーナスが支払われるのは一体どういうからくりなのかと疑問に思いつつ、なんとなく手を組みつつあるテロリストグループから出資されてるのかしらと思うもののその資金源ってどこなのかこのゲームでフォローされてない気がするんだけど、まあいいかと思いつつ、やっとエース連中が戻ってきてくれつつ、しかし装備が古いままな上に武器屋が店じまいをしてしまったので弱いままでやりくりしつつ、とはいえ手駒が揃うとやっぱり楽で遠距離攻撃でまず敵の両腕を破壊して武装がなくなったところを近距離攻撃チームがバンガバンガ粉砕するコンボだけでほとんど無傷で突破しつつ、とにかく例のヤバい研究の証拠を見つけようと特攻野郎Aチームばりに地下にもぐったかと思えば次の瞬間には敵に包囲されてそれはないんじゃないのかと思ったりしつつ、現在その敵を突破しようとしているところです。

 あと補足。前回アルダーのことを「血気盛んなおじいさん」と揶揄しましたが、実際のところアルダーはいい人なので好きだったりします。ただ育て方を間違えただけで。右手に格闘武器、左手に近距離武器っていうのは、ありゃあ、だめだ。

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2002.05.19(フロントミッションより)

気がつけばもうこんな時間

 どうもそろそろ大詰めのようだ。もうちょっと長く続くようなつもりで遊んでたんだけど、どうやらこれは大詰めのような気がする。それというのも空港にやってきたので。
 もう前回クリアした流れとか全然憶えてないのでまったくの想像だけど、どうもこれまでの話の展開で空港にやってきたというのは、つまり飛行機あるいはそれに類する手段でかなりの長距離を移動するわけで、話がここまで進んだ上で舞台が変わるということはそれすなわちクライマックスであると思われる。
 あ、そういえば今ストーリーがどのあたりなのか書いてなかった。具体的なところをぼかしながら言うと、家族愛があったり家族愛がなかったりしたところだ。全然なんの説明にもなっていない。とりあえずアレだ、「現状いちばん悪そうな人物」が現れたところだ。この人物には家族愛がないのだ。だいたいそんなところだ。
 実際、このあたりで大詰めになっていないとおかしい気がする。なにしろいまや我らが特攻野郎どもの実力たるや『ブラックホーク・ダウン』(*1)の開始10分後くらいのアメリカ軍なみの強さになっているのだ。
 このゲームの場合、レベルが上がるにつれスキルを憶えるようになっていて、このスキルがとにかく役に立ちすぎというぐらいに役に立つ。たとえ敵のパラメータが異常に強まっていようが、Guideスキルで遠距離から腕などをピンポイントで撃ち抜けばこっちは無傷で簡単に無力化できるし、SpeedとSwitchを持ったキャラならかなりの大ダメージを1ターンで与えることも可能だ。
 で、うちの特攻野郎ども (←もはや公式名称に決定) はいわばスキルの百貨店と言いきれる具合にスキルを取得しまくっていて、その無敵ぶりたるやムテキング以上という噂。ムテキングって?
 そんなわけでこれから空港を制圧するのだ。いよいよエンディングに向けてストーリーは加速するのだ。たぶん。だいいち記憶によればラストバトルはかなり短かった気がするし。

*1 『ブラックホーク・ダウン』

メチャ強いアメリカ軍が悲惨な目にあう戦争映画。

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2002.05.19(フロントミッションより)

終わり良ければ全て良し

 終わったー。
 予想通りというか、空港を突破した後にラスボスステージに突入。思っていたよりも手応えのあるラストバトルを経由して無事にエンディングを迎えました。

 いや、というかもうフロントミッションのエンディング良すぎ。
 正直どんなエンディングだったか完璧忘れてたんですが、こんな良いエンディングだったなんて。詳しくは言いませんが。
 とにかく戦場物の雰囲気出すことを真剣に考えて演出作ったゲームなんだなーとあらためて思いましたよマジで。もうエンディング激シブ。映像といい音楽といい理想的なラストでしたな。音楽泣けたねー。格好良かったねーエンディングテーマ。それに絵の使い方がうまかったねー。スーファミの限られた描画機能を逆手にとったいい演出でしたよー。ストーリーも世界が平和になりました話じゃなくていい感じでしたよ本当に。『フロントミッションシリーズ・ガンハザード』なんかは本当に世界に平和が唐突に訪れて、これはいったいどこのファンタジーRPGですかという感じだったから、いやーやっぱり初代フロントミッションは偉いわ。その上エピローグでもうひと泣かせきた日にはこのゲームを思わず全肯定ですよマジな話。

 バランスがヌルすぎとか装備の幅が少なすぎとか、ユーザーインターフェイスがときどき変とか、システム上変わった育て方をしづらいとか、あとラスボス戦のチューニングしてないだろうマジでとか色々問題点のあるようなゲームではあるんですが、やっぱりこのラストっつうか、オープニングからエンディングに至るまできちんと真面目に渋い戦場物として、それでいてエンターテイメントとしてヒキの強い話をきっちり作ってるわけで、あーもう全部可。やり直して良かったー。エンディングまでやってマジ正解。


 さて、こうしてフロントミッション日記は無事に終了したわけだが、次は何をしたものだろうか。なにしろこれは『ゲーム日記』なわけで、僕のチャレンジに終わりはないのだ。明日からはまた別のゲームをやり始めるのだ。この調子でまたフロントミッションのような名作にめぐりあうことを夢見るのだ。
 実際の話、遊びたいゲームは山ほどあるしむしろ買ったものの途中まででほっぽってあるゲームですら結構な量あるのだった。それどころか買っただけで一度も遊んでないゲームさえ余裕で大量にあるのだった。うれしい悲鳴といえばいえるかも。
 古いゲームばっかりやってるというのもなんなので、今度は比較的新しいゲームをやってみるというのがいいんじゃないだろうか。そうなるとピクミンかなー。ピクミン良かったんだけど、なんとなーく途中でヤメちゃったんだよなー。とか思いながらゲーム機の棚を見てみると、キューブの横に64が置いてあって、その64にはゼルダが刺さっていたりする。うわーゼルダやりたいわー。今度こそきちんと基礎のアクションをきっちり練習してエンディングまで行きたいわー。とか思ったものの、これはこれでけっこうな懐ゲーといえまいか。と思ってさらに横を見たらそこにはゲームボーイアドバンスが置いてあったりして。なにしろこの棚のこの区画は任天堂コーナーなので。
 で、GBAといったらそうだ『逆転裁判』。WEB体験版遊んでこりゃオモロとか思って発売日に買ったもののまだ一度も遊んでなかった。それにけっこう総プレー時間短いらしいから、なんつうか手軽に遊べそうな気がする。こ、これだ!
 というわけで次回からは逆転裁判日記をお送りするかもよ?

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2002.05.19(マンガ・アニメの話より)

春だ! だから何だ!

 あーもうなんかスキャナが黒煙を吐きながらガタガタ震動しつつ異音を発するとともにレーザービームとかを全身から全方位に向けて大量に発射したので、今日は画像ソフト等に直で描いたりしてるんですが、気が狂いそうに描きづらかったのでバキの13巻読み直してやっぱり何度読んでも勇次郎の登場シーンで爆笑しちゃってそのまま満足して心地よく眠れます。<完>

 という今日このごろですが、どうも最近時期的に週刊少年マンガ雑誌とかだと新連載シーズンなんでしょうか? 正直よくわかってません(*1)が、たぶんそういったものなんでしょう。
 で、ちょっと間を置いてジャンプとか読んだらあまりの変貌ぶりというか、諸君の愛してくれたジャンプは死んだっつう感じのギレンぎみな感慨に、こう、妙にしみじみとしちゃったりもするんですけど、というかまあ個人的にはジョジョさえ連載されていればそれで十分です。あと三度の食事と暖かい布団があれば。
 いやそうじゃない。ジャンプの話はこのさいどうでもいい。というかジャンプの話はしたくない。そうじゃなく、チャンピオンとサンデーの新連載組とかは気になるわけですよチャンピオン大好きッコとしてはそしてサンデーまあそれなりに好きッコとしては。あとマガジンは読んでません。
 チャンピオンの新連載っていえば、あーなんかオールバックの男がゴルフやってた気がする。←なげやり
 チャンピオンのこの手の垢抜け無いマンガがどうにも苦手なので(*2)速攻スルーみたいなノリになってるんですが、というかゴメンこの前にも新連載は2つほどあったらしいんですが、そこにあることすらも知らずにいたくらいで我ながらもう少しがんばってもいいのではないかと思います。
 というかですな! 新連載組で要注目なのが『無敵看板娘』ですよ。何が素晴らしいかといって、まあおおむね素晴らしくない気もしないではないですが (いい意味で) 、とりあえず個人的にこういう勢い重視の話は大好きなので。むてきヒロインキャラも好きだし。むてきヒロインキャラは本当に素晴らしいと思う。もしかすると最高のヒロイン像はこのマンガにこそあるのかもしれないなんて考えたりもする。まあたぶんそれはない。
 一方そのころサンデーでは『鳳ボンバー』が連載開始されていたのだった。こ、これだ!! いや実際の話くりかえしますがこういう勢い重視の話は大好きなので。この先どう話が広がるのかよく分かってませんが、とりあえず現状かなり勢いだけで読めて先が気になるので非常に期待しております。

 それにしても自分の勢い重視癖はちょっとさすがにどうかと思い始めた。

*1 正直よくわかってません

そもそもそういったシーズンが存在するのかどうかがよくわかっていない。

*2 チャンピオンのこの手の垢抜け無いマンガがどうにも苦手なので

だからといってエイケンがオールオッケーかというとまったくそんなことはないが。ちなみに僕の中では『BM』はあかぬけていることになっています。

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2002.05.19(マンガ・アニメの話より)

物凄い衝撃

 えーと、あー。ちょっとと言わず相当にショックなんですけど、なんつうかサンデーに『焼きたて!! ジャぱん』というあえてジャンル分けするならグルメ漫画に相当するが絶対それ違う(*1)と僕は思うマンガがありまして、それはまあいいんですよ。
 それで今日まで普通に読んだり読まなかったりしてたんですが、なんかこう、違和感というか納得いかざるものがあるというか、なんかが変だなーとか思ってたんですが、今日その意味が明らかになりました。

(小学館オフィシャルサイトより引用)「その少年の名は東和馬。」

 少年……?
 ちょっと待って、え? 東? この人? 主人公? 少年? (この段階でもう様々な思考が周囲を爆走) この主人公、男性だったのか!
 そうなのだ。知らずにいたのだ。もうかれこれ2巻がこの間発売されたというぐらいまで連載を重ねたこのマンガの主人公の性別をずっと勘違いしたまま僕は何の問題もなくオッケーてなもんで読み進めていたのだ。単に田舎育ちで言葉の乱暴なお嬢さんですのうとかウィルソン・フィリップス上院議員 (ディオに歯を抜かれる以前) ばりに余裕しゃくしゃくで見ていたのだ。そういえば河内 (男) と相部屋って変だよなーとか今になって思っているのだ。みんなに男あつかいされて全然訂正しないのも不自然だよなーとか思い返しているのだ。
 こいつはアナスイが男だった (ということになった) 時以上の衝撃だ。そのたとえはおかしい。言い直すと、こいつはヘルシングのインテグラ局長が女だったと知った時(*2)以上の衝撃だ。ローラ・ローラが男だと知った時のハリー大尉(*3)なみの衝撃だ。そういえば昔『サクラ大戦2』で大神とレニ(*4)のエンディング近くともなれば行くぜ相棒まかせろ兄弟的な熱い戦場物になるんだと信じきっていた夢が破れたときの衝撃はこれ以上だったなあ、とかも思った。
 結論。自分の中では東は女性だということで押し通してみることにします。そのつもりで読んでもおおむね矛盾はなさそうなので。

*1 グルメ漫画に相当するが絶対それ違う

じゃあ何かっていうと、あー、思うに『しゅーまっは』と同ジャンル。

*2 インテグラ局長が女だったと知った時

1話目の最後のページ読むまで男だと思ってましたが、そういう人は多かったろうと思う。

*3 ローラ・ローラが男だと知った時のハリー大尉

∀ガンダム。それにしてもハリー大尉は面白キャラだったなあ。

*4 大神とレニ

レニは実は女性だった。いまだに私はこの件でサクラ大戦を許していない。

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2002.05.21(逆転裁判より)

初公判

 ボーッとしてたら気がつけば一日何もしないでいた (月曜)。
 いや正直に言おう! 例によってゲームやるのおっくうだと考えていました!
 だーってさ、WEB体験版1回やってるんだもん。序盤に関してはおおむねこの体験版と同じであろうし、それでいてこの序盤というのがチュートリアル的なものになっており、いやまあそれはプレーヤーにとって親切で大変けっこうな話なんですが、ただチュートリアルというのはたいていこうゲームのサクサクと進む面白さと相反するものがあって、つまり簡単に言えばやんのダルイーとか思ったわけですよ。
 でまあ昨日はうーんとか思いつつ適当にバキの13巻を読み返したり渋川先生はまだ再登場しないのかなーと思ったり範馬勇次郎の登場シーンではさすがにもう何度も読み返してるので爆笑はしなくなったもののやっぱりクスッとはしたりとかしてる間に眠くなったので寝たりしたり。結局昨日やってることはバキを読んでるだけか。どうかと思う。
 で、今日もまた同じパターン (バキなど) にハマりかけたものの、ハッと気付きこのままではまたゲームやるの面倒くさい時空(*1)に引きずりこまれると思い、あわててゲボアド(*2)の電源を入れたわけである。

 で、逆転裁判。裁判を逆転するゼ〜等ひねりなく思いつつまあチュートリアル部分タルイーとかも思いつつ最初のシナリオを始めたわけですが、いやあこれが面白かったりして人生は素敵だ。具体的な理由としては前に体験版をやった時の記憶がほぼ完全に抜けていたせいなんだけど。
 もうゲームシステムからストーリー展開まで見事に忘れてまして、非常に新鮮な気分でドキドキプレーを堪能いたしました。and 最初のシナリオクリア。つうかこの最初のシナリオはもう物凄く単純かつ簡単なシナリオなんですけど(*3)、あーでも面白いなあと思いました。
 短い展開の中にちゃんと頭使う部分があってカタルシスがあってそれでいてちょっと泣かしたりもするこの導入部に僕は相当「こいつはすげえ!」とか思ったのだった。
 ……よく憶えてないんだけど、前にWEB体験版をやった時も同じこと思ったんじゃないのか?

*1 ゲームやるの面倒くさい時空

いちど引きずりこまれるとなかなか戻ってこれない。

*2 ゲボアド

個人的にはゲームボーイアドバンスの略称なんだけど、実際にこう言ってる人を見たことがない。やっぱり普通は「アドバンス」とか「GBA」とか言うのだろうか。なんかどっちも語感がスカした感じでいやだなあ。

*3 最初のシナリオはもう物凄く単純かつ簡単

まだ最初のシナリオ終わっただけなんで詳しくは知らないんだけど、次以降のシナリオはけっこう歯ごたえがあると何かで読んだ。実際最初のシナリオのままで進まれても、少し困る。

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2002.05.22(逆転裁判より)

大興奮

 もう相当な具合でワクワクしながら電源を入れる。
 実際の話、たいていはゲームをやりたいしやれば楽しいだろうなーと思うもののしかし同時にやるのがなんかおっくうだしどうしようかなーとも思い、そんなことを考えているうちにもっと手ごろな手元のバキ13巻(*1)をパラパラやったりして日が暮れる、というのがいつものよくあるパターンである。ところが今日ときた日にはもう直行でゲボアドの電源を入れるというワクワクっぷりである(*2)。それというのもなにしろ昨日は猛烈に楽しかったから。それで今日はどうよ? どんな具合よ? とか思いながら新章を始めると……
 むかし風なアドベンチャーゲームが始まりました。
 こ、これは予想だにしなかった展開だ! と、この時点で僕がマニュアルをろくすっぽ読んでないことがはっきりと成歩堂龍一に指摘されるわけだが。しかし証人たる僕はゲーム買った日に読みはしたもののなにしろもうけっこう昔の話なので完璧に忘れていたのだと返すわけだが。
 そんなわけでいささかとまどいつつ、しかしまあこれはこれでスーファミ時代のある程度古きよきアドベンチャー的でなかなか面白いものもあるなーとか、一度聞いた (もう一度聞いても同じ事の繰り返しになる) 事項にチェックマークがつくシステムは親切で素晴らしいなーとか、「つきつける」コマンドはいわゆる「見せる」のことなんだろうけど追いつめている怪しい相手ならともかく普通の人に「つきつける」っつうのはちょっとどうかなーとか、このゲームにおける指カーソルの異常なアバウトさかげんっていうのはいい意味でも悪い意味でも凄えなーとか、色々考えてたわけですが。それなりに楽しみはしたものの、これだけで今日が終わりではどこか納得いかないという気持ちもあったのは事実。
 だが、法廷パートが始まった瞬間、その辺のアレは速攻で吹き飛んだのだった。面白え! つうかこのゲーム凄え! システム(*3)の段階で面白いんですが、そのシステムの面白さを引きだす怒濤のシナリオ展開がただごとではない。
 逆転、逆転、また逆転、絶体絶命の窮地からの脱出、そして畳掛けるカタルシス! サスペンス物は世の中に数あるが、ゲームとしてサスペンスを意図的に成立させた作品は少ない。そしてここまでサスペンスとしての完成度を高めた作品が果たして過去にあったろうか。とか言い出すくらい今日の展開には夢中になってしまった。
 今日の展開っていうのは、ええと大変重要な人物が殺されて可愛らしい人を弁護することになって第1回目の公判なんですけどね。
 第2回目の公判も気にはなるが、とりあえずアドベンチャーパートをはさむし今日の裁判ですっかり疲れたので寝ることにします。

*1 バキ13巻

最近この話ばっかりしてるなあ。

*2 ワクワクっぷり

ちなみにこれは前にやってた『フロントミッション』がつまらないということにはならない。あれは成長メインのシミュレーションという性質上、あんまりワクワクしたりしない種類のゲームだからだ。

*3 システム

「コロンボシステム」とか適当に名付けよう。

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2002.05.23(逆転裁判より)

疑惑

 最初に言っておくと、今日は第2のエピソード (昨日の続きであり、主人公が大ピンチになる話) を終わりました。正直ゲームやる前までは、今日疲れぎみなのでアドベンチャーパートだけやって終わっとくかー的なところもあったんですが、しかもある選択肢でちょっとした判断ミスをしてしまい、ウワーとか思ってたら救済措置というかゲームオーバーにはならずに話がうまいことまとまってくれて、うーんどうしようかこれは気持ち良く遊ぶために1回リセットしてやり直すというのも手かとも思い、あと今回のアドベンチャーパートでは例の宿泊施設に関わる男性がとても愉快だった(*1)ので、いよいよもってこれで今日は十分楽しんだんじゃないかとすら思えたんですが、やっぱり裁判がそろそろ始まるとなると、ついそこまで進んじゃうのが人情というもの。
 で、今回の裁判なんですが、やけに簡単なのだった。とにかく序盤からけっこう押しまくっておいおいこれは昨日の5倍(*2)は簡単ですよ? とか鼻歌がまじる一方で、ある意味ハラハラはしなくてちょっと退屈だなーとか慢心する始末。とかなんとか思ってたら、いきなり例の自分にとって敵側にあたる人物が突然、逆転の一言をキメたりしたのだった。
 ヤ、ヤベエ! 勝てねえ! と思う反面、こ、これだ! と思ったのも事実。一転してどうしようもない窮地に立たされた僕ですが、もう必死に頭をしぼってさらなる解決策を探す。そしてさらなる逆転を決めた! うわ面白! しかしそこにまたしても逆転! これだ! こうでなくっちゃな! とかいう具合に満喫していたんですが、

 えーと、これここまで言っちゃうと相当ストーリーの中心部分にまで言及しないといけない気がするので非常にあいまいに書くんですが、なんか楽に勝っちゃいました。
 え、こ、これは、いいの!? いやえーと確かにまあ話の流れ的にそうなんですけど、それになんつうか今日も十分に楽しませてもらったんですけど、それにしても、これはオッケーなの? とここまで食い下がるのには訳がある。
 もしかしてこの楽に勝っちゃったっていうのは、実はゲームの救済措置なんじゃないかという気がするのだ。ちょっとだけ。
 最初の方で書いたけど、アドベンチャーパートだとこうミスした結果いかんともしがたいことになったかに見せかけて、別のルートから救いの手が入るようになっていた (んだと思う。なにしろミスしていない方の展開を見てないので) 。裁判パートでこうならないという理屈はない。つまりそうか、僕はうっかり自分でも気付かないうちになんらかのミスをしていて、その結果救いの手がさしのべられていて結果とても楽に話がついてしまったのか。く、屈辱だ! 僕が悪いんだけども。
 しかしその一方で、いやそうでもないんじゃない? とも思える。だってアレだ、その楽に決着がついちゃうっていう一連の展開はこう詳しくは言えないけどストーリー的には非常に筋が通っていたし、全体の流れを知ったいまふりかえって考えても、僕のとった戦略は決して間違っていなかったような気がするのだ。と思うんだけど。
 というわけでけっこうスッキリしない気分で今日はゲームを終えたのだった。いやまあエピローグがまた結構にグッとくるところはあったので、これはこれで良かったんですけどね。なんつうか、こう、ありましょ? ゲームとかで選択肢とかあると自分が100%正しかったという保証がほしかったりしませんか僕はしますよ。
 たぶん一回わざとどうしようもない失敗をしてみればハッキリするんだろうけど、そこまでやるのもちょっとなんだ。第一そこまでやってやっぱり僕が正しかったとかなったら、がっかりにもほどがあるじゃないか。裁判パートまで行くのそれなりに長い道筋通らなきゃいけないんだぞ。というかこのゲーム、メッセージの早送り (Bボタン等の) ができないからなー。

 でまあ、まとまらないまま今日は終わるのだった。

*1 とても愉快だった

僕はふだんゲームのテキストで吹いたりとかしないんですけど、今回は吹いた。しかも2度ほど。ていうかあの顔ズルい。

*2 5倍

中途半端にリアルな数字。

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2002.05.27(逆転裁判より)

失敗とそこから導き出されるもの

 あ、気がついたら3日も日記書いてない。まあそれはそれだ(*1)
 今日も今日とて裁判は逆転であった。意味が通るようで通らない。比較的ラクにいけるのかなーと油断したところに逆転であった。この間もこんなこと書かなかったっけ? そんな調子で裁判が逆転していたんだけど、えーともう少し具体的には若者達のヒーロー的存在にまつわる事件が起こったので、探偵をしたり裁判をしたり。ひどい説明だ。
 本当は今日も探偵パートだけでやめようかと思ったんだけど、やっぱり裁判が待ってるかと思うとつい続きを始めちゃうんですよ困った話。それにしても前回あれほど僕を追いつめた高貴な衣装を着た人が今回はいささか精彩を欠いているのだが、というか裁判が始まる前に主人公も彼の恐ろしさについて一言あってこそしかりだと思うのだが、まあいいか。
 で、今日の裁判。実は精彩を欠くといえばこっちもこっちで相当に精彩を欠いていたのだった。具体的なところをはぶいて書くと、三択問題で2回お手つきをしてしまったのだった。これは2問の三択問題があったという意味ではなく、同じ問題に2回お手つきをしたということだ。簡単にいうと、正しい答が最後まで分からなかったということだが。
 まったくもって自分でもどうかと思うんだけど、というかもう少し考えてからAボタンを押せと自らを激しく罵りたい気分なんだけど、実際Aボタン押した瞬間に「あ、それ違う。その答絶対間違ってる」と気付いてるぐらいで、本当なんとかしよう。
 そんなわけで「!」マークが2個ほど余裕で減ったのだった。
 こう書いてもゲームやってない人には何のことかという感じだろうが、えーとまあ僕もマニュアルよく読んでないので雰囲気で物を言うが、このゲームにおける「!」マークとはライフのようなものだ。想像だが。もっと端的にいえば自機のようなものだ。最初5つあるこれがなくなると、ゲームオーバーとかなんかそんな感じのことになるのだ。ろうか?
 そもそも現在「!」マークが2つ減った状態で今日の裁判パートが終わったわけだが、これは次回の裁判にも引き継がれるんだろうか。だとするとけっこう痛い。わりと余裕がない。どうなんだろう実際。なにしろ今日が初めての失敗なので。

 あ、そうか。
 前回の日記で、あれは失敗だったんだろうかそれとも正しい選択だったんだろうかといろいろ頭を悩ませていたけど、考えてみたら「!」マークが減ってないからやっぱり正解だ。
 本当にもう少し考えてからAボタンを押したり日記を書いたりしろと言いたい。

*1 まあそれはそれだ

ひどい話だが、以前のドラクエ日記で半年間にわたりドラクエにかかりっきりで他の更新をしないというすごい状況になってしまったことの反省から、今回のゲーム日記は「ほかにやることがあれば書かないことにしよう」をスローガンに今日もがんばっている。しかしその決意を今日に至るまで日記のどこにも書いていないのだからいいかげんだ。

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2002.05.28(逆転裁判より)

ふぁみこん昔ばなし

 今日も今日とて裁判が逆転するかと思いきや、例のアドベンチャーパートが思った以上に長めだったので裁判パートで「つづく」の文字が出たところで終了しました。
 あと、「つづく」の文字が出た段階でついノリでセーブしないまま電源切りそうになった。オートセーブじゃないっつうのこのゲーム。あぶない。真剣に。

 で、アドベンチャーパート。あ、正確に言うと探偵パートか。
 もちろんこのゲームのキモは裁判パートなんだけど、いっぽう探偵パートは探偵パートで普通に面白いっつうか、まあ古きよきファミコン時代の選択式アドベンチャーゲームの感覚で遊べてけっこう楽しかったりもします。ていうことはあれか、逆にファミコン世代じゃない子とかにはなんか退屈だったりとかするのかな。ただいわゆる「コマンド総当たりじゃないとフラグ(*1)立たない」みたいな理不尽なところは少なくて、むしろ必要と思われることだけしてればきちんと話が進むようになってるんでけっこうエライっつうか、今の視点で見てよくできてるとか思うんだけど。
 昔のアドベンチャーは実際いま思いだすと本当にひどかった。この状況でそのアイテムをこの人には見せないだろどう考えても!とかいうことをやらないと次の展開が起きなかったり平気でしていた。といってもその見せたアイテムによって「こ、これは……」的な展開が起こるのはまだいい方で、見せても「なんですか、それは?」とか言われるだけで、しかもそのセリフは他の関係ないアイテム見せてもやっぱり言われるような使い回しのセリフで、それでいてそのセリフを聞かないと別の場所の別の人が現れないという感じの目茶苦茶なフラグの使い方をしていたゲームとか、本当余裕でいっぱいあったからなあ、昔。
 とかいう感じでおじいちゃん先生たる僕は昔話に花を咲かせるわけですが、えーと一応現在の進行状況を書いておくと、複数の新登場人物とあれこれしつつピンチ状態で裁判に突入するところです。最初からピンチ状態というのはある意味逆転が強く望まれる状況なので、次回はけっこう楽しみですよ。

*1 フラグ

この言葉が一般的なゲーム用語なのか、それともちょっと社会生活的にいただけない人たちだけが使う言葉なのか、いまだによく分からない。

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2002.05.29(逆転裁判より)

ヒットディレクション

 今日も面白かったー。
 で終わろうかと思ったんだけど、さすがにそれはまずいだろう。実際今日のところは非常に面白かったんだけど、しかしけっこうあーなんつうかこの話をしちゃうとまだ未プレーの人の楽しみをいささか損ないかねないところもあるのだった。まあ、深く踏みこむつもりはないけど、「こんな感じのことが起こった」程度はやっぱり書かざるをえないので。
 あーじゃあここからは未プレーで驚きを大切にする人は読まないように、ということで話をすすめる。

 僕は今日も今日とて裁判を逆転しようとしていたのだった。特に今日は大ピンチであり逆転しないことには夜も日もあけない雰囲気だった。
 ところで本筋と関係ない話。推理の流れ上、正しいはずの証拠品をつきつけたらそれ違うって言われて減点されてブルーになりました。その証拠品とよく似た機能をもつ別の証拠品をつきつけるのが正解だったんだけど、そういうのはよくないと思う。これはトリックとは言えない。
 まあそんなことを経験しつつ、あーもうガッカリさー今日はリセットしちゃおうかしらーとか思っていたところ、事態は意外な展開をみせる。いや本当に意外な展開だったのだこれは文字通りに。
 そして明らかになった新事実をもとに推理を組み立て直していくと、あ、あれ!? これって、そういう事だったんですか? という衝撃の結論が導き出されたのだ! いちおう詳しいことは言いませんが、とにかく導き出されたのだ!
 これには参った。だって、明らかに意外な結論なんだけど、筋道とおして理論的に考えるとその結論に落ち着かざるを得ないのだ。はたしてその結論は正解で、その結果をもとにゲームは再び探偵パートに進むんだけど、その話はまた明日。
 そんなことよりもこの、「いかにも信じられないような、しかし正しい結論にプレイヤーを誘導する」というしかけに僕はしびれた。えーと推理小説とかでは「いかにも説得力のある、しかし間違った結論に読者を誘導する」いわゆるミスディレクションというのがあるけど、その真逆でヒットディレクション (たぶん英語的に間違ってる) というのは初めて見た。たぶんゲームだからありえるギミックだ。これが小説だったらやっぱり興ざめになるんだろうなー。
 こういうゲームならではの、新しい表現というのに僕はどうにもしびれる。ゲームを楽しむ以上に「うわー、すごい発明」とか思っちゃってそれどころじゃなくなるんだから、プレイヤーとしてあんまり正しくはない気もする。
 あーそれでも今日のこの展開はいやふつうのプレイヤーとしても純粋に楽しかったし、そんなわけでこれからもこのゲームを素晴らしいと言い続けていこうと思ったのだった。

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